雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

ふくふくと土持ち上げて伸びてくる夕顔の芽に夢中になりぬ

2021-04-30 20:29:00 | Weblog

 4月21日に蒔いた夕顔が2つ発芽!

 早朝発見してから、おかげで今日はずっと嬉しい。

 多色の朝顔とは異なり、夕顔は白一色だが、上品な、仄かな香りがあり、7月から10月にかけて、花が開き始める午後3時過ぎから夜明けまで、庭じゅう幻想的な雰囲気をくれる。
 私は今から夏の夜の夢香を期待してわくわくしている

 朝と夕方の画像。一日でこんなに大きくなった。
 

 






 
 それから、鉢植え薔薇のカインダブルーの葉っぱがハート形💕

 




 たぶん、虫食いの偶然だが、それもまた自然の恵み^_^

 ハッピーな日だった。

 感謝。


 
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身めぐりに響く雨音なぜ生きるまこと全てに信望愛と

2021-04-29 19:48:00 | Weblog

 雨の薔薇が綺麗だ。

 今日も全てに感謝。

 







 

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いにしへの安見児のごとうつくしい薔薇が開くよ庭かがやきぬ

2021-04-28 21:06:00 | Weblog

 薔薇たちに。

 3月にお値引きで買った時には弱々しかったパレスが、無事に育って満開。中輪咲きの濃いピンクは可憐な姿で、パレス、宮殿という豪華な名前には距離感。

 だから、万葉集の藤原鎌足の歌を引いて、やすみこ、などと比喩してみた。天智天皇から宮廷に仕える采女のなかでも一番の美少女、安見児を賜った鎌足の喜びの歌。

 我はもや安見児得たり皆人の得がてにすてふ安見児得たり

 采女は下級女官で、地方豪族の出身者が多かった。

 我が家のピンクの薔薇も、どこか素朴なラ・フィーユ・マル・ガルデ、田舎の美少女、みたいな感じだ。

 








 それにしても花々は本当にすてきな喜びをくれる。

 自然の恵みに感謝。





 

 

 
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月あかり道ひとつ行く影はふたり言葉選びて祝ふ誕生日

2021-04-27 21:30:00 | Weblog

 今夜、塩見のリストランテ、ベッカフィーコで夫の誕生日祝い。

 私はひさびさにベルモットを楽しんだ。ベッカフィーコの料理は美味しい。他県のファンも多い。

 












 味覚と心に幸せな日だった。

 帰路、夜空の満月が明るかったので、こんな歌。

 すべてに感謝。

 


 

 
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新緑をまばゆきばかり映したる朝少年の額(ぬか)まだ白き

2021-04-26 21:52:00 | Weblog

 ティタイムリサイタルを終えた。

 拙く、ささやかな催しながら、遊日ギャラリーの協力をいただき、つつがなく完走できた。

 悪夢のような災厄の渦中、詩人たちの純粋な精神、言霊に触れていると、ひたひたと心が自由になり、洗われる。それはそれは、美しい夢だ。

 詩や音楽には、抑圧された心を解き放つ癒しの力がある。そんな催しをこれからも時々続けたい。

 庭の薔薇たちが次々と咲く。

 












 


 咲いてゆく花々を眺めていると、時の流れはこんなにも美しい変化の姿を現象してくれるのか、と思う。

 あたかも、コロナ感染者死者数が日々の変化のバロメーターさながらの昨今、手をかけて育てた薔薇の艶やかさが心にしみる。

 神に感謝。

 






 
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過ぎし日の面差し残す女人来てふくよかに笑み周りを照らす

2021-04-24 21:35:00 | Weblog

 リサイタル第一日め。


 20数年前からの友人がはるばる訪ねてくれた。再会は10年ぶりだろうか。

 彼女と親しく交流していた頃の出来事は、つい昨日のように思い出される。以前より口数が増え、全体にゆったりと明るくなっていた。
 目鼻だちの整って愛らしい顔立ちだが、やや俯きかげんに感受性鋭い少女時代から、結婚、出産を経て、人生経験が彼女の雰囲気をゆたかに、前向きにしたと思う。

 それから、安房詩人会の会長、前原武さんも参加してくださり、尼崎安四についての貴重なお話しをして下さった。
 私はこの方から尼崎安四を教えられ、この朗読リサイタルを企てた。
 立原道造、尼崎安四、ほぼ同い年で、ともに優秀だった2人の天才詩人の作品は、じつに対照的だ。
 繊細で、洗練された感性のレース編みを極め、青春だけを生きて、結核により夭折した立原。
 京大出のインテリでありながら、わざわざ一兵卒として太平洋戦争を戦い、戦後も不器用な生活の労苦を重ねながら、真摯に詩作を重ね、稀に見る深遠な言葉の彫琢を残した尼崎。彼も38才という男盛りで没している。白血病だった。

 私が今読み取る立原と尼崎の共通項は、純粋、イノセント、自己のナイーブな本質の認識、個人主義。2人の作品が、永遠に読み継がれてほしいと私は願っている。


 


 花束はお客様からいただいた。御自宅の花壇から、と。

 良い日だった。

 すべてに感謝。




 
 

 
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うつしよの君はいそかず薔薇となり海を背にして(かひな)開けり。

2021-04-23 14:28:00 | Weblog

 薔薇に。

 我が家の複色大輪を、私は自分だけの名前で、レディ・ガーネットと呼んでいる。

 初夏の光を浴びながら、堅い蕾をゆるゆるとひらいてゆくさまを、一日中何度も眺めて楽しんでいる。


 









 明日は、この薔薇の花のような音色で奏でたいと思う。

 リサイタル会場は、遊日ギャラリーに変更されました。

 



 

 感謝。




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はなびらをほどく優しき風あらむ天のめぐみの初夏の薔薇

2021-04-22 20:36:00 | Weblog

 新しい薔薇が開き始めた。紅と白の複色大輪。名前はわからない。

 




 苗から育てた花がすくすく太り、きれいな花を咲かせると、とても嬉しい。

 カトリックでは、5月はロザリオ、薔薇の月。聖母月でもある。

 全てに感謝。


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裏捨てて野鳥の視線飛ぶ空はただ透きとほれ明日だけが来る

2021-04-21 21:01:00 | Weblog

 空に。今日も晴れて、良い天気だった。

 今年は甘夏、蜜柑、金柑など柑橘類の庭木が満開で、あたり一面その芳香が満ちている。夜にはことに、しっとり香る。

 

 ペンドローイング、赤い薔薇。


 時々苗を買って、いつのまにか増えた鉢植え薔薇も、良く咲いてくれそう。

 草木や、花たちに感謝。
 


 
 
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定められた調和さながら弓を抜く一期一会に音いろ残らば

2021-04-20 20:18:00 | Weblog

 静かな日だった。


 




 朝の庭。我が家の鉢植えや庭の草木を、私は勝手に「月の園」と名づけている。

 朝夕に、それを眺めるのが楽しみ。

 感謝。

 

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アルファポリス