オバマ氏がどうの、厚生省事務次官が殺されてどうの、というトップ記事にまぎれて、ふとこんな記事が目に留まりました。
「ぜんそく原因細胞解明」。
なんでも、アレルギー性ぜんそくをはじめとした気道が過敏で病気になるものの原因となる細胞を突き止めた、という話です。
私はぜんそくではありませんが、アレルギーはもっています。
花粉症の時期になるとそれはもうたいへんなんです。というわけで、ちょっと興味を引かれて、その記事を読んでみました。
へぇ~、何が原因だったんだ?と読み進めた私は、が~んと頭を殴られたようなショックを感じました。
それによると、マウスを使った実験で、免疫を担う「NK細胞」(ナチュラル・キラー細胞)の一部に、ほこりやダニなどのアレルギーの原因物質からつくられるたんぱく質の「IL25」と結合する受容体があることを発見した、というのです。
研究グループによると、人間も同じ仕組みで発症していると考えられるから、この細胞の機能を抗体治療などで抑えれば、ぜんそくの症状の悪化を防げる、と言っています。
「NK細胞」(ナチュラル・キラー細胞)というのは、専門的なことは何もわかりませんが、テレビの健康を取り上げた番組をチラチラ見ていると、よく登場する名前です。
つまり、あれでしょ。悪いヤツが体に侵入してきたりすると、このNK細胞がやっつけてくれるんでしょ。ナチュラル(自然な)キラー(殺し屋)なんだから、自分の体を守るために働いてくれる善玉の細胞なんでしょ。
じゃあ、このNK細胞を増やすにはどうしたらいいの、っていうと「笑って過ごすことだ」と聞きました。早い話が、精神的に落ち着いてなんでもポジティブに考えて過ごしていれば、自然にNK細胞も多くなり、病気にもかかりにくくなってよし、なんでしょ、と思い、NK細胞とはとにかく善玉のヤツなんだ、と固く信じていました。
そのNK細胞に! 悪いヤツとくっついちゃう性質のものが潜んでいたなんて!
こりゃ、ちょっとショックじゃありませんこと?
だって、たくさん居れば居るほどいい、って思ってたものが、いやあ、モノにはやはり限度ってものがありまして・・・こいつはこいつでクセモノのとこ、あるんすよぉ。一部の悪いヤツとはすぐ手を組もうとするんで、その働きを抑えることも時には必要なんですよね、という話ですわ。
つまり、話を進めれば、楽しく笑って過ごしてばかりでもいかん、ということ?
え? それは極端?
どうなんでげしょ。
でも、これで私はふとある言葉を思い出したんです。
「清濁併せ呑む」。
つまり、清らかなこともそうでないことも、区別なくあるがままを受け入れる。
ひいては、そういうことが出来る人は、度量が広いよなあ、と言うときに使われる言葉ですよね。
今回のNK細胞の話は、白黒の線引きというのは実にむずかしい、世の中ってほとんどがグレーゾーンが多いですもんね、という概念ではなく、白だと思っていたら、白のなかには黒の要素もあるんだね、と言う話ですもんね。
こりゃあ、もうこうなったら度量が広いも狭いもなく、「清濁併せ呑む」しか仕方ないってことでしょう。
それで、54番の「セラピス・ベイ」を思いました。
セラピス・ベイとは、上下ともクリアの無色透明のボトルです。
今、くしくも「無色」と書きましたが、見た目にはまったく無色に見えるのですが、実はこのボトルは無色ではありません。
むしろ、全ての色を含んでいる、ということなのです。
光を通して色をつくる加減法でできているオーラソーマの色の場合、色は数を加えて混ぜれば混ぜるほどより光が当たり、ペールとなり、最終的にはまったくクリアになってしまいます。
目に見える色としては無色透明でも、実はそこはあらゆる色の宝庫、どんな色よりも色数が多い、という言い方もできるわけです。
これは「清濁併せ呑んでいる色」といえないでしょうか・・
何もかもを知っていて、それでいて何もかもを受けいれている色・・
このボトルとワークすると多くの人が、自分の今までつらかったことや真正面から立ち向かわなければならなかったけどつい目を背けていたことなど、さまざまなものを今一度見せられて、つらくてつらくてなかなか1本使いきれない、と言います。
大体、107本も色とりどりのカラフルなボトルが並ぶなかで、上下ともまったくクリアのボトルに惹かれる人、というのはやはりちょっと特異なような気がします。
自分の人生と向き合いどきなのか、よほど「清濁併せ呑んできて」自分自身が無垢なクリアな状態になってしまったのか、よくわかりませんが、私は今までに一度も自分自身では選んだことがありませんし、当分、惹かれることもないでしょう。
だから、このボトルとはなかなか縁がないな、と思っていたら・・
なんと!
数本のボトルを発注したら、中に1本先方の手違いでなぜかこの54番のセラピス・ベイが入っていたのでした。
これは、いよいよ私にこのボトルとワークしろ、ということなのかもしれない・・
私は割りと、こういう縁というのを大切に考えるところがあります。
手違いなら、正せばもちろん変えてもらえるわけですが、まあまあ、これも何かの縁だから、というように。
もちろん、その反対のときもあります。
すごく自分が望んでいたことなのに、なぜか縁がないと、もういいや、ってあきらめてしまうことも。
以前に、大好きな岩盤浴で新しくて広くてお値打ちな店ができたので、行って見たら、なんと年中無休のふれこみなのにもかかわらず、従業員のための研修ということで急遽お休みになっていたことがありました。
そのときは、あれあれ、ウンがなかったこと、と思ったくらいでしたが、改めて1ヶ月後くらいに再チャレンジしてみたら、なんと、またお休み!
こうなると、もうこのお店とは縁がなかったのね、と思い、何か私はそこに行かないほうがいい、という波動があるのかもしれないとまで思い、2度と行かないようにしようと決めてしまいます。(だから、その後はそのお店には行っていません・・)
54番のセラピス・ベイを眺め、う~ん、使い時なのかどうか・・
でもつらくてつらくて、なんて日々が訪れたら滅入りそうだなあ・・
年末は忙しいからもう少し寝かせておいて、ちょっと余裕ができてからにしようかなあ・・
なんて、ぐずぐず考えております。
腹のくくりどきかも、ね。
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