この話題で3日目に突入するとは思いませんでした。
昨日、医者の患者に対する説明不足が腹立たしかった、と書きましたが、それで私はふと、自分のコンサルテーションのあり方に気付かされました。
サロンにお客様がおいでになった場合、お客様が最初に入手する情報とは、1時間で50ミリリットルのボトルがついて1万円というコースだ、ということだけです。
こちらは50mlのボトルは単品で購入すれば5460円と言う単価なわけだから、60分のコンサルテーションを行って、5460円の物品もついてくるってことはなんとお値打ち!と思っていても、初めてのお客様は、その50mlのボトルが何の役に立つものかもわかっていません。下手すると余計なものを押し付けられる、と思ってらっしゃるかもしれません。だからとにかく「1時間で1万円がかかるということなのだ。」ということしか頭に入ってこないでしょう。
1時間、あるいはちょっと伸びても1時間半の間にすべてが終わるのだ、という時間的制限についてはわかっても、その間にいったい何が行われるのか、右も左もわからない。
これは不安でしょうね。
私はいちいち説明するよりもまぁ、体験してもらっちゃったほうが早い、と思っていたので、「つべこべ説明するよりも、まずはボトルを選んでもらいましょうか。」と、とにもかくにもまずはボトルを4本選んでもらうところから始めていました。
そしてお客様が選ばれたその4本を見つめながら、そのつど、必要な情報をお話ししていく、という手法をとっていました。
けれど、お客様の身になってみれば、「どういう手順で」「ひとつひとつの手順にはこれくらいの時間がかかって」ということをはっきりとさせておきたいでしょうね。(なかには、すべてを委ねることがまた面白い、という方もいらっしゃるとは思いますが、自分がすべてが明らかになったうえで、開示されるべき情報はすべて開示されたうえで納得して行いたい、と言うタイプなので、とくにこのことが気になったのです。)
だから、これからは「まずはデトックス効果のあるハーバルウォーターを差し上げますね。これはコンサルテーションのあとにもう一度ハーブティーをお出ししますので、そのときまでには飲んじゃってくださいね。」とか、「そのあとにボトルを選んでもらって、コンサルテーションを始めます。ボトルを選ぶのにかける時間は非常に個人差があってまちまちなので、ご自分のペースで結構ですよ。コンサルテーションには30分ほどかかります。そのあとにボトルの使い方の説明、ポマンダー、クイントエッセンスの説明をしますね。そして、今日、あなたに足りなかった色を補うカラーエッセンス入りのハーブティーを差し上げます。それで1時間のコンサルテーションが終わりです。1時間は初めての方の場合は説明することが多いので、最長1時間半まで伸びることがあります。そのあとのハーブティーはお時間には含みませんので、どうぞごゆっくりくつろいで過ごしていってくださいね。」などの説明的なご案内を入れたほうがよいな、ということに気付いたのです。
このことは実は過去世セラピーを受けに行ったときにも思ったことでした。
最初先生が、「今日は、カウンセリング? 過去世セラピー? どちらかしら?」とおっしゃったので、「過去世セラピーです。」と答えたのですが、その後、カウンセリング的な会話をどのくらいかなぁ、2,30分という結構長い間したのです。その間私は、「あれ? これって世間話? それともカウンセリング?
カウンセリングだとしたら、私は過去世セラピーのほうだって言ったのに、聞き間違いされたかしら? カウンセリングと過去世って両方とも出だしが『か』だから私の滑舌が悪くて間違えたのかな。この話がずっと続いて、『さ、終わりです。え? カウンセリングっておっしゃったわよね?』って言われたらどうしよう・・」なんてことばかり考えていたので、せっかくの先生の話にも気もそぞろ、というところがあったのです。
結果、聞き間違いは起こっていなくて長めの前段が終わってから過去世セラピーに入ってよかったのですが、これとて最初に「過去世セラピーに入るまえにあなたのことをよく知っておきたいから、20分くらいちょっとお話しましょうね。」と言ってもらえば安心したのに、という思いもあったのです。
あ~、よかった、よかった。気付かせてもらえて。
さて、家に帰った私は早速ネットで近くの専門医を調べてみました。
昨日も書きましたが、県立病院の医師の「オシッコで流すのがいい」「うちには土日医師がいない」「月曜日になったら専門医にかかったほうがいい」という説明から私は、たまたま今日が土曜日に当たったことが不運であって、平日であれば大量に水分をとってオシッコで流すだけ、ということではない、もっと積極的な治療がすでに受けられたはずなのだ、というふうに思ったからです。
では、土日でも開業している医者を見つけることができたら、何も月曜日まで待たなくてもいいじゃないか、と思ったわけです。
ひとつには、ダーリンが痛み止めが3時間しか効かなかったので、そんな状態で土日を過ごすのは不安だった、ということもあります。
痛み止めは強い薬なので、ということから3回分しかもらえませんでした。「あと、きれた場合はとにかく何とか耐えて」と言われていたので、そんな痛みに耐えるしかない土日を送ることになるくらいならすぐに診てくれるお医者が見つかればいいのだから、と思うのは妻心(?)というものでしょう。
さて、インターネットで検索すると、意外にも自宅のすぐそばに専門病院があることがわかりました。しかも、その病院はその分野ではこのあたりでは有名な病院のようで、結構遠くからでも患者さんがいらしているところみたいです。
9時を待って、即、電話を入れました。
電話じゃあまり答えてくれないかなぁ、とりあえずとにかくいらっしゃい、と言われるだけかなぁ、と思っていましたが、電話口でそれはそれは丁寧に答えてくださいました。
それでようやく私は県立病院で抱いていた疑問が氷解したのです。
① 通常、結石は7~8ミリ程度のものまで、医師はできることならばオシッコで流れ出させるという選択をする。それが結果的に体にとって一番負担のかからない方法だからだ。
② もうひとつの方法として、内視鏡を使った手術とか、外側からレーザーガンを当ててこっぱみじんにするという手術もあるが、それはよほどその選択肢しかもう残っていない人の場合である。どうしてもこの方法をとってください、と言われればそれは絶対ダメ、やめておきなさい、とは言わないが、この手術の機械があるのは岐阜では市民病院、大学病院、県立病院の大きいところだけ。どっちみち、うちにきてもらっても、その手術はできない。
③ かといって、個人差もあるし、あまりに痛みを我慢していると腎臓そのものが炎症を起こして腫れることもあるし、石が尿道を通ってくるときに傷つけて血尿が出たり、細菌に感染したりすることがあるので、そのバランスから判断することが必要。県立病院が月曜日には専門医にかかりなさい、と言ったのはそういう総合的なバランスを見ておいてもらえ、という意味からだと思う。だから治療法としては、やはり大量に水分をとってオシッコから出すしか今のところない、というのは正しいですよ。
④ 痛みだって3時間しか痛み止めがきかなかった、ということですが、ではそういう人がいつもいつも今後3時間しか効かないかというと、そういうことは考えにくい。石は落ちてくるときに痙攣しながら落ちてくるような動きを見せることがあるので、そのときだけがすごく痛い。今、そのときだったんではないでしょうか。だから、これからは痛み止めがもっと長時間効くと思いますよ。
・ ・ということでした。
なぁるほど。こういうふうに言ってもらえば、私だって理解できるのよ。
ダーリンにこの旨を話し、土日は大量に水分を取り、せっせとオシッコをして、もらってきた痛み止めで耐え、なんとか乗り切ろう、ということになりました。
その夜・・
「レベルいくつ?」
「ん~、3かな。」と言っていたあと、
ダーリンが、「そういえば、低周波治療器あったよな。あれ、当ててみようかな。」と言いました。確かに、痛みに耐えていると筋肉もこわばるし、それはいいかも、と痛いほうの左腰に低周波のパッドを当てました。
そして15分が経過。
「あ! レベル0!」とダーリン。
「マジで?」
「うん、まったく痛くなくなった。恐るべし、低周波治療器。う~ん、結石で悩む人みんなに教えてあげたいなぁ。」とひとりごちています。
これはどういうことだったんでしょうか?
低周波の刺激で石が移動して、たまたま痛みを感じないところにいま、いる?
不思議なことにそれからダーリンは、痛み止めをまったく飲まなくてもよくなったのでした。
ひとまずやれやれ。
痛みがおさまれば、普通の人。
なのに「お茶!」「コーヒー飲みたい!」「おなかすいた!」とまるで幼稚園児を育てているかのような欲求をしてくるダーリンに殺意が芽生えてきました。
何いってんだよ。
こっちはあんたの介護といろんなものの後片付けで寝てないんだよ。
それを食っちゃすこやかにガーガーといびきかいて寝やがって。
あ~ぁ、たった1日でこんなことを思うなんて、私にはとうてい介護なんて無理だわ。私の周囲の家族たちよ、なにとぞ、健康でいてくれたまえ。
オーラソーマヒーリングサロン「些々羅」では、メールにてコンサルテーションのご予約を受け付けております。営業受付時間は月~土(AM10:00~PM18:00)です。
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