論語 《 子曰く、二三子は我を以て隠すと為すか 》

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◆子曰く、二三子(にさんし)は我を以て隠すと為すか


『現代語訳 論語』
（ 宮崎市定、岩波書店 (2000/5/16)、p113 ）
述而第七（148～184）

170　子曰。二三子以我為隠乎。吾無隠乎爾。吾無行而不与二三子者。是丘也。

(訓) 子曰く、二三子(にさんし)は我を以て隠すと為すか。吾れ爾に隠すことなし。吾は行うとして二三子と与(とも)にせざるものなし。是れ丘(きゅう)なればなり。

(新) 子曰く、各々方は私が知識の出し吝(おし)みをしているとでも思っているかね。私はお前たちに匿(かく)していることは何もない。私の行動はいつも各々方と一緒にいない時はない。だからいつも諸君が見ているありのままの私なのだ。