アクアとチャワンテの対面に失敗して途方にくれ、動物病院の先生に相談すると、
「う~ん、とりあえず子猫のアクアのほうをケージに入れたまま、同じフロアでチャワンテに見せ続けるしかないだろう。」とのことでした。
はい、そんなところしかないとは思っておりました。
たまたまダーリンが仕事の現場でとび職人の人と話していたら、その人のお宅も2匹の猫を対面させることになったとき、そうしたそうです。
そして、2匹を実際に直接同じ家で住まわせるようになるまでには数ヶ月かかったとか。
「そりゃあもう、大変だったすもん。」というのを聞いて、また目の前が暗くなる私でした・・・
さて、そうしていざ3Fにアクアのケージを運び入れました。
とりあえずはずっとアクアをケージに入れたままで置いておくのではなく、夜寝るときだけにしました。
今まで2Fの広々とした部屋で走り回りたい放題だったアクアを急に1日中ケージに入れておくのは可哀そうだ、と思ったからです。
ただでさえ、大きな猫がケージ越しとはいえ、しょっちゅう威嚇するなかでストレスも感じるだろうし。
アクアは私の姿が見えると鳴きます。
「どうしてママがそこにいるのに出してくれないのぉ?」と言わんばかりに。
そしてチャワンテはおそるおそるケージに近寄っては相変わらず「フーっツ!」。
やれやれ・・・
わかってはいるけれど、ここは我慢、我慢。
お互いこれを耐えて乗り越えるしかないのだ、頑張れ、アクア、チャワンテ。と心の中で祈りつつ、わざと知らん顔をしていました。
するとあることに気づきました。
いつも私が仕事を終えて帰ってきて、その場で座ることもなく夕食の準備をし、ダーリンが帰ってきて一緒に夕食をとり、そしてまた後片付けをして、ようやくやれやれとばかりにテレビの前に座ると、待ってました、とばかりに甘えにくるチャワンテがいっこうに姿を見せない・・・
どうしたんだろう?
アクアとケージがやってきて、いつもと違う様子なのに警戒しているんだろうか?
私とダーリンは話し合って、
「いい? アクアを連れてきたって、いくら小さいからアクアが可愛いからって、先住猫であるチャワンテを一番に扱わなくちゃいけないからね。」
「うん、わかった。」と確認しあっていました。
だから、帰ってきてチャワンテの顔を見たときも、
「ただいま~ あ~ チャワンテの顔をみるとほっとするわ~ チャワンテ、可愛いねぇ。」
「チャワンテが一番だよ。」
「いつまでも長生きしてよ。」
「あんたがここに居てくれないとだめなんだからね。」
など、一生懸命チャワンテに話しかけていたつもりでした。
それでもすねているのか、怯えているのか姿を見せないチャワンテ。
もともとチャワンテは甘えベタの猫でした。
私とダーリンがふたりでいるときにはまず寄ってこない。
でもどちらかひとりでいるときには、べったりの甘々状態。
もともとチャワンテは私とダーリンが結婚する前から私が連れてきた猫なので、私のほうに慣れていました。
ダーリンにも最初のうちは今回のアクアのときのように「フーっツ!」とときどきうなるくらいでした。
だから私がひとりのときに私にすごく甘えてくるのは、私に対してだけだと思っていました。
それをダーリンに言うと「やっぱり、俺にはそこまでなつかないのか。」とショックを受け、あまりチャワンテに愛情をそそいでくれる気にならないと困るので言いませんでした。
でもあるとき、ダーリンが「俺がちょっと寝付けなくて夜中にひとりで起きだして一杯やりながらテレビ見てるときなんか、チャワンテ甘々やぞ。」とでれっとした顔で言ったので、なぁ~んだ、ちゃっかりダーリンにもそうしてたんだ、とわかったのでした。
そして、チャワンテはそういうところを私に見つかるとハッと我に返ったような顔をして、すごくバツが悪そうな顔をしてダーリンに甘えるのをやめてしまいます。
それは私のときも一緒。
私に甘えていてダーリンがやってくると、ハッとした感じでやめてしまう。
これはどういう気持ちがチャワンテのなかに渦巻いているんでしょうねぇ。
ダーリンは、「チャワンテのやつ、もうちょっといつも甘えてくれると可愛いんだけどなぁ。」というけれど、私はこのチャワンテの甘えベタというところが愛おしいんです。
小さい頃の自分を見るようで・・・
私も小さい頃、甘えベタでした。(小さい頃、というか大きくなって母親に甘えたりすることはありませんから、つまり、人生通してずーっと甘えベタ、ということですね。)
母親は、スキンシップが苦手な人でした。
私のほうからそれを求めても、「やめなさいよ。」と言って突き放すくらいでした。
確かに1分1秒も睡眠をとりたいくらい当事ハードだった仕事を思うと、ようやく眠れるか、という頃になって甘えてくる娘に苛立ち、「早く寝なさい。」と突き放したくなるくらいのギリギリの生活だったことは、今オトナになった私にはよぉくわかります。
私も特にそれで母親から拒絶されている、とは感じませんでした。
でも、スキンシップや甘える、ということは見苦しいことなんだな、という風には思い込みました。
ボディランゲージというものは自然に発露するものでしょうから、コトこれに関しては、小さい頃に出来なかったことが大きくなってから上手になるとは思えません。
チャワンテには幼い頃にどんなことがあったんだろう・・・?(チャワンテはたぶん、生後6ヶ月か7ヶ月ぐらいで拾いましたので、それより以前のことはわかりません。)
母猫にスキンシップをしてもらえなかったのか?
兄弟姉妹が多すぎて、引っ込み思案のチャワンテはなかなかお鉢が回ってこなかったのか?
飼い主の人がスキンシップが嫌いな人だったのか? あまりかまってもらえる時間がなかったのか?
チャワンテが甘え上手のアクアから今からでもいいから甘え方を学んでくれるといいのですが・・・
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