実はこんなことまであからさまに書くのはどうか、と迷いつつ・・・ えぇい! 書いちゃえ!
先日、不正出血があったんです。
なんの自覚症状もないからちょっと様子をみようかしら、と思って放っておいたら忘れてしまって・・ んで、忘れた頃にあら、まただ、ということがあり・・
やっぱり心配なので病院に行きました。
歯医者さん以外で、以前に病院に行ったことがあるのは、かれこれ2年以上前(もっと前かなぁ)なので、名古屋に仕事の事務所があって毎日名古屋に通っていたころなんですよね。
診療時間内に行けるのは会社の近くしかない、というわけで、自宅の近くの病院じゃなくて、病院といえば会社の近くのところでした。
しかし、自宅勤務となり、今回どこへ行こうかしら? どこに病院ってあるのかしら?とインターネットで調べてみました。
そのなかで「とても語り口が丁寧で・・」というコメントが寄せられていた病院に行くことにしました。
自宅から車だとほんの6,7分てところです。
確かに親切で、とてもきれいな病院でした。
診察が終わると、先生がトレイの上の血のかたまりのようなものを見せ、
「ポリープがあったので取って置きました。これのせいだったと思います。なんかの拍子にちょっとこすれたりするんですね。」とおっしゃいました。
そう言われて気づきました。
わたし、これが初めてじゃなかった。
子宮ポリープができたのは、もうかれこれ3回目くらいだ、ということに。
以前がもう何年も前のことだったので、ついポリープができやすい体質だったということを忘れてたんですね。(いやいや、何年前であろうとそういうことはふつー忘れんだろー、という声もあるとは思いますが・・)
なぁ~んだ。
最初っから「あぁ、多分、またポリープでもできたんだな」と思ったら、病院に来る前に、「癌かもしれない・・」「そうだったらどうしよう・・」とかドキドキしなくてもすんだのに。
「うん、ほかは超音波でも見たけれど、何にもないし、大丈夫ですよ。」とお医者さんはおっしゃいました。
「え? 何にもないですか? わたし、子宮筋腫もちのはずなんですけど。」と言いました。
そうなんです。
私は、子宮筋腫もちでもあるんですね~ でも、女性の4人に1人は筋腫もちだといいますからね。
もう何年も前にそれがわかったときにはお医者さんに、「ピンポン玉くらいの大きさがあるけれど、場所も問題ない場所だし、何にも自覚症状もなければ経過観察で放っておきましょう。」と言われていました。
「あぁ、そうですね。筋腫あります。だけど、ほんの1センチにも満たないようなパチンコ玉くらいのもんですからあるうちに入りませんよ。」と言われました。
!!!
何年かが経過し、ピンポン玉くらいあったはずの筋腫が自然にパチンコ玉くらいになっていた!
こりゃありがたいことだわ、と喜んだのと同時に、これは私が更年期にさしかかり、女性ホルモンが欠如しはじめた証拠でもあるわけだから、ちょっと複雑でした。
女性特有の臓器を病気によってとっちゃったり、そこから発生する症状がなくなったりすると、急に「私はオンナではなくなった・・」とひどく落ち込んでしまう人もみえるようですが、私はそんな想いは全く湧いてきません。
不調だったものが快調になり、わずらわしいことがなくなるなら、それで結構♪と思うだけ。まぁ、そう思えるのもこの年齢になってから今後子どもを産んだりすることはありえないからということもあるでしょうね。お若い方の場合はやはりショックも大きいと思います。
ここで「ちょっと複雑」と書いたのは、子宮筋腫がこれだけ小さくなっているということは女性ホルモンが出なくなっている証拠だからそれによって何かしら更年期障害の症状が出始めたらやだな~と思ったからです。(たぶん、今のところまったくそういうのないし、母親も更年期に関しては何もなかった人なので大丈夫だと勝手に思ってるんですけど。)
しかし、考えてみれば、父親も大腸ポリープを何回もやっているし、私は自分の体内に異物をつくりやすい体質なのかなぁ。
まてよ、異物じゃないか。
そもそも自分の組織を何らかをきっかけに固まり化していく、ってことか。
そして体内に取り込みやすいだけじゃなくて、花粉症もひどいことから考えると、体内に異物が入ってくることに過剰に反応する体質であるともいえる。
そもそも自分の肉体の組織であったものを異物化してしまったり、外から入ってくるものに過剰に反応して押し出そうとしてしまったり、私は肉体的には「自分」と「そうでないもの」をきっぱりと分別したがる体質なのかなぁ。
・・っていうか、肉体が精神的なものの結果として最終的に反応が出るところだとすれば、マインド的にも私は「自分」と「他人」をくっきり区別したがる性癖があるのかなぁ。
そうかもしれない。
自分というものをつきつめて探求することに興味があるっていうのも、「自分」と「他人」の境界線をはっきりさせたいタイプだからかもしれない。
みんなワンネスなんだし、そこんとこなぁなぁでいいじゃない、と思えたら、もっといろんなことに優しくなれるような気がする。
けれど、そうしたら世の中のいろんな事象が気になったりする私の分析癖もなりをひそめてしまうかもしれない。
分析癖がいいことばかりではないけれど、いろんなことを考えるきっかけにはなるので、そのへんは自分でも気に入っている自分の部分なんだけどなぁ。
・・なんてことを考えながら支払いをすませ、明細書をみると、「手術」となっていたのでびっくりしました。
そうかぁ。一応体にメスを入れた、ってことだもんなぁ。
なんとなく、麻酔をかけて手術台にのぼるものじゃないと手術にはならない、という思い込みがあったけど、あれでも手術なんだ。
ちょっと腰が重いくらいの感覚しかないんだけど、男の人だったら、「麻酔をかけずに手術」って言葉だけでびびっちゃうんだろうか。
そんなことを考えながら、夜ダーリンに、
「今日、○○って病院へ行ったんだよ。」と話したら、
「え! そこ、娘が生まれた病院だよ。」と言ったので、びっくりしました。
(話がウニ<古っ!>の方にご説明いたしますと、娘はダーリンの連れ子でして、私が産んだわけではないので、どこの病院で生まれたかまでは聞いたこともなく知らなかったのです。)
岐阜市に数ある病院のなかで、たまたま私がネットで調べて「ふぅん。ここ良さそうだから、ここにしよ。」と選んだ病院が、娘が産まれた病院だったなんて!
不思議ですね~ 偶然とは思えません。
「○○先生ってまだいらっしゃった?」とダーリンが言うので、
「いたいた! あ、だけど、名前が一緒でもその先生の息子かもね。」と私。
「そうだな~」
そりゃ20年以上もたってるんですもん。
なにやら感慨深く夜はふけていったのでした。
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