日支事変の解決と、あわよくば、南方問題解決という二兎を追いはじめたために、国策思想の混濁が生じ、ついに南方問題解決の思想の延長が、南部仏印進駐にまで発展してしまった。事、ここにいたっては、神様の力をもってしても、どうすることもできない。 . . . 本文を読む
店先で涙を流す青年に店主が気づいて、「寒いから中でお聴きなさい」と声をかけた。店主は五味の身の上を聞き、後日、部類のオーディオファンである「新潮」の編集長、斎藤十一に紹介してくれた。これが五味にとり運命の出会いになる。 . . . 本文を読む
断っておくが、筆者自身は「桜を見る会」が開催されようが中止されようがあまり関心はない。運営に適当でない部分があれば、改めるのも当然だろう。ただ野党やメディアが、以前からこの会に関心を示し、問題点があると指摘してきたとは到底思えないため、また難癖をつけていると受け止めてしまうのである。 . . . 本文を読む
ユダヤ人たちも最初は太陽崇拝の信仰を持っていたと考えられます。太陽崇拝は、世界のどの民族にも共通する信仰です。日の昇る方向へ移動していけば、必然的に日本列島にたどり着きます。日本は、太陽の昇る国です。 . . . 本文を読む
同様に宮城県の吉田川でも、対策完了に3年以上かかるという理由で対策されなかった地点で決壊が生じている。この河川では3カ年以内に完了できるということで対策が行われていた区間においては決壊氾濫は生じなかった。つまり「しっかりと投資した箇所は決壊を免れ、そうでなかった箇所で決壊が生じた」のは、何人たりとも否定し難き事実なのである。 . . . 本文を読む
誠実はすべての成功の基本要素である
( バックミンスター・フラー )
Integrity is the essence of everything successful.
( R. Buckminster Fuller ) . . . 本文を読む
あなたは、どれだけ頭がよくなればいいと思っているだろうか。IQ(知能指数)が上がれば、他の人より優れた考えを持てると思うのだろうか。現在のあなたより頭がよくなれば奇跡が起きるのか。実際、あまりに多くの人がこのIQという数値に惑わされている。 . . . 本文を読む
欧州では近年、ソ連・共産主義体制の「犯罪」を調査、検証する動きが活発になっている。第二次世界大戦において、スターリン率いるソ連が、ナチス・ドイツを打ち負かす上で大きな役割を果たした。そのため戦後、ソ連は「正義」の側に位置付けられてきたが、そうした歴史観は間違っているのではないか、という議論が起こっているのだ。 . . . 本文を読む
【久野】 『日本書紀』は当時の国家的プロジェクトであったということですね。そのような『日本書紀』の実相に迫るのが本書の大きなテーマですが、たとえば政治家が『日本書紀』を取り上げようものならすぐに噛(か)みつくのがメディアです。 . . . 本文を読む
中国人エリートの多くは本心のどこかで、欧米や日本などの文明度の高い先進国に憧れている。そして自分たちの子供の未来を、「わが愛すべき祖国」に託そうとは決してしない。欧米や日本などの外国に託したいと切々に願っているのである。 . . . 本文を読む
中西輝政京都大学名誉教授は、アメリカが昭和17年5月の時点で「『日本書紀』という史書をいかにして日本人の教育や学問の研究の中から追い出していくかが大事だ」という趣旨を諜報機関の文書で書いていることを指摘しています。 . . . 本文を読む
【百田】 終戦の翌年、昭和21(1946)年から29(1954)年にかけて、昭和天皇は精力的に御巡幸(ごじゅんこう)されました。全行程は3万3千キロです。昭和天皇は「国民を慰め励ましたいので、日本全国を回りたい」と仰ったのです。 . . . 本文を読む
【有本】 「教科書検閲の基準」が決められた少し後、昭和21(1946)年5月に『新教育指針』という戦後教育の指針が発行されています。文部省が発行して、全国の学校に約30万部配布されたというものです。 . . . 本文を読む