釣鐘草に。
カムパネラ。これは銀河鉄道の夜の主人公のひとり。
彼はいなくなってしまう。
じつは溺れた友人を助けるために、川にとびこんで、自分が水にのまれてしまう。
賢治は仏教徒だったとか。
カムパネラは、彼のともだちのために身を投げ出した。
女名前のような少年。賢治のこころのなか棲んでいたんだろうか。
彼の作品の少年たち、無垢で素朴だ。又三郎も。
7月13日(日)に、ひさしぶりに雪香のソロ舞台、雪の会を貴族で催します。
朗読と細棹三味線のひきがたり。「やまなし」
午後3時開演、2000円、1drink。
ささやかですが、お越しいただけたらうれしゅうございます。
指のあわいからこぼれおちる砂のように
過ぎ行く一瞬ごとの時間をいつくしみたい、そんな試みでございます。