雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

灼熱のアスファルト揺らぐ逃げ水を怒り哀しみ問はぬ伴走

2022-06-30 20:23:00 | Weblog

 酷暑に。

 


 あちこちで向日葵が咲いている。もともとの大輪咲きよりも、近年は品種改良された小ぶりな花が多い。ミニチュアは可愛らしいが、真夏の太陽そのものの向日葵らしい、逞しさと頼もしさは感じられない。
 プランターや小さな庭では、茎太く、葉付き盛んな大輪は難しいのだろう。

 とにかく暑かった。多少バテ気味。今からこれでは大暑残暑が思いやられる。

 次は向日葵を描こうと思っている。画像はそのお手本のヴィンテージ。過不足なく、上品な佳作と思う。色使いなどは少し変えるつもり。

 愛と感謝。

 
 

 

 

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ほとばしる夏空へ行け隠れなき背きにしてもこの美しき瑠璃

2022-06-29 21:21:00 | Weblog

 夏空へ。

 


 ワイアット・アープの肖像写真。
 伝説的な正義の保安官、ヒーローは、その容姿、顔立ちもいい。役者として映画俳優にもなれそう。年齢を重ねても立派な姿を保っている。


 梅雨が明けて、今日も暑い日だった。

 愛と感謝。




 
 

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うらおもて見つめ尽くして夏になりぬ貌を磨きてひとり旅せむ

2022-06-27 21:13:00 | Weblog
夏に。

この一週間、しばらく晴れ続き、もしかしたら、もう梅雨明け?

今はから梅雨にせよ、末期の豪雨が心配。コロナはだいぶ穏やかになってきたが、安心にはまだ遠い。医療現場や死者の現況は曖昧なままだ。


 


 ビザンチンのイコン。

 試しに、このようなスタイルで描いてみたいと考えている。それが自分に合うかどうか描いてみないとわからない。
 ビザンチンからもう少し時代を下がり、初期ルネサンスのフラ・アンジェリコの晴朗な画面などにも憧れるが、空間を埋める細密装飾が私に描けるかどうか。


 静かな日だった。

 愛と感謝。

 






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夏の陽を汗を痛しと感ずるは黄昏ながきうつそみなれば

2022-06-26 21:10:00 | Weblog

 油彩F4号  イノセント。

 


 
 少女時代にもしも美術系大学へ進めたなら、古典技法を学びたかった。こんな人物画を描いていると改めて思う。
 今は気の向くままにテーマとスタイルを探しているが、どんな道筋にせよ、人間を描くのはやはり面白い。そして、作品に良いモデルは必ず要る。想像で細部まで描き尽くせる画家はもちろんいるに違いないが、私にはモデルやリアルな資料、教材が欠かせない。

 隙間時間で描いているアマチュアに過ぎないけれども。

 主に栄光を。
 神に感謝。

 愛と感謝。

 

 

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真夏なれど冷たき淵を覗くたびに瑠璃てふ水はいづくにか行く

2022-06-25 20:22:00 | Weblog

 ふと。

 


 今日はここまで。

 家族の気遣いを貰って、今日はまるまる油彩に没頭できた。小さい絵だけれど顔はほんの微妙な一筆で、器量も表情も変わる。モデルそっくりに描いてはいない。

 私の想定するイノセントな少女。

 愛と感謝。


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脆き糸のふつふつ切るる驟雨かな水の面(おも)には水が映りぬ

2022-06-24 20:08:00 | Weblog

 ふと。
 
 


 少女を描き始めた。小さな絵だ。

 甲府市では明治時代のイノセントを描いたから、今度は金髪碧眼の無垢にしよう。どちらの童女も子猫を大事にしている。

 愛と感謝。



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歪みたる風景見つつ消えてゆく憎しみなれど人は帰らず

2022-06-23 22:45:00 | Weblog

 ふと。

 



 ダリの作品。不安な、終末的画像。このネット画像では、細部がよくわからない。ただとても上手な作品。たぶん、ダリはあらゆる技法を駆使し、自在に描けるので、彼の内的な危うさをパフォーマンスしても、ほとんどの作品自体は少しも危なげがない。彼の画力の方が、彼の不安や狂気を呑み込んでいる。
 もどかしい言い方だが、たとえばムンクなどは違う。いくつかの代表作は、狂気が画家の才能を食ってゆく雰囲気だ。それが迫力であり、魅力でもあるが、知的形象は溶け崩れて「叫んで」いる。が、そのムンクにせよ、基礎に優れた描写力を持っていた。

 ダリの逸脱や不安定は、むしろ出来すぎる力の過剰な。。。好奇心、全能感、かもしれない。
 曖昧な言い方だが。。


 愛と感謝。

 

 

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分かち合ふ心書きたる七夕の飾り優しき文字になごみぬ

2022-06-22 21:23:00 | Weblog

 油彩薔薇  F8号

  


 梅雨曇り、でも時々晴れて夏の陽射しがまばゆかった。

 数日忙しく、少しばかり疲れ気味だったが、用事が済んだ午後も何となく休みそびれて絵を仕上げた。今は体力ストレスよりも、気持ちの方の負担が大きい出来事に対応しているので、空き時間は単純に綺麗なものや、好きな音楽にひたるとリフレッシュできる。

 愛と感謝。


 主に栄光を。
 神に感謝。

 

 

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水面打つ雨足古きネガのごと寂しき画像を次々降らす

2022-06-21 15:13:00 | Weblog

 油彩、薔薇。

 


 今こんな感じ。


 今日はまた雨。

 愛と感謝。




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まなざしを飾る睫毛のやはらかさ素直なままに生きて死にたし

2022-06-19 19:41:00 | Weblog

 ふと。

 また薔薇を描いている。薔薇の繊細な花弁の襞は、人間の瞳を守る睫毛のようだ。

 


 今日はここまで。


 愛と感謝。

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アルファポリス