電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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山階(やましな)鳥類研究所長の山階芳麿(よしまろ)氏は、ニワトリの血族結婚を徹底的に研究なされたのであるが、それによると5代までは不良が生まれたり身体が弱かったり、素質が悪くなる一方なのだが、この時期が過ぎると持ち直し、10世代を超えると、かえって初代よりよくなるという。競馬用のサラブレッドや、猟犬のよいものもそうして作るわけであるから、人間も生物であるかぎり、おそらく似たような法則の支配を受けるのかもしれない。
『日本史から見た日本人 古代編』
( 渡部昇一、祥伝社 (2000/04)、p160 )
2章 上代――「日本らしさ」現出の時代
――“異質の文化”を排除しない伝統は、この時代に確立した
(3) 用明(ようめい)天皇が果たした歴史的役割
◆聖徳太子は「人間サラブレッド」
もう一の余談を付け加えておくと、上代における濃厚な近親結婚、今の言葉で言えば近親相姦についてである。今挙げた欽明天皇の例でも、姉妹を一緒に妃としている。そして、その子どもたち同士がまた結婚しているのだ。聖徳太子ご自身、そうして生まれられた方である。奈良時代の日本では、実の親子間や、両親とも同じ兄弟姉妹間の結婚はないようであるが、そのほかは、なるべく血が濃いほどよいというような感じである。古代日本には遺伝子の知識はなかったのであろうか。かたわの子どもがたくさん生まれることは、なかったのであろうか。
これに関係して面白い研究がある。山階(やましな)鳥類研究所長の山階芳麿(よしまろ)氏は、ニワトリの血族結婚を徹底的に研究なされたのであるが、それによると5代までは不良が生まれたり身体が弱かったり、素質が悪くなる一方なのだが、この時期が過ぎると持ち直し、10世代を超えると、かえって初代よりよくなるという。
競馬用のサラブレッドや、猟犬のよいものもそうして作るわけであるから、人間も生物であるかぎり、おそらく似たような法則の支配を受けるのかもしれない。これは日本においてのみならず、古代エジプトの王室もそうであって、クレオパトラの正式の夫はその弟であった。
シナで伏義(ふつぎ)の建国神話というのがあり、それによると大洪水があったとき、兄妹が瓢箪(ひょうたん)に乗って生き残り、繁殖していったという。
聖徳太子という不世出の大天才は、人間サラブレッドとして出現されたのかもしれない。もっとも、この研究をなされた山階氏もサラブレッドならぬブルー・ブラッド(青い血、つまり貴族の出身)であった。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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山階(やましな)鳥類研究所長の山階芳麿(よしまろ)氏は、ニワトリの血族結婚を徹底的に研究なされたのであるが、それによると5代までは不良が生まれたり身体が弱かったり、素質が悪くなる一方なのだが、この時期が過ぎると持ち直し、10世代を超えると、かえって初代よりよくなるという。競馬用のサラブレッドや、猟犬のよいものもそうして作るわけであるから、人間も生物であるかぎり、おそらく似たような法則の支配を受けるのかもしれない。
『日本史から見た日本人 古代編』
( 渡部昇一、祥伝社 (2000/04)、p160 )
2章 上代――「日本らしさ」現出の時代
――“異質の文化”を排除しない伝統は、この時代に確立した
(3) 用明(ようめい)天皇が果たした歴史的役割
◆聖徳太子は「人間サラブレッド」
もう一の余談を付け加えておくと、上代における濃厚な近親結婚、今の言葉で言えば近親相姦についてである。今挙げた欽明天皇の例でも、姉妹を一緒に妃としている。そして、その子どもたち同士がまた結婚しているのだ。聖徳太子ご自身、そうして生まれられた方である。奈良時代の日本では、実の親子間や、両親とも同じ兄弟姉妹間の結婚はないようであるが、そのほかは、なるべく血が濃いほどよいというような感じである。古代日本には遺伝子の知識はなかったのであろうか。かたわの子どもがたくさん生まれることは、なかったのであろうか。
これに関係して面白い研究がある。山階(やましな)鳥類研究所長の山階芳麿(よしまろ)氏は、ニワトリの血族結婚を徹底的に研究なされたのであるが、それによると5代までは不良が生まれたり身体が弱かったり、素質が悪くなる一方なのだが、この時期が過ぎると持ち直し、10世代を超えると、かえって初代よりよくなるという。
競馬用のサラブレッドや、猟犬のよいものもそうして作るわけであるから、人間も生物であるかぎり、おそらく似たような法則の支配を受けるのかもしれない。これは日本においてのみならず、古代エジプトの王室もそうであって、クレオパトラの正式の夫はその弟であった。
シナで伏義(ふつぎ)の建国神話というのがあり、それによると大洪水があったとき、兄妹が瓢箪(ひょうたん)に乗って生き残り、繁殖していったという。
聖徳太子という不世出の大天才は、人間サラブレッドとして出現されたのかもしれない。もっとも、この研究をなされた山階氏もサラブレッドならぬブルー・ブラッド(青い血、つまり貴族の出身)であった。