植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

トルコ旅行-5日目早朝 カッパドキア・バルーンツアー しかし!気球が!

2011年10月09日 07時08分53秒 | 国:オスマン・イスラム
 カッパドキアでの最初の工程は気球に乗るバルーンツアーです。これは連れが旅行中の最大の楽しみにしていたので、期待度が高いです。この旅行、ファイブスターでツアーを組んで貰ったのですが、ファイブスターはトルコのデリトラベルと言うトルコの旅行会社にガイドなどを依頼して、さらにオプションで申し込んだこのバルーンツアーは、デリトラベルがバルーンツアーの運営会社に予約を申し込んだ形です。ショートフライト 約60分で1人130ユーロです。

 事前にバルーンツアーのことを調べると、なんと! 近年人気の為、新規参入してくる会社も多く、そういった新しいところの中には技術が不足していて、気球が事故を起こしたりもしているところがあると書いてあり、ちょっと不安なところもあります。

 朝、5時にロビーで待つとHot Air Baloonと言う会社のマイクロバスが迎えに来ます。到着したのはこの会社のオフィスで、駐車場にコーヒーや紅茶と、クッキーなどが用意されています。てっきり先にここでお金を払うのかと思ったら、どうも各ホテルから参加者を一旦、ここに集めていたみたいで、30分以上またされます。まあ、インスタントだけどコーヒーは久しぶりだったし、クッキーも美味しかったのですが…
 ちなみに待っている間は、夏場なのに結構寒かったです。カッパドキア日中は半袖でちょうどいいぐらいですが、この早朝は寒い寒い。長袖に薄手のジャンバーまで羽織ってなんとかと言うぐらいでした。



 6時前にまたマイクロバスに乗り込み移動です。移動した先は、一面荒野。そしてあちこちでいろいろな会社の気球が用意され、バーナーを使って気球が膨らまされています。気球が段々と膨らんでいくのを見ながら、6時半に駕籠に乗り込んでフライトがスタートします。駕籠には10~15人ぐらいは乗ってるでしょうか。気球が舞い上がると、他の会社の気球も1つ2つ…、10個、20個とあがっていき、空には無数の気球が飛び立ちます。

 そして山の向こうから朝日が顔を出します。朝の時間帯が風が無いのでバルーンツアーはこの時間に設定されているのでしょうが、朝日を見るのもハライトの1つのようです。日が上がると明るくなるので、カッパドキアの大地を飛行します。起伏に富んだ地形なので、ところどころ山や谷があり、山の上は台地になっていて、その上すれすれを移動したりと、どうもこうやって気球の操作技術を見せ付けるのも見所のようです。こりゃあ下手な人が操作すると落ちるな…って思います。幸いにも運転をしてくれたトルコの人はベテランと若者で、一緒に乗り合わせたヨーロッパからの観光客の一団がしきりに英語でしゃべっていたので、若者曰く、ベテランは「ボクのティーチャーだ!」とか言っていました。

 


 こんなかんなで、十二分にカッパドキアの大地のあちこちを気球で眺めながらのフライトを楽しむと、そろそろ終わりなのか気球が1つ、2つ、10個、20個と減っていきます。この気球も降りるのか、下ではスタッフジャンパーを着た係りの人数名と、気球を格納する車と、我々を乗せるマイクロバスが待っています。

 しかし…風が!!

 少しでも風が吹くと気球の操作に影響が出るのか、気球は待っている係りの人たちを置いていき、別の方向に流されます。慌てて追いかけてくる係員。しかし、追いかけれる範囲を越えてしまい、係員たちは空を見上げて立ち尽くします。
 そして我々の乗る気球は風に流されるまま、山に!! 運転手はバーナーを拭かして高度を上げると、その台地となった山の上になんとか不時着します。

 うーん、大丈夫かーー!?

 こんな状況でも乗り合わせたヨーロッパ人一団は陽気で、「これは問題なのか?」と聞くとトルコのベテランも「No problem!」とやり取りを交わします。そうすると暫くして山の下から、さっきの係員が数名で、ガスボンベを背負ってやってきます。この切り立った山道もなさそうな山をガスボンベを背負って登ってきたのか!! 頑張ってくれました係員!!



 そしてガスボンベを交換するとベテランは「これからセカンドフライトだ!」と宣言します。ヨーロッパ人が「これには追加料金が発生するのか?」と突っ込みを入れ、「No money!」と冗談を交わしながら、我々のセカンドフライトは開始されたのです。本当に単に降りるだけではなく、僅かですが15分ぐらいはフライトを本当にして、そして今度こそ車が待つところに着地します。
 下では、シャンパンと人数分のグラスが用意されて、このフライトの打ち上げが行われます。とんだハプニングに遭い、60分のショートフライトが、正味120分のロングロングフライトになりましたが、それも含めてとても楽しく記念になるツアーでした。

 ちなみに、ヨーロッパ人の一団、トルコの係員と仲良くなり、帰りのマイクロバスに乗り込む際、運転手に「代わりに運転する?」って冗談を言われていました。そしてバスが発車すると暫くして、路面が悪い道を通るとガタガタと結構揺れます。すると運転すると言われていたヨーロッパ人がトコトコと運転席まで寄って来て、「そんな荒い運転するならオレが代わっちゃうぞ!」と…。もう車内大うけです。(^_^;)

 最後に、料金の130ユーロ、払う機会がなく終了します。あれー? って思ったり、ちょっと未払いのことを心配していたら、カッパドキアの1日目のツアー終了時点で、デリトラベルのガイドさんが請求してくれました。

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