オーラソーマの友人と話していたときのことです。
その友人がこんな話をしてくれました。
「むかぁ~しのことなんだけれどね。あるとき、ん? これってティーチャーに聞くことなのかな? アザイアクトに聞くべきことなのかな? どっちだろう? って迷うことがあって。ひとまずティーチャーのところへ電話をかけたのよ。そうしたら、ティーチャーではなくお手伝いをしていた人が出て、話をしたら、ふっ、って鼻で笑う感じがあってから、『そんなこと、アザイアクトはいちいち教えてくれませんよ。』って言ったんだよね。だから私ずーっと、こういうことはアザイアクトには聞いちゃいけなかったんだ~と思ってた。」
その内容というのはそのとき私が聞いたかぎりでは、私は、
「え? いやぁ、むしろティーチャーじゃなくてアザイアクトでしょ。」って思いました。
人によっての見解の相違はあるかもしれないけれど、そのとき彼女が聞いた人は自分の判断ではそれはアザイアクトではない、って思ったんだね。
で、その対応があまりにも「当然だろ。そんなこともわからないのかよ。」というような木で鼻をくくったようなものだったので、彼女はそれが絶対的な答えだと思ってこれまで来てしまったんですね。
このように人は強烈な体験をすると、それを教科書にして次の時にはヘマをしないようにしよう、と思います。
それが”学習”ってもんです。
ときには間違ったことも”学習”してしまうことがあります。
だから最初の体験って大切ですね。
もう1つ、彼女はこんな話もしてくれました。
彼女はずっと教えてもらったティーチャーからボトルなどのプロダクツを買っていました。
しかし、彼女は旦那さんが転勤族なので日本各地をけっこう引越ししてるんですね。
そんななか、以前住んでいたところで受けたテイーチャーとは段々疎遠になっていきました。
そしてボトルなどのプロダクツもネットで調べて、今の自分の住居から近いところのサロンから買おうかな、と思って電話をしてみたんだそうです。
まぁ、日本国中物流はしっかりしていますが、これまでのティーチャーから買い続けてもいいんだけれどもなにぶんちょっと疎遠になっていることもあるし、何かのときのために自分の住所と近いところのサロンとも仲良くしておこう、と考えるのもそりゃあ普通かな、と思います。
そして、
「あの、初めてお電話差し上げるんですが、私はプラクティショナーですがそちらでボトルを購入できますか?」って尋ねたら、めちゃめちゃ感じ悪く、
「はぁ? どちらさまですか? うちはうちの生徒さんじゃない方にはお売りできません。」ってすごい剣幕で怒られるように言われちゃったんだそうです。
「そんなに怒ることぉ? ご自身が習われたテイーチャーさんのところで買えないですか? とか言えばいいのに。」と彼女は振り返りながらもまた思い出して半泣きって感じで訴えてました。
どちらも応対の仕方が悪すぎる、っていうマナーのレベルが大きいとは思います。
ふっ、と鼻で笑う、というのもありえないし、はぁ? から始まって怒ったように言うことでもない。
レベル1、レベル2と歩んでいる途中でそういうことがあると、誰だってイヤな思いはしたくないですから、そういう経験をするとそれを教訓として「あぁ、こういうことはしちゃいけないことだったんだな。」というように自分の辞書を書きかえる、というようにして歩いていく。
例えばこの友人の話だと、彼女のなかに「あぁ、こういうことはアザイアクトには聞いちゃいけないことなんだな。」という事項が彼女の辞書に書き加えられる。
以降、同じ様なことがあった場合、彼女はアザイアクトにはこれは聞くべきじゃなかったよな、という行動をします。
それが何かの拍子に「え!? アザイアクトに聞いてもいいことだったの?」ということが発覚しないかぎり、その判断と選択はずっと未来永劫続いていく。
ボトルにしても同じこと。
「とにかくボトルは自分が習ったティーチャーからしか買わない、というようにしておいたほうが無難だな。」と辞書に書き加えます。
しかし、これらのことは生徒が時にはイヤな思いをさせられながら、闇の中を手探りで歩いていく過程で自分でその答えを見つけることなのよ!と、むき身のまま放り出されるのが普通の話なんでしょうか。
例えば後者のボトルの話にしたって、マナーとして「自分のティーチャーから買ったほうがいい。」ということまではわかる。
そりゃあ、自分を可愛がってくれて損得抜きにして色々と教えてくれたティーチャーをそっちのけで、何にも知らない人に儲けさせてあげることはないはずでしょう、という事でしょうから。
けれどそれはあくまでも「どこで買っても条件が同じなら」という前提付きの話ですよね。
私がレベル3まで習ったティーチャーのサロンはそのサロンだけのオリジナルの決め事でしょうが、「木曜日発注」でした。
つまり、私が注文したものがたまたま在庫がなかったものだった場合、そしてそれが金曜日だったら、「来週の木曜日に発注するまで待ってて。」となるわけです。
それから先生のところへ届いて、私のところへ、ですから土曜日、下手したらそのまた翌週の月曜日です。
こちらもお客さまの手前、そこまで待っていられない、ということがありました。
そこで私は大きなオーラソーマのディストリビューターに発注先を変えました。
「どうしてご自身のテイーチャーに発注されないのですか?」とやんわりと尋ねられましたが、上記の事情を話したら、「そうですか。」の一言で終わりでした。
そこなら必ず翌日には届くのですから。
そんな便利さを放棄してまで自分の「木曜日にしか発注しないから。」というテイーチャーに操を立てる必要はない、と思いました。
だいたいその先生の私は生徒かもしれないけれど、「ボトルを買う」という時点では「お客さま」でもあるわけでしょう。
それを条件が悪いとわかっているところから乗り換えちゃいけない、って叱られる意味がわからない。
習った生徒さんが発注するプロダクツには、やはりその先生に利益がいくようにしてあげたい、ということから何となく暗黙の了解のように「自分の習ったティーチャーのところで買ってあげて。」となっているのでしょうが、それとてどこまでがマナーレベルの話なのか、決め事であるのか、それを破った生徒は異端児扱いされ、追放されるがごとくにののしられなければならないのか。
少なくとも私は、L1~L3までを習ったティーチャーのところで、改めて、「いい? これから発注に関するマナーとかルールのことを教えるけどね・・」というように改めてそれについて教えられたことはありませんでした。
もっと日本国中どこでも同じ扱いというルールにしてあげないと生徒が可哀そうです。
なんでも自己責任にさせられて。
上がそういう決め事をもっとちゃんとしっかり作ればいいだけのことなのに。
あるいは、レベル1も2も3もすべて別々のティーチャーから習った、という生徒さんだっていらっしゃいます。
そんな人に「あなたのテイーチャーは誰?」と聞いても戸惑ってしまうでしょう。
自分がこれまでにさほどイヤな思いをしてきていないせいか、自分がレベル1、レベル2という歩みのなかでちょっとぐらい「ん?」と感じたことは、オーラソーマそのものに対する情熱でかき消されてきてしまいましたが、今、自分がティーチャーという立場になって改めて、こういうことでイヤな思いをしたり、それが理由でオーラソーマから離れてしまう人がいたら勿体ないから、改めてなんとかならないものか、と思いました。
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実際、ティーチャーの中には生徒を囲い込むような言動の方もいらっしゃると聞きます。
「あの人はずっと私の生徒だと思っていたのに、あっちのティーチャーのコースを受けに行った! どういうこと!」ってな感じです。
どうして生徒が見聞を広めて、1つのことをいろんな角度から知ろうといろんなティーチャーの元へ行くことを喜んであげられないんだろう?
また、そんなことで特定のティーチャーから覚えが悪くなる生徒さんも気の毒です。
なんにも悪いことしてるわけでもないのに・・・
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