レベル4の課題ってほんとに難解なんですよ。
レベル3の授業のときまではやたらと「いいのよ~ 今わからなくても後でそういうことだったのか!と腹に落ちるときがくるから。」とやんわりと言われつづけてきたのに(これはティーチャーによって若干違うかもしれませんが)、レベル4になっていきなり「え? そんなのとっくに習ってるはずでしょ。答えられないはずないわよね?」と突き放されるような感じなんです。
実際、習ってはいないことも設問には含まれています。
そのほうが多い、って言っても過言ではありません。
ジェット機が気流に乗り、いきなり高度をあげた、って感じがします。
でもそれを「そんなの習ってないもん。」と口を尖らせるのはお門違いなのかもしれません。
レベル4は「課題」なのですから、自分で探求し、自分で追究し、分析し、積み重ね、結果、自分なりの見解をもつ、っていうことかもしれません。
私は大学院まで進んでいませんから、実際のところはわかりませんが、大学院は大学までに習ったことを自分であるテーマについて深く研究するところでしょう?
そのときに「これを研究するために必要な基礎知識を全部大学では学んでないもん。」なんて言いませんよね。
それは教えてないかもしれないけれど、必要な基礎知識をどこに求めたらいいのか、どこを探ればそこに行き当たるのか、と探すための知恵や下地は授けてあげたでしょう、というところでしょう。
そう思うと試験とはいえ、○×問題やマークセンス方式ではなく、あくまでも論文形式の課題だ、というところがうなづけます。
実際、これらの10の設問を本当におなかの底から理解して書き上げようとしたら、どれだけの文献を読んでからでないと書けないことでしょう。
そして、コンサルテーションにそこまでの知識が必要とされるわけではないけれど、どれだけそのプラクティショナーに厚みを添えることでしょう。(実際にはレベル4をクリアするとカラーケアコンサルタントという名称となります。)
勉強会の最初に自己紹介をしたとき、私の隣に座っていたmegumiさんが、レベル4をクリアしよう、と思うきっかけになったことを、
「これに取り組まないと、今まで自分が何をやってきたのか、何のためにやってきたのかわからないから。」とおっしゃったことに胸を打たれました。
なんて純粋なんだろう、と。
まさにアカデミーはこのような動機でレベル4に取り組む人たちが多くなることを期待しているのではないでしょうか。
それに引き換え私と来たら・・・
レベル4を単純にティーチャーになるためには通過しなくては仕方がない道だから、としか考えていませんでした。
これは、ちょっと以前までの人の考え方です。
というのは、先ほどもチラっと述べましたが、1,2年前くらいにレベル4をクリアすると、その人は“プラクティショナー”ではなく、“カラーケアコンサルタント”という名称を名乗ることができるようになりました。
・・・「できるようになります。」っつったって、これはクライアントに対して、というより、我々オーラソーマの内側にいるプラクティショナーたちがわかるだけのことですよねぇ。「あぁ、あの人、カラーケアコンサルタントを名乗ってるってことはレベル4をクリアした人なんだな。」なんてことがわかるのは。
「シルバー」が「ゴールド」になったり、「プリンセス」が「クイーン」になった、というのであれば、明らかにその方が位が上なんだろうな、と誰の眼にも明らかですが、一般の人にとって「プラクティショナー」より「カラーケアコンサルタント」のほうが上の人なんだ、って誰が思いますか?
そんな手ぬるい名前のためだけだったら、誰がカラーケアコンサルタントを目指そうとしますかっつーの。
アカデミーの言い方では、カラーケアコンサルタントになると「あなたはコンサルテーションにおいて正当な金額を要求することが出来るようになります。」なんて書いてあるけれど、それが目安としていくらくらいのことなのか、ということは表記にありません。
一応ガイドラインくらい出しておいてくれればね~
そして、プラクティショナーはそれに対して敬意を払い、その下の金額をくぐるようになり、カラーケアコンサルタントは自負を持って、その金額をかかげる、ということが定着すれば、一般の方々にもうすうす「なんだか、カラーケアコンサルタントのほうが、深いみたいね・・」とか伝わるかもしれませんけれど、これだけ基準も何もないないづくしではカラーケアコンサルタントを目指す、という奇特な方はいらっしゃらないに違いありません。
ちなみに私は「カラーケアコンサルタント」という名称は好きではありません。
だから、レベル4をクリアしてもそうは名乗らないかも・・・
だって、なんとなく「色のこと全般についての経営コンサルタント」みたいなイメージじゃありません?
わたしゃ、色のことすべてにおいてコンサルティングが出来るわけじゃありませんよ、といちいちことわらなくてはいけないことになりそうでしちめんどくさい。
話が逸れてしまいましたが、そう、私が、レベル4をクリアしたら新たにカラーケアコンサルタントと名乗ることができる、と言われても相変わらず、レベル4のことはティーチャーになるための通過点にしか過ぎないと思っていたのに比べると、megumiさんの「これをクリアしないと今まで何のためにオーラソーマをやってきたのかわからない。」という純粋な取り組み姿勢にはまことにアタマが下がるのでした。
確かにひたすら受け取ればいいだけのレベル1~3だけで終わってしまっては、自分の未消化な部分、抜け落ちている部分、まだまだ深めなければならない部分に永遠に光が当たらないような気がします。
レベル4という自分から奪いにいく、というものに取り組んでこそ初めて今まで受け取ったものもミキサーにかけられ、完全に消化されることでしょう。
そう思える境地になるまで頑張ろうと決意を新たにするのでした。
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