電脳筆写『 心超臨界 』

歴史とは過去の出来事に対して
人々が合意して決めた解釈のことである
( ナポレオン・ボナパルト )

不都合な真実 歴史編 《 大きな組織は必ず左翼に乗っ取られる――渡辺惣樹 》

2024-08-01 | 04-歴史・文化・社会
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大きな組織をつくれば、必ず左翼が乗っ取る。ここは保守として、しっかり押さえておく必要があります。


◎大きな組織は必ず左翼に乗っ取られる――渡辺惣樹

『グローバリストの近現代史』
( 渡辺惣樹&茂木誠、ビジネス社 (2022/2/17)、p221 )

3章でも述べたように共産主義者たちの目的は、大きな組織をつくることです。第二次世界大戦後の国際連合の立ち上げも、ソヴィエトのスパイだったルーズヴェルトの側近、アルジャー・ヒスを中心に行われました。

今も国際連合は、文化マルクス主義をリードしています。WHO(世界保健機関)のテドロス・アダノム事務局長も、共産主義者です。だから政治家で「国際連合に身をゆだねるべきだ」などと言う人は、考査が甘い。

もう一つ注意すべきなのが、BIS(国際決済銀行)です。前にも述べたようにBISは、第一次世界大戦におけるドイツの戦時賠償金を、各国に分配するためにつくられた組織です。

現実には、世界恐慌で台頭してきたナチスが賠償金の支払いを拒否し、BISは賠償金の分配という役割を果たせなくなりました。本来なら役割が終わった時点で、解散するべきです。

ところが役割が終わっても潰そうとしなかったのが、国際金融資本の人たちです。「中央銀行の中央銀行」的な存在として継続させたのです。今のBISがどんな組織なのか外部からは誰もわからない。秘密主義で取材もほとんどさせず、非常に謎の多い組織なのです。

国際金融資本の頭脳として機能していると考えられ、2カ月に1回、世界の中央銀行の頭取を集めた秘密会議を開いています。ただし議事録を我々が読むことはできず、いまだ治外法権的な組織として存在しています。

国際金融資本の動きを知るうえで、彼らの動向を見ておくことは重要です。おそらくIMF(国際通貨基金)をコントロールしているのも彼らです。組織は違いますが、IMFのトップは、世界の中央銀行の総裁たちから出ています。BISのほうが、彼らより力が強いはずです。

IMFをつくったハリー・デクスター・ホワイトもソヴィエトのスパイです。5章で述べたようにホワイトは、ハル・ノート原案を書いた人でもあり、彼がスパイだったことはすでに証明されています。

共産主義者には、「アメリカをコントロールするには、国家を超えた国際組織をつくればいい」という思想があります。ホワイトがIMFをつくった背景にも、やはりスターリンの思想があったと思います。

大きな組織をつくれば、必ず左翼が乗っ取る。ここは保守として、しっかり押さえておく必要があります。
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