電脳筆写『 心超臨界 』

偶然は用意の出来ている人間しか助けない
( ルイ・パスツール )

自分を鍛える! 《 1冊の本を120パーセント活用し吸収する方法――ジョン・トッド 》

2024-06-23 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
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■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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さて、読み進めていくわけだが、一文ごとに「自分は理解しているかどうか。真実かどうか。重要であるかどうか。あるいは当を得たことかどうか。覚えておくべき価値のある点があるかどうか」と自問しなさい。そして、段落の終りごとにも同じことを自問しなさい。段落の要点をきちんと把握するまでは次の段落へ進まないことである。


『自分を鍛える!』
( ジョン・トッド、三笠書房(2002/02)、p138 )
4章 緻密な頭をつくるための読書法!

◆1冊の本を120パーセント活用し吸収する方法

書物はどうやって読みはじめたらよいか。食事を食べ始める前には必ずその料理をながめてから味わうものだ。机に向かったらまず表紙をよく見ることである。著者は誰か、どこの人間か、その著者について知っていることがあるかどうか。どこから、誰によって出版されているか。その出版社から出版されている本の一般的な傾向について知っているかどうか。そしてその本について耳にしていることを思い出しなさい。

それから前書きを読み始め、著者はどのような口上を述べ、自分自身や自分の作品についてどう考えているか、また著者はなぜあえて公に自分の考えを問いかけようとしているのかを読みとるのだ。

次に目次に移り、どのように主題を分割し表現しようとしているか、全体のプランにざっと目を通すのである。それから一つの章なり節なりをとりあげて、どう組み立てられ、どうまとめあげられているかをつかむ。

さて、目次をさらに検討する前に中身を味わってみたくなったら、重要な主題が述べられている箇所をひらいて、それがどう展開されているか見てみるのだ。そうしてためしに読んでみた結果、もしその著者はおもしろ味がなく、衒学的で浅薄だと感じたら、何もそれ以上読む価値はない。とても得るところはないだろうし、あったとしてもささやかなものにすぎないだろう。

しかし、もしその著者が注意を払うに値すると思ったら、もう一度目次へ戻ること。各章ごとに検討したら、今度は本を閉じて、その本の全体プランが完全にはっきりと自分の頭に入っているか確認するのである。

これを終えるまでは先へ進んではいけない。全体のプランを頭に鮮明に刻み込んでから、新鮮な気持ちで第一章にとりかかるのだ。あとは中身があなたを惹きつける限り読んでいけばよい。

さて、読み進めていくわけだが、一文ごとに「自分は理解しているかどうか。真実かどうか。重要であるかどうか。あるいは当を得たことかどうか。覚えておくべき価値のある点があるかどうか」と自問しなさい。そして、段落の終りごとにも同じことを自問しなさい。段落の要点をきちんと把握するまでは次の段落へ進まないことである。

こうして一つの章を終えたら、そこでもう一度振り返って、その章で著者が言わんとしていることは何か、述べ尽くしていることは何かを考えてみるのである。
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