こないうち、オーラソーマのボトルが次で最後のものとなる、という噂を耳にしてから、ふと思うことがあります。
マイク・ブース氏はオーラソーマシステムの後継者づくりというものをどう考えているのか?ということについてです。
オーラソーマを作ったのは、ヴィッキー・ウォール女史です。
しかも、信じられないことにこのカラーボトルは、彼女が重い糖尿病にかかり、失明してから出来上がったものでした。
しかも、それはまさに天の導きによって、としか思えないような誕生でした。
ヴィッキーは3日間の瞑想のとき天から「水を分けなさい。」というメッセージを受け取り続けたのです。その後、上下に色が分かれた今のイクイリブリアムボトルを誕生させました。
そして彼女自身、カラーについて全く知識もないままにまるで誰か別の人間の手が動いているかのようにボトルを誕生させたのだ、と語っています。
それが1983年のことでした。ヴィッキーすでに65歳。
そしてその翌年の1984年に、すでにヴィッキーとマイクは出会っています。
その出会いの場でヴィッキーはマイクに「あなたとは一緒に仕事をすることになりそうね。」と予言めいたことをすぐに口にしています。
そして1991年、ヴィッキーが73歳でこの世を去って以来、マイク・ブース氏がオーラソーマの全指揮を執り続けています。
ヴィッキー女史がオーラソーマを誕生させたとき、彼女は全世界にこれほどまでにオーラソーマシステムが広がるとは思いもよらなかったことでしょう。
だから、彼女が自分がもし死んだ後にはこれを受け継がせる人は誰にしよう?と考えていたとは想像しにくいです。
しかし、翌年すぐにマイクには何か運命的なものを感じていたようですから、ぼんやりと自分が死んだ後はマイクに、という考えもあったかもしれません。
何せ、システムを作り上げたときがすでに65歳ですからね。
しかも重い糖尿病を抱えていたわけですから、自分の余命ということについては思いを馳せるときがあったことでしょう。
さて、そしてマイク・ブース氏です。
私はマイク・ブース氏の正確な年齢を知りませんが、そろそろ後継者について考えてもいいようなお年頃ではありませんかねぇ。
ヴィッキー女史からマイク・ブース氏へのオーラソーマの受け継がれ方があまりにも自然な流れだったため、ひょっとしてマイクは、「そんなこと考えずに自然体で生きていれば、いずれ必要なら僕にも天からメッセージが降りてくるさ。そういう人とめぐり合うのさ。」とでも思っているのではないか、というふしがあります。
そんな思考のプロセスはまるで教団の教祖ではないですか。
私はそんなお気楽な天然スピ坊やを1つの確立されたシステムの長と仰ぐのはいかがなものか、とため息をつきたくなります。
以前にも言ったことがありますが、マイクが“感じることのできる”人であるなら、その直感によってオーラソーマシステムを支えるひとりであってもらうのは構いませんが、「プロダクツの社長」であったり、「アザイアクトの学長」である必要はないんじゃないでしょうか。
ひとつの企業の社長や学びの頂点に立つ人には、やはりその下で働いている人や学んでいる人たちの生活や勉強・研究の過程のすべてに責任を負う必要があります。
でも、マイクはもう少しお気楽な立場にいさせてあげたほうがいい人なんじゃないかしら・・・
経営を成り立たせるためには「営業」とか「利益」とか、本来彼が考えたくもないようなことに目を背けることはできないはずです。
これが後継者が育っていないからなのか、マイク・ブースが何もかも自分でやらなければ気が済まず、人に任せられないタイプだからなのか、私は知りませんが、このままだといったいオーラソーマはこの先どうなってしまうんだろう、と少し不安になるときがあります。
だって万が一、マイク・ブースにこのまま何の天の啓示も下りてこず、コロリと亡くなるようなことでもあれば、その時点で誰も指揮を取れる人がいない、ってことになっちゃうわけでしょ?
今だって、何人かの側近や家族はオーラソーマを支えているみたいだけれど、はっきりとこの人がマイクに次いでのNO.2だ、って衆知されている人はいないでしょう。
こういうことでいいんでしょうか?
このままだと万が一、ってときには確実にすごい混乱が起こりますね。
「必要なときに天から降りてくるはず」というのと、しかるべき社会の立場にいる人が、それをして「だから何もしなくていい。」というのは違うと思います。
やはり、何事においてもある程度の予測と準備、というものは当然必要じゃないですか。
マイクだって、ヴィッキー女史が死んだのでいきなり後継者となった、というわけではなく、ヴィッキー女史が生きているときからすでにボトルは誕生させ続けてきたはずです。
それも最初のうちは、マイクは自信がなくておろおろしていたのをヴィッキーさんが、「大丈夫よ。あなたには守護天使がついて見守っているわ。」と励ましたことから、初めてマイクが誕生させたボトル、B44は「ガーディアン・エンジェル」と名付けられているくらいですから。
このように、やはりいきなり後継者というものは指名された日からトップとなる、というのではなく、今から徐々に英才教育的に慣れさせておく必要があるはずです。
でも、マイクの周囲からマイクにそういう扱いを受けている人はいなさそうだ・・・
物事というのは巨大になっていくに従って、どうしても一人歩きを始めます。
そしてそこにはルールや基準など、マイクが好みそうにないお堅い決め事も必要となってきます。
でも、いつまでもマイク・ブースは家内工業のマニファクチュアリーでやりたがっているように思えて仕方がない。
ここまで育って、全世界に広がったというオーラソーマの実態に目を背けたがっているとしか思えない。
オーラソーマのボトルがどうやら次の1本でそれ以降の誕生はなさそうだよ、という噂からつらつらとこんなことまで考えてしまいましたが、この話をしたときある友人は、「だからかぁ! 次の1本でキャリーケースに収まる本数がちょうどぴったりになるもんね。最初からわかってたんだ! すごいなぁ。これ以上増えたらキャリーケース使えなくなっちゃうじゃん。どうするんだろう、と思ってたもん。」と感心していましたが、そうなんだろうか・・?
それとも帳尻あわせただけ・・?
これから先も帳尻があえばいいですが、なんかオーラソーマそのものが綱渡りのような歩みだよなぁ。
私が心配しても詮無いことですが、オーラソーマがどうかこのまま(というより改善されて今以上になって)健全に発展していくことを祈るばかりです。
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