電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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日本海軍の伝統的な作戦は、敵艦隊をマリアナの近海に引きつけて迎え撃つ、というものでした。「昭和16年度、帝国海軍作戦計画」はこの考えに基づいたもので、西太平洋における不敗持久の戦略態勢という思想がベースになっています。
◆戦力は根拠地から戦場への距離の2乗に反比例する――茂木弘道
『大東亜戦争 日本は「勝利の方程式」を持っていた!』
( 茂木弘道、ハート出版 (2018/12/1)、p91 )
これはよく知られた「戦いの原則」です。遠くの戦場で戦うということは、兵站(へいたん)を含めていろいろな負担がかかってきまして、距離の比例以上に不利になっていくということです。特に、補給のための輸送が決定的な意味を持ちます。この戦いの原則を図示してみると、下の図表7のようになります。すなわち、たとえアメリカが5倍の戦力を持っていても、3倍遠い所で戦う米軍の実力は、逆に半分になってしまうということです。
[図表7]戦いの原則
・戦力は、根拠地から戦場への「距離の2乗に反比例する」
・対米邀撃戦略:マリアナ諸島海域を邀撃戦場とすると、次の式が成り立つ。
─────────────────────────────────────────
根拠地から
保有戦力 戦場への距離 実際の戦力
─────────────────────────────────────────
日本 100 1 100/(1x1) = 100
─────────────────────────────────────────
米国 500 3 500/(3x3) = 55
─────────────────────────────────────────
すなわち、たとえ5倍の戦力を持っていても、3倍遠い所で戦う
米軍の実力は、日本の半分になってしまうのである
日本海軍の伝統的な作戦は、敵艦隊をマリアナの近海に引きつけて迎え撃つ、というものでした。「昭和16年度、帝国海軍作戦計画」はこの考えに基づいたもので、西太平洋における不敗持久の戦略態勢という思想がベースになっています。
これは極めて合理的な作戦であるわけです。何しろ図表7に示したように、たとえアメリカが5倍の戦力を持っていても、マリアナ近海に来ると逆に半分の戦力になってしまうわけですから。もちろんこの前提としては、迎え撃つ方もただ漫然と待っているのではなく、長距離をやってくる敵艦隊を機に応じて攻撃し、特に補給が続かないように輸送船団を攻撃するなどの、敵を弱体化させる戦術を駆使するということです。
また邀撃も、マリアナの主要島の要塞化、航空機による第2次、第3次の反撃を繰り出せるように縦深配置した基地を用意しておくことにより、たとえ緒戦でも相手が有利な戦いをしたとしても、それが持続できないような体制を作るということが大前提です。
それはまた、当時の日本の力からして、極めて容易にできることでした。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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日本海軍の伝統的な作戦は、敵艦隊をマリアナの近海に引きつけて迎え撃つ、というものでした。「昭和16年度、帝国海軍作戦計画」はこの考えに基づいたもので、西太平洋における不敗持久の戦略態勢という思想がベースになっています。
◆戦力は根拠地から戦場への距離の2乗に反比例する――茂木弘道
『大東亜戦争 日本は「勝利の方程式」を持っていた!』
( 茂木弘道、ハート出版 (2018/12/1)、p91 )
これはよく知られた「戦いの原則」です。遠くの戦場で戦うということは、兵站(へいたん)を含めていろいろな負担がかかってきまして、距離の比例以上に不利になっていくということです。特に、補給のための輸送が決定的な意味を持ちます。この戦いの原則を図示してみると、下の図表7のようになります。すなわち、たとえアメリカが5倍の戦力を持っていても、3倍遠い所で戦う米軍の実力は、逆に半分になってしまうということです。
[図表7]戦いの原則
・戦力は、根拠地から戦場への「距離の2乗に反比例する」
・対米邀撃戦略:マリアナ諸島海域を邀撃戦場とすると、次の式が成り立つ。
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根拠地から
保有戦力 戦場への距離 実際の戦力
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日本 100 1 100/(1x1) = 100
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米国 500 3 500/(3x3) = 55
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すなわち、たとえ5倍の戦力を持っていても、3倍遠い所で戦う
米軍の実力は、日本の半分になってしまうのである
日本海軍の伝統的な作戦は、敵艦隊をマリアナの近海に引きつけて迎え撃つ、というものでした。「昭和16年度、帝国海軍作戦計画」はこの考えに基づいたもので、西太平洋における不敗持久の戦略態勢という思想がベースになっています。
これは極めて合理的な作戦であるわけです。何しろ図表7に示したように、たとえアメリカが5倍の戦力を持っていても、マリアナ近海に来ると逆に半分の戦力になってしまうわけですから。もちろんこの前提としては、迎え撃つ方もただ漫然と待っているのではなく、長距離をやってくる敵艦隊を機に応じて攻撃し、特に補給が続かないように輸送船団を攻撃するなどの、敵を弱体化させる戦術を駆使するということです。
また邀撃も、マリアナの主要島の要塞化、航空機による第2次、第3次の反撃を繰り出せるように縦深配置した基地を用意しておくことにより、たとえ緒戦でも相手が有利な戦いをしたとしても、それが持続できないような体制を作るということが大前提です。
それはまた、当時の日本の力からして、極めて容易にできることでした。