雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

虹のごとき歌聞こゆるよ耳うらにひかる太古の触角あれば

2022-11-30 21:45:00 | Weblog

 ふと


 



 穏やかな一日に

 愛と感謝





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冬の幹樹液こほれば透きとほる歌響かせむ初雪を呼ぶ

2022-11-29 21:32:00 | Weblog

 冬に。


 



 穏やかな一日に。

 愛と感謝。

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雲母(きらら)剥がす冬空蒼し胸底には心臓あれど何を動かす

2022-11-28 21:18:00 | Weblog

 冬空に。

 


 
 静かな日、愛と感謝。


 

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まばゆしや明日は冬とか少女らの頬やはらかに小春陽の降る

2022-11-27 10:45:00 | Weblog

 冬薔薇が咲いた。

 冷たい雨が降りしきった昨日とはうってかわり、今朝からさわやかな青空。

 この春夏はあまり手入れをしなかったのに、エンブレム、という黄色い薔薇が形良く咲き、喜んでいる。

 





 おだやかな陽射し、愛と感謝。

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雨ひそひそ小声で問ひぬびい玉の碧(あお)さに似たる片恋のこと

2022-11-26 21:23:00 | Weblog

 ふと、昔を思い出して。

 そんな内緒話をした友達は、みんな亡くなってしまった。

 少女時代の繊細な記憶だけが、なお古びもせずに新しい。

 



 今日は、施設の母をランチに連れ出した。

 景色の良いレストランで、施設ではあまり食べられないメニューを、彼女は不自由になった手を懸命に使って美味しそうに食べ、その後、ちょっとショッピングをし、彼女は嬉しそうに、また少し寂しげに、施設に帰った。

 コロナのために、なかなか面会も叶わない。

 それでも、この穏やかな平和がありがたい。

 神に感謝。

 愛と感謝。

 
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雨聞けば問ひたきことは残されて雫のごとく睫毛に光る

2022-11-23 17:18:00 | Weblog

 雨音に。

 
 


 
 静かで幸せな一日だった。

 愛と感謝。




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冬の夜の星座ちりばめ歌ひなば光年届く相聞となれ

2022-11-22 21:13:00 | Weblog

 冬の星座に。

 


 もうじき12月、待降節に入る。

 あっというまの一年、ともかく、久しぶりに一人芝居が上演でき、しかもご好評いただいたのは、私にとって、大きな出来事だった。

 そのほかにも、家族の病や何やかや、いろいろ抱えているが、ともかく穏やかに過ごせている。

 この時の流れに感謝。

 全てに、愛と感謝。

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夢のまへさまよふ現(うつ)つ人生は長き芝居か夢のあとにも

2022-11-20 19:54:00 | Weblog

 SFKギャラリーでの一人芝居「シャルケン画伯」

 冷たい雨の中、予想外にたくさんの方のご来場いただいた。

 オーナーの山鹿さんのご配慮さまざま、会場スタッフのみなさん、そして素晴らしいセッションをしてくださったフルート奏者の小倉知子さん。

 みなさまに感謝。

 






















 暖かいご感想をいただき、こちらこそ感動している。芝居はもう。。。と考えていたのだが、これをきっかけに、また時々企てたいと思う。

 ありがとうございました。

 主に栄光を。

 神に感謝。

 愛と感謝。

 


 
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ふゆ蝶の軌跡や空に茜雲ひとすじ伸びて海をなぞりぬ

2022-11-12 20:38:00 | Weblog

 安房美術会秋期展、解散。

 












 私は「母」の肖像画と、伝レオナルドのデッサンからおこした「ミゼレーレ」を出品。

 


 コロナ禍は変わらないが、ぼちぼちと展示やイベントなどは開催されるようになった。

 遠近の国際情勢が不穏で、日本もいつこの世界的動乱に加わらなければならなくなるかもしれない状況、身近な平和と安定がしみじみと嬉しい。

 








 全てに感謝。

 主に栄光を。

 愛と感謝。


 


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冬晴れにまぼろし追ひぬ許されて君見ゆる日も十字架を持つ

2022-11-08 20:48:00 | Weblog

 SFKギャラリーで、フルート奏者小倉知子さんとリハーサル。

 






 黄金のフルートで、彼女の柔らかい音色の伴奏をいただき、大変気持ち良い芝居ができそう。

 この物語は、おそろしい顔をした魔物が人間の無垢な美少女に恋をして、彼女と無理矢理添い遂げる、というストーリー。
 怪談なのだが、懸命に少女を追いかける魔物の姿に、語り手の私はなんとなく同情してしまう。少女は必死で逃げ回るがついに最後は魔物の世界に入る、つまり殺されてしまう。
 が、その経緯もポエティックで、メランコリーな優しさ、悲しさをたたえる。
 魔物の一途な恋、それから少女の元恋人である人間の若者シャルケンの思慕。。。どれも、かなしげで美しい。
 原作の、ゆるやかな夢のような雰囲気を、フルートの音色を織り込んで語り伝えたいと思う。

 愛と感謝。
 

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アルファポリス