雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

口笛は空の心とスナフキンなら少年だからいつも旅立つ

2014-11-30 17:05:55 | Weblog



 横浜そごうに「トーベ・ヤンソン展」を見に行ってきた。最終日で混雑。





 そんなにじっくり詠んだ世界ではないけれど、やっぱりなつかしかった。スナフキン、あこがれたものね。



 みんなスナフキンが好きみたいだった。吟遊詩人ておとぎ話の世界の住人。



 ムーミンコスチュームで写真撮影ができるコーナーがあって、スナフキンの緑の帽子が一番人気。わたしも。









 妖精の世界に心を遊ばせた作家の姿を想像しながら、膨大な作品を鑑賞。彼女はホビットの冒険の挿絵も描いていたのね。これもひとしおなつかしい。













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書きかけのノート閉づるごとあなたには心のなかへ言葉をしまふ

2014-11-29 20:16:23 | Weblog



 一日の終わりに。








 今日もできることを済ませ、静かな気持ちで感謝。






 楽器は弾くほど、こっくりしたよい音で応えてくれる。もうちょっと左手が強くなるといいんだなあ。






















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少女たちの赴(ゆ)く野は踊るほそやかに爪先立てて風がひかるよ

2014-11-29 11:49:38 | Weblog
 

 翠琴晶、夢浮橋第6話を「さゆらもゆらに水晶虹彩」にアップしました。






 喪失と実在は、形象が手のなかに現在ないかぎりひとしいのではないか、などと考えながら書きました。



 何か、とても大切なものがほんとうに在ることと、ほんとうに無いこと、在ったことと、無かったことの区別は、個人の内面では等しい質量の凹凸なのではないか、などとちょこっと形而上的なことを考えましたが、結果は、やっぱりふわふわゆらゆらした世界です。





 詩的なヴィジョンのなかで遊んでいただけましたら。













 
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うなじ垂れいのりの手して床を拭くイエスの像の見ゆるなら今

2014-11-28 19:00:09 | Weblog



  今日もよくつとめた。







 丁寧な一日だったと思う。











 誠実にイエスをうたう。「仕えるひとになれ」と説いた、その姿を見つめる。もっとも、どんな職業であってもそのような心で果たすならすばらしい。




 自分がいたらない、と思えることはすばらしい。まだ進歩してゆくことができる余白、があるから。








 感謝。さまざまな学びのあった今日でもあった。
















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プレアデス少女の逸話素足にて光年めぐれ地球踏むごと

2014-11-27 16:26:58 | Weblog


 今度は早々と未来の12月号が届いた。



 うわ、と驚いたのは、また「夏韻集」の巻頭の光栄をいただいたこと。


 これは過分では、とどきどきする。

 みなさんに申し訳ないみたいだ。






 伝統ある未来に、わたしみたいな風変わりが? え? 



 でもやっぱりうれしいので日記にアップ。




 いずれまた心にとまった歌を日記に掲載させていただこうと思う。





 
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奏でれば日々の雫のゆびさきにしたたるばかり透きとほる音よわたしを超えて

2014-11-27 09:39:30 | Weblog



 このような音色で今日も奏でたい。



 








 あるがままのわたしを、また少しずつ高めてゆく。お年賀状のためにお習字をする。筆も使わないと、ぎこちなくなってしまう。









 いつもあるがままでいいんだけれど、素のままのわたしを、ちょっとでも「まし」にしたい。音や筆あとは、うそをつかないから。











 










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雨の音を弦に奏でて声を織る水面見るごと白鳥降りよ

2014-11-26 19:06:41 | Weblog



 一日のおわりに。








 よい日だった。できることは全部できた、と思う。




 仕事をし、家事を済ませ、チェロを奏で、少し小説を書き、歌を詠み、これから晩御飯をつくる。


 自分なりに手の届く、やさしくゆたかな時間だけで今日も終わる。


ときどきへこんだりするが、汚れたり濁った感情は持たないで、この五年、いや、十年が過ぎた。チェロの音にそれが現れればいい、声にも。



  それを祈る。



 神さまがご存知だろう。








 感謝。
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落葉を飼ふおみなゐてさくさくとパンと肉とを挟みて食べぬ

2014-11-26 11:54:44 | Weblog



 寒い雨が朝から降り続ける。





 部屋をあたためて雨や風の音を聞き、雨脚を眺めるのはこころよい。



 けれども、このつめたい季節に、なお被災者はいたんでいるのだろう。十分な暖をとれない人もいるに違いない。










 身のまわりのささやかを片付けながら、心はときどき自分ではないところへ飛ばす。








 今日もていねに過ごす。




 12月のパフォーマンスの総ざらいを始めている。


 言葉をしゃべる声より、楽器の紡ぐ音色をゆたかに響かせたい。ソロなので、弦一本の勝負だ。
















 
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冬映えの翳のさなかに紅葉の地(つち)に出会へば匂ひまばゆし

2014-11-24 10:14:48 | Weblog



 紅葉が大地に触れる瞬間を想像して。







 冬の影はあかるい。翳、というたくらみのある単語を使ったのは、明るさの感じを「羽」という部首で表現したいから。


 陽光が希薄になり、その分陰影も淡く、長くなる。真夏の濃い、黒い影ではなく、静かな明るい翳の中に色づいた葉が落ちてゆく。



 深紅の葉っぱにであった地面は、きっとどきどきするだろうなあ

 


 朝のお稽古をすませて、ほっとひといき。



 このごろ、D線の音がとてもいい感じ。C線は、深呼吸するように大きく肘を使って、ゆたかな音を奏でようとする。

 ピアノでもフォルテでも、音はゆたかでなくちゃね。至りませんが、毎日精進。









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味噌を溶く刻み目ただしく宵過ぎぬちひさき仕事よろこび済ます

2014-11-23 19:55:41 | Weblog



  お味噌汁と、サトイモ、大根の煮物。おひたし+何か。これが晩御飯。








 今日も丁寧に終わる。夕方チェロも⒉時間弾けた。だんだんいい音になってゆく。


 心から語りかけた分だけ、素直に楽器が自分の望み通りの音色を出してくれるようになる。




 一番高い弦の音が、まだ硬い気がする。高音域はソフトに、ただ甲高い音ではなく、ゆとりのある声を出して、と念じながら「タイス」をお稽古する。

 そうでないと神経質な音色になってしまう。すうっと空に抜けていくような声でうたって、と語りかける。







 よい一日だった。








 感謝。







 感謝。





 




 
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アルファポリス