電脳筆写『 心超臨界 』

成功はそれを得るために捨てなければならなかったもので評価せよ
( ダライ・ラマ )

セレンディビティの予感 《 サムハラ――寺田一清 》

2024-09-10 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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  セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、
  予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探して
  いるものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、
  ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。
  [ ウィキペディア ]


辛いことは誰の身にも訪れます。嫌がってそれを払うけれども、また辛いことはやってくる。辛いことを払っているうちは、いつまでもつきまとわれますが、払うことをやめ、辛さを抱きかかえること、これが辛抱ということです。自分に都合のいいことと不都合なことを選(え)り分ける相対の世界を超え、絶対の世界に入ることで道はひらけることを説いている、と私は考えています。


◆サムハラ――逆境は神の恩寵的試練なり

森信三 『父親のための人間学』に学ぶ
男はいかに生きるべきか――不尽叢書刊行会代表・寺田一清
『致知』2010年7月号、p65 )

人間の一生というものは、一難去ってまた一難、山また山の連続といえます。

私自身、大病を患(わずら)ったり、商売で苦境に陥ったり、これまでに様々な試練に遭遇してきました。しかし、そうした逆境を乗り越えてきたからこそいまの自分があることを実感しています。森先生のおっしゃった。

「逆境は神の恩寵(おんちょう)的試練なり」

という言葉はまさに真理であることを確信しています。男は逆境で試される。苦難を通して男は真の男になるのです。

以前、講演で鹿児島へ出向いた時に立ち寄った蕎麦(そば)屋に、次の文字が掲げてありました。

「サムハラ」(漢字は上記画像参照)

お店のご主人に尋ねたところ、「サムハラ」と読むらしいけれども意味は分からない。ありがたい言葉なので「サムハラ、サムハラ」と繰り返し唱えておくといいそうですとのことでした。

私はこの不思議な言葉の意味が気になって仕方がありませんでした。大阪の阿波座(あわざ)にある神社にも同じ言葉が刻まれており、交通安全のお守りにもなっていると聞いてお参りにも行きました。しかし社務所に問い合わせても意味は分かりませんでした。

しばらく考えるうちに、四つの文字にいずれも辛(つらい)という文字が含まれていることに気づいてハッとしました。文字を分解すると、次のようにも読めます。

サ 辛さを拾い
ム 辛さを払い
ハ 辛さを拾い
ラ 辛さを抱く

  *“ム”および“ラ”の漢字のなかの「口」は「辛」の略です

辛いことは誰の身にも訪れます。嫌がってそれを払うけれども、また辛いことはやってくる。辛いことを払っているうちは、いつまでもつきまとわれますが、払うことをやめ、辛さを抱きかかえること、これが辛抱ということです。自分に都合のいいことと不都合なことを選(え)り分ける相対の世界を超え、絶対の世界に入ることで道はひらけることを説いている、と私は考えています。
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