日本の雑誌『文芸春秋』に今年1月号から人気作家、林真理子さんの小説『李王家の縁談』が連載されている。今からちょうど100年前、日本の統治下にあった韓国の李王家に日本の皇族から嫁がれた李方子(イパンジャ)妃(1901~89年)の物語である。 . . . 本文を読む
平成25年9月、激しい招致合戦の末、開催の栄誉を勝ち取った東京。東日本大震災からの復興アピールと「おもてなし」の力でライバル都市に競(せ)り勝った日本は、歓喜と同時に大きな「責任」を負った。その責任ある日本が、感染者が日本よりはるかに多い米国や英国で、メジャーリーグや全英テニス、サッカー欧州選手権などが行なわれているのに「なぜ五輪を中止できるのか」という常識が私にはある。自ら負った責任と使命に対する日本国民としての「自覚」と言いかえてもいいだろう。 . . . 本文を読む