電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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とくに中国の工作活動については、「三戦」というものが基本になっている。日本の防衛省が2018年に発表した『平成30年版防衛白書』によれば、「三戦」を次のように説明している。中国は、軍事や戦争に関して、物理的手段のみならず、非物理的手段も重視しているとみられ、「三戦」と呼ばれる「輿論(よろん)戦」、「心理戦」及び「法律戦」を軍の政治工作の項目に加えたほか、軍事闘争を政治、外交、経済、文化、法律などの分野の闘争と密接に呼応させるとの方針も掲げている。
◆中国の対外戦略は「超限戦」から「三戦」へ
『親中派の崩壊』
( 黄文雄、徳間書店 (2020/9/1)、p100 )
現在の中国の対外戦略は、1999年に人民解放軍大佐の喬良と王湘穂が発表した「超限戦」という概念に沿って進んでいる。
この「超限戦」とは、新しい戦争の形として、通常戦のほかに、外交戦、テロ戦、諜報戦、金融戦、法律戦、心理戦、メディア戦、ネットワーク戦など、あらゆる分野におけるさまざまな戦争を取り上げ、25種類にもおよぶ戦闘方法を提案した。
世界がグローバル化によって国境の壁が低くなり、戦争の境界線や軍人と非軍人の境目がなくなってくることを見越した戦略論であった。
そして現在の中国は実際に、外交戦から浸透工作、サイバー戦争などを他国に仕掛けている。
とくに中国の工作活動については、「三戦」というものが基本になっている。
日本の防衛省が2018年に発表した『平成30年版防衛白書』によれば、「三戦」を次のように説明している。
中国は、軍事や戦争に関して、物理的手段のみならず、非物理的手段も重視しているとみられ、「三戦」と呼ばれる「輿論(よろん)戦」、「心理戦」及び「法律戦」を軍の政治工作の項目に加えたほか、軍事闘争を政治、外交、経済、文化、法律などの分野の闘争と密接に呼応させるとの方針も掲げている。
KEYWORD 三戦とは
中国は03(平成15)年12月に改正した「中国人民解放軍政治工作条例」に輿論戦(よろんせん)・心理戦・法律戦の展開を政治工作に追加。これらをまとめて「三戦」と呼ぶ。米国防省によると、
①輿論戦:中国の軍事行動に対する大衆及び国際社会の支持を築くとともに、敵が中国の利益に反するとみられる政策を追求することのないよう、国内及び国際世論に影響を及ぼすことを目的とするもの、
②心理戦:敵の軍人及びそれを支援する文民に対する抑止・衝撃・士気低下を目的とする心理作戦を通じて、敵が戦争作戦を遂行する能力を低下させようとするもの。
③法律戦:国際法および国内法を利用して、国際的な支持を獲得するとともに、中国の軍事行動に対する予想される反発に対処するもの。
この報告書でわかるように、アメリカは、「三戦」を警戒している。
日本では、尖閣諸島周辺海域への中国公船の侵入が相次いでいても、あるいは中国発の新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になりつつあっても、国会で野党は安倍首相の「桜を見る会」や「森友・加計」問題などばかりを追求していたが、ある意味でこれは、①の「敵が中国の利益に反するとみられる政策を追求することのないよう、国内及び国際世論に影響を及ぼすことを目的とする」輿論戦に、野党がまんまと引っかかっているともいえるわけだ。そう思われてもしかたがない。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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とくに中国の工作活動については、「三戦」というものが基本になっている。日本の防衛省が2018年に発表した『平成30年版防衛白書』によれば、「三戦」を次のように説明している。中国は、軍事や戦争に関して、物理的手段のみならず、非物理的手段も重視しているとみられ、「三戦」と呼ばれる「輿論(よろん)戦」、「心理戦」及び「法律戦」を軍の政治工作の項目に加えたほか、軍事闘争を政治、外交、経済、文化、法律などの分野の闘争と密接に呼応させるとの方針も掲げている。
◆中国の対外戦略は「超限戦」から「三戦」へ
『親中派の崩壊』
( 黄文雄、徳間書店 (2020/9/1)、p100 )
現在の中国の対外戦略は、1999年に人民解放軍大佐の喬良と王湘穂が発表した「超限戦」という概念に沿って進んでいる。
この「超限戦」とは、新しい戦争の形として、通常戦のほかに、外交戦、テロ戦、諜報戦、金融戦、法律戦、心理戦、メディア戦、ネットワーク戦など、あらゆる分野におけるさまざまな戦争を取り上げ、25種類にもおよぶ戦闘方法を提案した。
世界がグローバル化によって国境の壁が低くなり、戦争の境界線や軍人と非軍人の境目がなくなってくることを見越した戦略論であった。
そして現在の中国は実際に、外交戦から浸透工作、サイバー戦争などを他国に仕掛けている。
とくに中国の工作活動については、「三戦」というものが基本になっている。
日本の防衛省が2018年に発表した『平成30年版防衛白書』によれば、「三戦」を次のように説明している。
中国は、軍事や戦争に関して、物理的手段のみならず、非物理的手段も重視しているとみられ、「三戦」と呼ばれる「輿論(よろん)戦」、「心理戦」及び「法律戦」を軍の政治工作の項目に加えたほか、軍事闘争を政治、外交、経済、文化、法律などの分野の闘争と密接に呼応させるとの方針も掲げている。
KEYWORD 三戦とは
中国は03(平成15)年12月に改正した「中国人民解放軍政治工作条例」に輿論戦(よろんせん)・心理戦・法律戦の展開を政治工作に追加。これらをまとめて「三戦」と呼ぶ。米国防省によると、
①輿論戦:中国の軍事行動に対する大衆及び国際社会の支持を築くとともに、敵が中国の利益に反するとみられる政策を追求することのないよう、国内及び国際世論に影響を及ぼすことを目的とするもの、
②心理戦:敵の軍人及びそれを支援する文民に対する抑止・衝撃・士気低下を目的とする心理作戦を通じて、敵が戦争作戦を遂行する能力を低下させようとするもの。
③法律戦:国際法および国内法を利用して、国際的な支持を獲得するとともに、中国の軍事行動に対する予想される反発に対処するもの。
この報告書でわかるように、アメリカは、「三戦」を警戒している。
日本では、尖閣諸島周辺海域への中国公船の侵入が相次いでいても、あるいは中国発の新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になりつつあっても、国会で野党は安倍首相の「桜を見る会」や「森友・加計」問題などばかりを追求していたが、ある意味でこれは、①の「敵が中国の利益に反するとみられる政策を追求することのないよう、国内及び国際世論に影響を及ぼすことを目的とする」輿論戦に、野党がまんまと引っかかっているともいえるわけだ。そう思われてもしかたがない。