電脳筆写『 心超臨界 』

歴史とは過去の出来事に対して
人々が合意すると決めた解釈のことである
( ナポレオン・ボナパルト )

自分のための人生 《 尻込みしていては道は開けない――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-10-04 | 03-自己・信念・努力
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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未知のものに対する恐れから生じる典型的な態度については、すでにいくつか論じてきた、新しい経験に抵抗する、柔軟性がない、偏見、計画の奴隷となる、外面的な安全を必要とする、失敗を恐れる、完全主義――こういった態度は、自分を限定してしまうような行為全体の中の「見出し」のようなものである。


◆尻込みしていては道は開けない

『自分のための人生』〈原題:Your Erroneous Zone(錯信帯)〉
( ウエイン・W・ダイアー/渡部昇一・訳、三笠書房 (2011/7/21)、p192 )

  心の不安定な者は必死で安定を求める。しかし、恐怖を克服しよう
  と決心さえすれば、必ず恐怖は克服できるものだ。恐怖は自分の心
  の中にしか存在しないからだ。

6章 「自分の知らない世界」に飛び込む勇気
7 尻込みしていては道は開けない

未知のものに対する恐れから生じる典型的な態度については、すでにいくつか論じてきた、新しい経験に抵抗する、柔軟性がない、偏見、計画の奴隷となる、外面的な安全を必要とする、失敗を恐れる、完全主義――こういった態度は、自分を限定してしまうような行為全体の中の「見出し」のようなものである。

次の各項目はこの範疇に属する行為の中でももっとも、一般的な具体例である。これを調査表として利用して、自分自身の行為を評価してみるとよい。

●自分とは相容れない考えには耳を貸そうとしない。他人の立場を考慮せず、「ふーん、私はあんなふうに考えたことはない」とか、相手は頭がおかしいのだとか、わかっていないのだとか最初から決めつけてしまう。これはかかわり合いを拒否することで、自分とは違うもの、未知のものを避けて通る方法である。

●うまくできないからという理由で、新しい活動を試すのを怖がる。「そんなにうまくやれそうにないから、見ていることにします」と言うのだ。

●学校で、あるいは仕事でどうしてもある程度のレベルまで到達しようと強迫的に考える。評価の点数が何よりも大切になる。進学適正検査の成績のほうが何かをうまくやったという喜びよりも重要なのだ。

●自分が規格はずれとレッテルづけした人たちを避ける。なじみのないものに対する恐怖から身を守るために、こういう人々を理解しようとしないで、蔑称のレッテルを貼り、彼らに話しかけるよりは、彼らを話の種にする。

●たとえ気に入らなくても同じ仕事を続ける。そうしなければならないからではなく、新しい仕事というとてつもない未知の世界へ入っていくのが不安だからである。

●明らかに無意味な結婚生活を続ける。未知の世界、すなわち独身生活に対する恐れのゆえである。独身のころの状態がどんなものか思い出せないので、一人だとどういう状況に身を置くことになるのかわからないのだ。不慣れな、もしかしたら孤独な境涯にさまよい出るよりは、気に入らなくても慣れた環境にとどまるほうがよいのである。

●休暇を過ごすのが、いつも同じ場所、同じホテル、同じ季節である。そうすれば状況が予想できるし、楽しい経験ができるかできないかわからないような知らないところへ、あえて行かなくてもよいわけである。

●何をしても、楽しいかどうかよりできばえを判断基準にする。つまり自分がうまくできることだけをやり、失敗の可能性のあることはやらない。

●ものごとを金に換算して評価する。より高価ならより価値があるという具合に、金額が自分自身の成功もあらわすのである。知っているものなら金に換算できるが、未知のものは金銭的に評価することはできないわけである。

●重要な肩書き、高級車、文句ない銘柄の服、その他のステータス・シンボルを必死で手に入れようとする。たとえそのもの自体、そしてそういうものに代表されるライフ・スタイルが好きでなくても、である。

●おもしろい別の家が出てきても、計画を変更することができない。頭の中にできている地図を離れると人生の道に迷い、いるべき場所がわからなくなる。

●時間に気をとられていて、時計に人生を動かされている。人生の新しい未知の部分に取り組むことを許さないようなスケジュールに従って生活する。いつもは時計をはめていて(寝るときさえも)、時計に支配されている。時計に従って眠り、食べ、セックスする。空腹感、疲労感、欲望などにはおかまいなしである。

●ある種の活動を避けていてやってみようとしない。ここに含まれそうなのは、「風変わりな」もの、たとえば、瞑想、ヨガ、占星術、バックギャモン、その他自分が知らないことは全部。

●セックスに想像力をはたらかせない。いつも同じことを同じ体位でする。はじめての一風変わったことは決してやってみようとしない。とにかく普通ではないし、普通でなければ認められないだろうという理由からだ。

●いつも同じ顔ぶれの小さなグループにくっついているだけで、それ以外の人たち、つまり新しい未知の世界を意味するような人たちと交わろうとしない。同じ仲間と決まったように集まり、その仲間と一生つきあう。

●妻や夫、あるいはデートの相手と同伴でパーティーに出席した場合、ずっとその相手と一緒にいる。べつに一緒にいたいからではなく、そのほうが安心だからである。

●思いきって知らない人と、したこともないような話をしたら、どうなるかあとが怖いというので二の足を踏んでしまう。相手のほうが頭がよくて、才能があり、器用で、弁が立つに違いないと勝手に思い込み、それを理由に新しい経験を避ける。

●努力したことがうまくいかないと、自分を責める。

以上は未知のことに対する恐怖心から生まれる不健全な行為の、ほんの一部にすぎない。自分自身のリストをつくるのもよいだろう。しかし、リストをつくるよりも、なぜ毎日毎日、成長できる見込みもなく、前の日と同じように生きていきたいのか、問い直してみてはどうだろうか。
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