植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

簡体三国志:陸遜

2010年11月09日 22時44分22秒 | ゲームシステム
所属:孫権
年齢:17歳(200年の時)

 遂にスペシャルキャラ登場です。陸遜の家は江東の有力豪族の家柄でその傍流でしたが、家長の陸康が当時袁術配下でその命令を受けた孫策によって滅ぼされてしまうと、陸遜が一族の長となります。後に、陸家と孫家は和解し、陸遜は孫権に仕えると共に、孫策の娘を娶ります。
 陸遜はまず最初に、揚州の南に居る山越という不服従民族の反乱を鎮圧し、また服従もさせ軍隊への編入と、治安回復に功績を挙げます。そして呂蒙の配下となります。当時、呂蒙は、赤壁の戦いの混乱に乗じて荊州を占拠していた蜀の関羽と対峙していました。
 陸遜は呂蒙が病気のため太守の任を若い無名な陸遜交代させることで関羽させる献策を行います。これによって油断した関羽は後方への備えを怠った上で、北上し魏への遠征を行います。これによって呂蒙は不在となった荊州を抑え、戻って来た関羽を討ち取ることに成功します。
 その後、関羽の敵を討つ為に劉備が侵攻してくると、韓当など歴戦の将軍を差し置いて大都督に任じられます。この劉備との戦いでは、冷静に状況を見極め、優勢に攻めてくる敵を自陣奥地まで誘い疲れさせ、その上で火計を持って大勝を修めると言う名指揮官ぶりを発揮します。このとき、陸遜39歳。

 その後も陸遜は、228年には石亭の戦いで曹休を撃破します。また、国政にも携わり、内外ともに功績を挙げ、ついには244年に顧雍の後を継いで丞相にまでなります。
 しかし、晩年は孫権の後継者問題である二宮の変に巻き込まれ、嫌疑を掛けられ憤死する最後を遂げています。

 さて能力ですが、戦争に関しては鮮やかな勝利を修めており、世間の評でもベスト5に入りますので統率は文句なしで5でしょう。武力は一騎打ちの記述が無いので2、政治も活躍していることから4、知力は名参謀ぶりを発揮していますし、孫呉ではNo.2の能力なので、5でも良かったのですが、5にすると 5/2/4/5 となってしまい、No.1である周瑜の能力が 5/3/2/5 なのでこれよりも上となってしまいます。で苦渋の選択でいまのところ 5/2/4/4としました。

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