夢の記録。
マイヤ・プリセツカヤが現れ、わたしに重厚で華麗な唐草彫りの箱のような、あるいは額縁のようなものをくれた。かなり大きい。一抱えもある。
夢のなかで、彼女と会うのは二度目、ということになっている。
水色の眼に、アップに結った金髪で、ほんもののプリセツカヤがブロンドかどうか知らないが、わたしは整った彼女の貌をながめて、グレース・ケリーに似ていると思った。
わたしは彼女のファン、という立場らしく、マイヤはその箱を自分の「サイン」としてくれた。
このほかにも二つ、それぞれ少年とヒグマ、チェロと少女劇団などなどが出てくる、やはりきれいで不思議な夢を見たのだけれど、いちばん印象的な夢を書いておく。