1日にアクアが亡くなって3日目。長い3日だった。一週間も過ぎた気がする。
ペットロスの打撃がひどいのは、数年前の愛犬ベルの死で味わった。今回はあの時ほど失調はしていない。
だけれども、アクアが死んでしまったことを、お母さんに知らせなくちゃ、と考えてしまう自分にはっとする。母は7月に亡くなっているのに。
母は私に言っていた
「アクアを路頭に迷わせてはいけない」
つまり、私がアクアを最後まで可愛がれと。
まさかこんなに早くアクアが逝ってしまうなんて。
2016年6月から今まで、アクアは私のそばを離れなかった。
予想外の母の急死と、アクアと、夢を見ているようだ。
アクアの柔らかい手触りや抱えた時の暖かさ、重さの感覚が、私の腕や手に残り、アクアの寝室には、彼の匂いがする。夢ではないか。アクアがいない。
今日、アクアの部屋を片付け、私の楽器の練習室にした。楽器の匂いでアクアの気配が薄くなった。
犬でも猫でも、金魚メダカでも、ペットは愛だけの存在だから、失った時の悲しさは、大変だ。
チェロを弾いていると、音楽の情緒に昇華されて紛れる。今日もよく弾いた。おかげでビバルディがだいぶ進んだ。
アクア。
いつかまた会いたいね。
良い日だった。
愛と感謝。
雪香さんのかなしみ、いかばかりかと存じます。
つたない言葉で申し訳ありませんが、お悔やみ申し上げます。
雪香さんのビバルディ、聴きたいです。
アクアは、わがままで賢い子でした。
典子ちゃん、また館山に遊びに来てね。