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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

◆歴史の是正を世界に宣揚せよ

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
旧連合国を中心とする国際社会での日本断罪史観の暗い翳(かげ)は明らかにその影響力を減殺してゐる。その圧力に対し我が国の思想界の一劃(いっかく)から発する強い反撥(はんぱつ)は、従来歴史修正主義といふ貶斥(へんせき)的な呼称を以て片付けられてしまふのが通例であつたが、昨今ではむしろ修正を要求する側の正当性が承認される傾向が顕著になつてきてゐる。例へば「史実を世界に発信する会」の英文の送信にアメリカ合衆国の歴史家から肯定的な反応が戻つてきたり、大東亜戦争は日本の自衛戦争であつたといふマッカーサーの上院証言や同じ趣旨のフーバー回顧録が想起され、改めて関心を惹(ひ)くといつた現象もある。 . . . 本文を読む

◆日本が持ち続けなければならない目標

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
パル判事の判決書をはじめとし、法律家、特に国際法の研究家たちの意見は、東京裁判は国際法に基づく裁判ではないという認識に落ち着いているように思われる。法律家も認めず、かつ、その軍事法廷を作らせたマッカーサー自身が、公の場でその設置を後悔しているのであるから、東京裁判に対する一種の無効宣言がなされるべきであろう。それも、日本がやるのでなく、その裁判を設置せしめたアメリカにやってもらうのが、最も有効である。 . . . 本文を読む

◆井伏鱒二現象——「東京裁判史観」が払拭されない理由

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
要するに井伏さんの作品の多くが先行するものの盗用だったのです。谷沢先生はすべて文献に当たってそうした剽窃の全容を調べ上げ、一本の論文を仕立て上げました。いうまでもなく谷沢先生は、新潮社からは『人間通』(新潮選書)という大ベストセラーを出し、文藝春秋からは大冊の『紙つぶて~自作自注最終版』を出し……といった具合にほとんどの大手出版社から著作を出しています。ところが、この注目すべき論文はどこの社の雑誌にも載らなかった。 みな断られたのです。結局どうなったかといえば、辛うじて、文学とは縁の薄いPHP研究所の「Voice」という一般紙に掲載されました。 . . . 本文を読む

◆GHQが推進した精神劣化政策

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
多くの日本国民が、日本国憲法の、それも9条のおかげで平和が守られたと素直にそう思っています。理性では、軍隊は必要だと理解していたとしても、世界の厳しい現実からあえて目をそむけています。なぜなら、そのほうがラクだからです。そして、この「ラクでいい」という発想こそ、GHQが推進した精神劣化政策が見事に成功したことの一例です。 . . . 本文を読む

◆「敗戦利得者」に牛耳られた戦後日本

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
宮澤(俊義)氏が公職追放にならなかったのは、この孫氏の兵法の応用ではないかと評したくなります。こういう言い方は品がないけれど、バカな学者を東大法学部の教授に置いて置くことで、東大法学部出身の人間が中央官僚や政治家として日本政府の中枢を占めるようになり、日本国全体の知的水準の程度を下げた。これは社会を潰すときの最もいい方法です。 . . . 本文を読む

◆公職追放が「敗戦利得者」を生み出した-2

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
戦前「アカ」と疑われて大学を追放された人たちが、戦後はアカデミズムに戻って、しかも大学の世界では位人臣(くらいじんしん)をきわめました。日本が負けたおかげです。日本の敗戦がなければ大学を追われたままでした。彼らが戦前を悪く言い、東京裁判および公職追放を経たあとの戦後を褒めそやすのは当然なのです。 . . . 本文を読む

◆公職追放が「敗戦利得者」を生み出した-1

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
追放された人たちに代わってその地位に就いた人が、「戦前の日本はよかった」と言えるはずはなかった。大きな得をしたわけですからね。そしてその恩恵をもたらした「戦後」という時代を悪く言うこともないわけです。マッカーサーが証言したように、戦前の日本の戦争目的が「自衛」のためであれば、それを指導した人が追放されること自体がおかしなことになり、それによって得た自らの地位の正当性を失うことになる。 . . . 本文を読む

◆東京裁判が歪めた戦後の歴史観

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
終戦直後の占領軍の権限は、絶大であって、しかも戦争犯罪人容疑者が逮捕されたり、広汎な公職追放が行なわれていたため、東京裁判は天下の正論として通用した感がある。そして、東京裁判を国際裁判として肯定するかのごとき破廉恥な、曲学阿世の論を述べた国際法学者が東大教授になったり、また、司法の最高の地位に上がる時代であった。さらに、この裁判の検事側証人として登場した左翼系の学者たちが、日本の学界の主流を占め、その方面で権威のある書店や、大新聞の論調を大幅に決定した。 . . . 本文を読む

◆なぜ、東京裁判が私刑(リンチ)なのか

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
つまり、ある犯罪が行なわれたとします。ところがその犯罪を裁くための法律がない。そこであわてて新しく法律を作って、それをすでに行なわれた犯罪に当てはめて処罰するということをしてはならない、という動かすべからざる鉄則です。だから準拠となるべき法律がないような新しい犯罪をおかした犯人は、法律のうえでは無罪となります。この世界的に確実に認められている原則を踏みにじって行なわれようとしているのが東京裁判でした。法律がないのに、あとから理屈をつけて、死刑という極刑を含む裁きを行なう。これはもはや裁判ではありません。西部劇に出てくる私刑(リンチ)というものです。 . . . 本文を読む

◆巧妙な四つの占領政策――“戦後の戦争”に敗れた日本

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムというのが、昭和20年12月以降に成立します。戦争に関する罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画、と訳したらいいでしょう。そして、アメリカ占領軍の中にそのための委員会をつくりまして、いかにして日本人に罪の意識を植えつけるかを考え、これを実行した。 . . . 本文を読む

*嘘と作り話の上に築かれた国・日本

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
嘘と作り話の上に自己を築くことほど この世で恥ずべきものはない ( ゲーテ ) There is nothing in the world more shameful than establishing one's self on lies and fables. ( Johann Wolfgang von Goethe ) . . . 本文を読む

◆逆・教育勅語――逆にしたらよくわかる教育勅語

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
世の中には、実物を見ないで思い込みだけで決めつける人がいます。「教育勅語は危険思想だ~」というような人たちです。でも「何がどう危険なのか?」と聞いたら、「学校でそう習った」「世間でそう言われている」「何となく危険」と、結局ここでも「なんとなく」の登場です。 . . . 本文を読む

◆なぜ、日本語に「心」のついた単語が多いのか

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
英語をはじめとする、西洋諸語が備えている最大の機能は、自己を主張し、自己を存分に表現することである。和がない社会だからだ。それに対して、日本語に備わっている最大の機能は、和が重んじられているから、できるだけ相手に合わせることにある。 . . . 本文を読む

◆「タタミゼ」効果

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
海外の日本語研究者や日本語教師、あるいは日本語学習者の間では以前から、「日本語を学ぶと、性格が穏和になる」「人との接し方が柔らかくなる」ということが指摘されていたそうだ。日本語の持つこうした「人を優しくする力」に着目して、鈴木氏は「タタミゼ効果」と名付けた。「日本語、日本文化というのは悪く言えば人間を軟弱にする。よく言えば喧嘩(けんか)とか対立、対決とかができにくい平和的な人間にしてしまいがち」だというのだ。 . . . 本文を読む

◆「生きた文化遺産」を持つ日本

2025-07-05 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
海を見晴らす丘の上に海神を祭るという点ではギリシャの神も日本の神も同じである。しかしギリシャの神々は遺物であり、博物館の中の陳列品にすぎない。ところが、日本の神は、まだ自分の社(やしろ)、しかも木造のもの(これは絶えず建て替えているということだ)を持っており、コミュニティが、挙げてその祝日を祝っているのだ。 . . . 本文を読む