ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

苦い経験

2017-10-29 08:53:45 | コンサルテーション
*********************************************

   新たにamebloでもブログ始めました!
    こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
      ↓
  本気で変りたいアラフォー女性へ 
    「今より10倍輝く自分を手に入れる 
自分創造アートメソッド」
  
  
 

     ここを直接クリックしてね。  

      こちらでは 些羅えつこ として書いてます。
      
      徐々に充実させていくつもりですが、まだまだ十分ではありませんが、こちらも末永くよろしくお願いいたします。
     
**********************************************
 <11月のご予約について>

11月、12月は新メニューを充実させるためのわたくしの準備期間として
  おやすみをさせていただきます。

  新年度からは大幅にメニュー変更する予定です。
  それに伴い価格設定も値上げを予定しておりますので、

  11月については
    「オーラソーマ セッション」をご希望の方についてのみ、
  以下の日程内でのみ、
  お受けいたします。

  現在の価格設定のなかでの最後のセッション、
  お考えの方はお早目にどうぞ!



   11月  2日(木)  全日 時間OK
        4日(土)  全日 時間OK
        6日(月)  全日 時間OK
       13日(月)  全日 時間OK
       20日(月)  全日 時間OK
       22日(水)  全日 時間OK 
       29日(水)  全日 時間OK  

   お問い合わせは     chakra@aura-soma.name

**********************************************








2日間にわたって書いた「こちらあみ子」を読んでの記事でしたが、どうして私がこんなにも発達障害の子を扱ったものにこだわるかというと、私も似たような経験をしたことがあるからです。



昨日もちらと書きましたが、うちのサロンにも「精神科にも通っているんですが・・」とオーラソーマのセッションにいらっしゃった方が複数みえました。
ある一時期、急にそういう方ばかりになったときがあるんです。
それは私が「オーラソーマのセッションを受けるのは、格別に悩みがあるから、ということではなくごく普通の人が毎日化粧品を使うようになじんでほしい。毎日、自分の状態を見詰め続けてほしいから」という当初の願いから切り替えて、「いや、悩みが深い人にも来てもらってもいいな」と思いの路線をちょっとだけ変更したときに起こりました。
不思議なものですね~
どこにもその路線変更を記載したり、吹聴したりした覚えはないんですよ。
自分の心の中でそう思っただけ。
でも人はそう思うようになると、そういう波動を発しているんでしょうね。それと引き合う人がやってくる。




そのうちのある1人の方はいらっしゃるたびに長居をされました。
それがちょっとやそっとじゃないんです。
「些々羅」では、いちおうレギュラーセッションは70分となっています。
そしてそれがクライアント様の都合で延びた場合は、10分につき延長料金¥1000と謳っています。
しかし、実際にはこの「延長料金」、私はとったことがありません。
どうしても言い出せない・・というそういう可愛い理由ではないんです。
私自身が、きちんと線引きが出来なかったというか、線引きに対しての概念を確立できなかった、ということでしょうね。



まぁ、それでも70分が90分になりました、ぐらいまでなら全然いいと思っていました。
流れでそれくらいになることはありますから。
この方がいらっしゃるのはたいてい5時間というレベルでした・・!!
それも毎回です。
最初第一回目のときこそ、その方が語るストーリーを全部把握しておくのは今後のためにも良いことだ、と思ったので、口を挟まずに話したいだけ話してもらうようにしました。
しかし、もうストーリーはたいがい聞いたつもりでも2回目以降もこの方の自身のストーリーを語りたい欲望は収まりを見せることがありませんでした。
それはどこで口をはさんだらいいのかわからないくらいでした。あまりにもとうとうと話されるので。
また、ご自身のことを語るのがお上手なんですよね。
だからよけいに私はその人のことを「ごく普通の人」と思っていました。
しかし、私が少しでも主導権をとって話そうとすると、とたんになんと!こっくりこっくりと居眠りをされたりするのです。
全く聞く気がない。
でも本人はそのことを、
「あぁ、ごめんなさいね。精神科でもらっている薬のせいです。時に我慢がきかない眠さに襲われるのです。」
と言い、決して私の言うことに耳を貸す気なんかない、という意味ではないと言っていましたが。




さすがにこれは何とかしなくては、と思い始めました。
あるとき、その方から
「今日はセッションはお願いせずに、ボトルだけをもらいたくて伺いたいのですが」
という連絡がありました。
わかりました、とお待ちしていました。
その方は到着するやいなや、ニコニコと
「今日は久しぶりだから恵津子さん、いっぱい話聞いてくださいよぉ。」
とおっしゃいました。
私は、これはいけない、もう今日はきちんと言うぞ、と思い、
「それは出来ませんよ。それをやってしまうとセッションになってしまうから。
ボトルを所望していらしたんですよね? それでいっぱい話を聞くというわけにはいきません。」
と言いました。



私は、それでは筋が通らないだろう、ということはこの方も十分に承知してくださっているはずだ、と思っていました。
ただそれをだらだらと認めてきたこれまでに対して、きちんとけじめをつけるために言っただけで。
だから
「ボトルだけ、と言って来られて、お話をうかがうわけにはいきませんよ。」
と言っただけでもう十分にキツイことを言ったつもりでした。
それで分って頂けると思っていました。
しかし、彼女にはそれは全く通じませんでした。
「どうしてそれがいけないのかわからない・・・」
と繰り返すばかりなのです。




手を変え品を変え、いろんな言い方でお話をしたと思います。
そうしたら彼女から返ってきたのは、
「じゃ、3時間半ならいいんですか? 3時間ならいいんですか? そこをきちんと何時間ならいい、って言ってくれないとわからない・・」
でした。
これまた私はびっくりしてしまいました。
「いい」のは70分までですよ。
当たり前じゃないですか。
そう初めから謳っているじゃないですか。
それを5時間、6時間がダメだというなら、3時間半くらいまでならほぼ半分に申し出てあげたんだからOKですか? みたいに言われて私は面喰ってしまいました。
そもそもセラピーというものは治療効果を謳えるものではありませんから、どこへ行ったって何時間とか何十分という時間というものが、すぐに金額となって跳ね返るものになっている仕組みだということはこの人にだってわかっているはずでしょう。
それを3時間半にわたって私を独占したら70分のときのままのお値段ではいけないのかもしれない、という考えは微塵も浮かばないのだろうか?
70分、と謳っているものに対してそれ以降は本来なら10分につき¥1000と言っているものに対して、それでも「3時間半ならいいんですか?」と言ってくる人に私はもうどういう言い方をしたらいいのか、言葉を失いました。
そのときはね、こちらの言っていることは全部彼女に通じている、と思っていた私が間違いだったんだなぁ、と今ならわかります。
70分がレギュラーセッションって書いてあるんだから、そりゃ70分が筋だなぁ、とは思わないんだ・・・!
もう何回も来ていて、それは当然わかっていて、それでもずるずると延長しても私が何も言わずにうんうんと聞いているということに甘えてきたけど、そりゃやっぱり70分だよね、とは思わないんだ・・・!
それに対して私が
「3時間半もありえませんよ。70分は70分です。」
ときっぱりと言えばよかっただけなんでしょうね。
でも彼女は自分から「3時間半ならOKなんですか?」と聞きながら、
「でも3時間半なんかじゃ、とうてい話し切れない・・・」
と言いました。
3時間半も、と思いますが、彼女にとっては「3時間半なんか」なんですね。
5時間居るときだって、外がうす暗くなってきたのに気づくから、「あ、さすがにそろそろ・・」と腰をあげてくださるだけのことで、話がキレよくまとまった、終わった、と言うわけではありませんでした。
彼女はいつまでだっていいよ、と言ったら夜中までとりとめもなく話していたことでしょう。



「とにかく、これ以上話はできない。こういうことを聞いているのも本当ならもうセッションをやっていることになる。」
と私は言い、話を打ち切りました。
「さ、どのボトルを持って帰ることにするの?」
と言うと、彼女は私が言ったことがショックでもうボトルなんて選べなくなった、と言って何もボトルを持ち帰らずにそのまま帰りました。
帰り際、
「恵津子さんって人間があまり好きではないんですね。人間より猫のほうが好きなんですね。」
という捨て台詞を残して。
これも「素直にそう思ったから言っただけ」なのかどうかよくわかりませんでした。
今日はせっかくいろいろと話を聞いてもらえると思ってやってきたのにそんな風にはならなくて帰ることになったことにムカムカしていてそれくらいのことは言いおいていかないと気が済まないわ!と思って言ったのか、ほんとうにふとそのとき「恵津子さんて猫以上には人間が好きじゃないのかなぁ」という考えが浮かび、そのまま口にしただけなのか、それは私にはわかりません。
わからないしそこにすごく反応することじゃない、と思って
「そうかもしれないですね」
と笑いながら見送りました。
しかし、実際には私は相当に傷ついていました。
それがもし彼女がわざと腹いせで言い捨てていったことだったのなら精神病の人って恐いなぁ、と思ったのです。
使い分けるから。



私は、これでもう彼女は来なくなるだろうな、と思いました。
しかし、実際にすごく間は空きましたが、それから私がレストランで+ランチ付のイベントを行うようになったとき、1度来てくれました。
まったくなんのわだかまりもない様子でよかった、よかった、と思いました。
そのときは「1本ボトル付」のイベントでした。
イベントには持ち運びのできる25mlを使っていましたから、皆さんが選んだボトルはその後ディストリビューターに発注して届き次第、50mlを「うちのサロンに取りに来るか」「お住まいの住所にお送りするか」にしていました。
すると彼女は「サロンに取りに来る」を選びました。



それから1か月が過ぎ、とうにボトルは用意できているけれど、彼女からは「いつ取りに来ます」とも何とも連絡がありませんでした。
なので私はサービスのつもりで
「1か月たってもご連絡がないので、お送りしますね。」
とのメッセージを添えて、彼女の住所宛てにボトルを発送しました。
彼女からは「届きました」も、「発送費がかかったでょうにありがとうございました」も一切なんの連絡もありませんでした。
つまり、何かしら彼女は不服なんだろうな、と推測できます。
「サロンに取りに行く」と言ったんだから、そのまま取っておいてよ、何を勝手に送り付けてくるんだよ、と思ったのでしょうか。
それとも「サロンに取りに行ったときにまた長話でもされたら迷惑だから、とあの人はボトルを送ることにしたんだな」と深読みでもしたでしょうか。(全然そんなつもりはなかったけど。ほんとに取りに来るくらいなら送ってあげたほうが楽だろうし、早く手にしたいだろうし、と思っただけで)
そしてそれで本当にそれきりになりました。



もし深読みをして今度こそ私とは断絶だな、と思ったのだとしたら、どうしてそんな深読みができる人があのとき、
「何時間ならいいんですか? わからない・・」
と、70分、と謳っていることに対してわからない、わからない、とうわごとのように言ったのだろうか、ということが全く私には解せません。
ずいぶんと時が経過し、あるときオーラソーマの友人に、
「昔、5時間とか長居する人もいらしたよ」
と話したとき、首を横に振りながら、
「恵津子さん、それはもうその人をこれ以上追わなくていいと思うよ。もういい、もういい。自分のどこがいけなかったんだろう、と考えることもないし、原因や結果を探ってなにかを分析しようとする必要もない。」
と言いました。
私もそう思いました。
それでそれきりこの人のことは忘れることにしました。
だから、「あのとき私はどうしたらよかったというのだろう」とは考えないけれども、この一件から私は「非常に軽度ではあるけれども、精神科に通っている」という人のセッションを受けることに相当慎重になりました。
それは寂しい決断かもしれないけど、それがお互いにお互いを守るためならばしかたのないことだと思っています。



そして、こういう記事を書くこと自体、不愉快になる方がいらっしゃることも理解しています。
セラピーサロンをやっているはしくれとして、こういうことを書いて一切自分になんの得にもならないこともわかっています。
どんな人に対しても愛を持って接する、寄り添うのがセラピストの役目ですからね。
「いくらちょっとおかしい言動をとったことがあるって言ったって、そういう人を批判するような人のところになんて絶対行きたくない!」と思う方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、そういう方はそっとこのブログから去ってもっと優しい方のところへ行っていただければいいと思います。
心から自分に合う、素敵なセラピストさんが見つかるといいな、と思います。
私は、オーラソーマというものが毎日毎日真摯に自分を見つめ続けていくというツールであることから「ごく普通の人」に来てもらいたいと思っていたけれども(この「普通」という意味は、どこか精神科にかからなくてはならないほどの暗く深い悩みのなかに居るわけではない人、という意味です)、ちょっと路線変更をして「悩み深い人」のためにも立ち働きたい、と思ったとたんにこういうことがあって相当にへこみました。
そして軽度だからといってうかつに精神病の人を、その専門家でもないセラピーサロンが受け容れてはいけないな、と思った経験をお話ししたかっただけです。
それで、私は苦渋の経験をしてしまったけれど、私ならこうしたな、とか自分ならどう感じたかな、とかいろんな視点からそれぞれの人がこれからの社会で、みんながちゃんと共存できるようにしていくにはどうしたらいいのかな、と考えるきっかけになればいいなと思って、ずいぶん時も経ちもう時効にしてもいいかなと思い、思い切ってこの記事を書きました。




******************************************
★全国一律1品から送料無料
    お支払いの方法は振り込みです。
    振込先はゆうちょ銀行と普通銀行があります。
    ゆうちょ銀行に口座をお持ちの方であれば振込手数料は発生しません
    が(1か月に3回まで無料、4回目からは発生することに変更になりました)
    それ以外は振込手数料が発生することをご了承ください。
    製品の大きさによって通常郵便か宅配便を利用するかはこちらで
    決めさせていただきます。ご指定はできませんのでご了承ください。

    商品の到着は基本、「受注」から翌々日の発送となります。
    それ以上にかかる場合もございますので、その際は事前にご連絡いたします。

   すべて、お問い合わせは
     chakra@aura-soma.name
    までお気軽にどうぞ!

*******************************************

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よく書いてくださいました! (カオカオ)
2017-10-29 09:58:38
えっちゃん、書きにくいことを書いて下さりありがとうございます。

すべては、選択ゆえの結果。
良い悪いではなくプロセスも含めて受け入れることが、選択したことの責任なんじゃないでしょうか。

各個人がどう捉えるか。。。
それは各個人が決めることだから、これでいいんだと思います。

私は、どんな時もどんな事にも、真摯に向き合い、包み隠さずに自分の責任で発言していくえっちゃんはステキだと思っています。
返信する
ありがとう (些々羅)
2017-10-29 18:00:34
カオカオ、コメントありがとうございます。

カオカオの言うとおり、なにが「良い悪いではなく、プロセスも含めて受け入れることが選択したことの責任」なのでしょうね。

少なくとも私はこのことから派生したことはすべて責任はあることを自覚したいと思います。
返信する

コメントを投稿