市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

夜のふかさ知り初むひたひ月蝕の手触りのごと夢枕たつ

2008-06-01 20:58:40 | Weblog

 夜に。


 画像はレオナルドの。

















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あてやかに睫毛そよげり六月の聖母は梔子に寄りてやさしむ

2008-06-01 19:33:36 | Weblog

 玲瓏の六月歌会



 出詠さまざま、批評・感想もいろいろ。



 すこし遅れてしまったわたし、歌を選ぶゆとり、せわしなかった。



 わたしの出詠歌は……でした。


 おひとそれぞれ、人生の軌跡を持った上でのよしあし、好き嫌いを、耳なだらかに聴く。


 



 歌会だけで失礼して、帰りがけにまた教会にたちよる。

 朝はほんとに心せわしく、静かに心を統べるひまもない。


 もう扉がしまっているかしらと思ったけれど、まだ開いていた。

 ひとけのない大聖堂で、いっとき放心させていただいた。



 六月、もうじき梅雨。


 紫陽花とならんで、梔子が情緒を添える。


 そのぽったりした白さと芳香、雨の憂いをなだめてくれる。

 好きな花のひとつ。


 おとめマリアにも、失礼ではないだろうと思って、ひとつ詠って。






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アルファポリス