ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

BRABHAM BT42/44 スタジオ27 : 9

2012-10-28 | F1 Models
今日のおやつ…。

近くのコンビニで見つけた旭山動物園のパン。
レッサーパンダです、眼がズレています…。
ほかにペンギンとアザラシもありましたがみんな歪んでいました。
旭山動物園の名に惹かれて買いましたが中身は何てこと無いチョコクリームです。
どうゆうコラボなのかイマイチ意味不明(笑)

さてブラバムですが今日はオイルクーラーを製作。
キットのメタルパーツは44Bなので使えません。
タミヤP34のジャンクパーツを切断してからエッチングパーツだけ切って接着しました。
接合部はモデラーズのパーツとアルミ棒で適当に。





オイルクーラーには飛び石防止のメッシュがついているので
ハセガワのモデリングメッシュと0.3mmのワイヤーでらしく製作。
エンジンに取り付けてみます、まあまあそれっぽい感じなのでOKとします。
ただしこの辺は実車資料がないので全くいい加減です。



メーターパネルは全然違います。
回転計小さすぎ…。ステアリングの穴の位置もおかしいので埋めて下に空け直しました。

ドライバーも一応6輪のフィギュアを使って乗せてみました。
エンジンとタイヤも仮止めして雰囲気を見ます。
車高が若干高いんですがメーカーの作例もこんなもんです。これ以上落とすのは結構厳しい。
こうして見るとフィギュア乗っていたほうが格好いいみたい。
もうこれで行っちゃおうかな…。








日本の70年代 1968ー1982 :埼玉県立近代美術館

2012-10-25 | Illustration
昨日は午後からさいたま市の北浦和にある埼玉県立近代美術館で開かれている
「日本の70年代 1968ー1982」を見に行ってきました。

学生運動、万博を経て時代の大きな転換期となった70年代を美術、デザイン、音楽、建築、
写真、演劇などの作品を通して回顧する展覧会です。
それぞれの分野が垣根を越えて混ざり合っていったエネルギッシュな時代。
セゾン文化が花開きポパイ創刊された頃までの15年間の流れを通して見ることが出来ます。

日本の70年代 1968-1982 : 埼玉県立近代美術館




展示されているのはポスターや雑誌、イラスト、レコードジャケットに書物の装丁、万博の展示品やらと
多種におよび、特にデザイン、イラストレーション関係の展示は個人的にも大きな興味がありました。
横尾忠則、粟津 潔、伊坂芳太良、赤瀬川源平、上村一夫、宇野亜喜良といった人達の作品が展示され
中にはポパイの表紙や同棲時代の原画の版下指定原稿など興味深い展示もあります。
粟津氏や横尾氏の週間アンポの表紙などもカッコ良い!



万博で見た横尾忠則氏デザインのせんい館のコンセプトスケッチや、はっきり覚えている四谷シモン氏の
「マグリットの男」の人形を改めて見ることが出来てちょっと感動。

館内撮影は出来ませんがひとつだけ、撮影可能な70年代のデザインを学ぶ学生の下宿部屋の展示があります。
部屋の中を再現していたんですが、何かちょっと違和感というか演出し過ぎな感があり…。
少なくとも3畳一間の学生寮にはこんなやつは誰もいなかったなあと、あえて撮りませんでしたが(笑)

それはともかく難しいことは抜きにして、今と違って色々な意味で尖っていた時代を改めて見てみると
なかなか楽しい。
この時代を通過してきた人もそうでない人も、足を運んでみてはいかがでしょう。
会期はあとわずか、11月11日までです。

そのあとはこれまた楽しみなベン・シャーン展が始まります。




BRABHAM BT42/44 スタジオ27 : 8

2012-10-21 | F1 Models
ブラバムはボディーのクリア吹きと研ぎ出しまで終了…。

今回は精密屋に替わってバルケッタのウレタンクリアを使ってみました。
重ね吹き無しの一発吹き。
途中でデカールの段差消しが出来ないので少し厚めに吹きました。
塗膜の厚みがよく判らないので研ぎ出しはいつもより軽めに仕上げています。



乾燥までのあいだに作ったフロントサス周り、まずはアップライトに
ブレーキ冷却用ダクトの受け部をエポパテで作って付けました。
この辺は資料があまり無いのとキットのパーツが適当なので、気にせず適当に。



リヤと同じくダンパーはフレキシブルワイヤーを丸めて、ステンレスパイプや
洋白棒から自作。
あとで気がつきましたがちょっと上のマウント部がデカすぎました…。
サスアームやスタビは1.2mmのステンレスパイプをハンダ付け。
時計用極小ビスとエポキシでアップライトを固定しておきます。







ブレーキ冷却ダクトは芯に糸ハンダを入れて曲げた3mmのスプリングです。
フラットブラックに塗ってアップライトに固定しました。
左右のラジエーターを付けて、これでフロント周りはとりあえず出来上がり。

ドライバーフィギュアを乗せようかちょっと考え中です…。

ニュルブルクリンクの走り方

2012-10-19 | Motorsport
今日の1冊。
ドイツのHEEL社から97年に出版された“Das Nurburgring Fahrer-Handbuch”です。

バイクライダーの為のノルドシュライフェ:北コースの走り方マニュアルです。
24×12cmくらい、152ページ。



すべて文章はドイツ語で全然判りませんが(笑)コースのライン取りのしかたが良く判ります。
ただし!これバイクの走り方なのでクルマと若干異なるんですねえ。



こちらアデナウフォレストのラインは2つありますよ、という説明。



で、こっちはシュタイルシュトレッケからカルーセルへのアプローチは直線的に…。

まあゲームではダントツ人気の北コースなので、参考にはなるんじゃないでしょうか?
以前GPLで何度も走ったけれど結構難しかった。
アマゾンでも安く買えるみたいですよ。
いっちょニュルに走りに行ってみようか、と思っている腕自慢の方は是非!

そういえばアメリカで8つもサーキットを運営している会社;Speedway Motorsports社が
なんとラスベガスにニュルブルクリンクのレプリカを造るという話がありますが知ってました??
あの話、その後進んでいるんでしょうか。

Speedway Motorsports, Inc.

あの北コースをそっくりそのままベガスの砂漠の中?に造るとか。
ドイツ本国は冬になると雪で閉ざされてしまうのでテストが出来ませんが
ベガスなら年中天気に邪魔されずにテストもレースも出来ますね。

1周20.8kmでアップダウンもコーナーもすべて同じというから凄い大がかりな工事になるはず。
まさか城は造らないと思いますが(笑)本当に出来たら凄いですね。
ただ周りが砂漠では雰囲気は全然異なるし、これを機にあちこちにモナコのレプリカ、スパのレプリカみたいに
ポコポコ複製が出来たらちょっと困っちゃいますね(笑)

まあ伝統的なサーキットがどんどん安全の為に、某設計者の手でグチャグチャにされる前に
コピーを造っておくというのも有りかもしれません。
個人的には何だかねえ…と思いますけど。

もし出来たら是非IndyやNascarをやって欲しいな!


Gimme Shelter

2012-10-17 | Music
昨夜、仕事を終えてそろそろ寝ようかという時、いつも通りあちこちの
ブログやホームページを見ていて、たかととさんのブログでストーンズの
Gimme Shelterが今夜放送、とあるのを見ッけ!

あわてて新聞のTV欄を見てスイッチ入れたら丁度始まったところ。
コーコーセーん時に映画館で2回見たな…、そういや30年くらい前にもTVで見たような。
あのオルタモントのコンサート映画のパンフ引っ張り出したら72年1月大阪梅田シネマでした。

今日は朝ミゾロギさんとこに、個展の時に買ったイラストをもらいに行く予定だったので
早く寝ないと起きられないと判っていながら、つい最後まで見てしまいました。

そういやオルタモントってレース場だったの忘れていたなあ…。
あれは元々シアーズ・ポイント(今のソノマ)で開かれる予定だったのに
開催直前にゴタゴタで振り出しに戻り、準備不足の中、ヘルスエンジェルスを警備にかき集めて
強行開催したものの、暴力沙汰だらけで演奏どころじゃない挙げ句に殺人事件、という
今見るとなんとも凄まじい状況の中で行われたコンサートでした。



当時はそんな内容より動き回るストーンズはじめ、前座のジェファーソン・エアプレインや
フライング・ブリトー・Brosがチラ見えするだけでもテンション上がってしまいましたけれど。

改めて昨夜見て、ジェファーソンのヨーマ・カウコネンとジャック・キャサディーは
相変わらずカッコいい!(ちなみにHOT TUNAも大好きです。)
ストーンズは勿論だけど当時のLAやシスコのバンドは今見ても良いっすねえ。
デッドもコールドブラッドもニューライダースもクイックシルバーもまた全部聴き直したい。
ストーンズは残念ながらいまだ来日公演を見ていません。まあいいか。



話変わってミゾロギさんのイラストはジョエフのスロットカーを描いたこちらの作品。
可愛いでしょう、良い額を探して飾りたいと思います。
ミゾロギさん、ありがとうございました。

2012 内藤貞夫展

2012-10-09 | Illustration
有楽町のあとは銀座の文藝春秋画廊で始まった内藤貞夫展に伺いました。

初日なので会場はワイルドライフアート協会の会員の方はじめ、多くの人で大盛況。
まずは師匠と従姉にご挨拶をしてから作品を見て回りました。
アラスカや北海道で撮影した題材を元にした、自然と動植物のリアルで優しい世界が広がります。



内藤氏のお気に入りのシベリアオオカミをテーマにした“蒼き伝説”



このヒグマも大作でした。
画像ではよく判りませんが、リアルな作風を特徴づける水面の表現にもご注目。



こちらは原画から起こされたヨーロッパで製作されたタイルプリントです。
どう言った手法かは判りませんが非常に美しくシャープな仕上がりです。
これは1枚が10数センチ四方。もっと大きな物も作れるそうです。

小作品も数多く展示され、バラエティーに富んだ展示内容でした。



夕方からはオープニングパーティーが開かれましたが、以前のエントリで書いた元自動車画家の
S氏を紹介していただき、色々とお話を聞かせていただきました。
現在はワイルドライフアート協会の会員で非常に緻密な鳥類や植物を描かれていますが
以前はクルマの構造画などを描かれていた、あのJAAAの重鎮のお一人でいらっしゃいます。
短い時間でしたが非常に有意義な時間を過ごせて嬉しい1日でした。

こちらも13日まで開催されていますので是非どうぞ!

帰りはミーヤンさんとAPPLE STOREの裏にある某店で1杯。
溶岩石焼き肉をたらふくいただき、大満足。
ミーヤン様どうもご馳走様でした。



2012自動車アート7人展

2012-10-09 | Illustration
快晴に恵まれたF1日本GPは22年ぶりの日本人3位という結果で
鈴鹿に集まった観客も大盛り上がりでまずは良かったですね。

思えば90年のあの日も真夏のような暑さで、S字の観客席からはいきなりのセナプロの
コースアウトも亜久里の表彰台も全然見えなかった…。
1コーナーに上がる砂埃だけはいまだにはっきり覚えていますが。

残り5戦がどんな戦いになるのか判りませんが、日本のスポンサーやメーカーが手を引いても
前年以上の観客が集まる鈴鹿はやはり特別ですね。

さて昨日は東京有楽町の交通会館1Fギャラリー、パールルームの
2012自動車アート7人展に伺ってきました。

会場に入ってすぐ、切り絵の稲垣さんの新作の段付きです。



下絵はあくまで下絵で、黒と色のバランスを常に意識して紙を切り抜くラインは
その時の気持ちの赴くままに常に変わりますとの事でした。



大内さんのFZRはすこし旧い作品だそうです。アクリルではなく不透明水彩による着色。
硬質でシャープな作風はアナログならではです。



このテリー佐原さんの新作は版画です。朴の木ではなく、あえてシナベニヤ材に掘った原版が
この柔らかい風合いに一役買っているとのことでした。



畔蒜さんのモデルはモデルカーズにも掲載された50’sストックカー。
CARSでおなじみハドソン・ホーネットとクライスラー300です。雰囲気抜群!
この時代のNASCARもいいですねえ。また作ろうかな。



青戸さんのコンセプトカーのスケッチ。
50’sと現代の融合したスタイルのロードスター。
現代版Dタイプとでも言えるんでしょうか。



岡本さんの作品です。かのブラバムホンダF2です!
デジタルではなく手描きというのが相変わらず凄い。時間を忘れて見入ってしまいました。



児玉さんの作品、アルファ6C!これ大好きです。
この色です、いいですねえ。
展覧会は13日土曜日までです。是非足を運んで見て下さい。

このあとはミーヤンさんと大混雑のAPPLE STOREで待ち合わせて、引き続き師匠の個展に
伺ってきました。(続く)

BRABHAM BT42/44 スタジオ27 : 7

2012-10-06 | F1 Models
お天気が良かったので仕事の合間にブラバムの塗装も済ませ、楽しいデカール貼りまで進みました。

ブツクサ言いながらもここまで来たので、今更途中で投げ出す訳にもいきません。
マイナーな仕様なのでろくに資料もありませんが、MARTINIもいいけどこのカラーリングは
やっぱりいいなあ、と鼻歌歌いながらインダクション・ポッドにカエデのマークを貼っていて…

あれ??何か変…。






そうです、キットは44Bのままなので、パーツに合わせて文字はそのまま、カエデの葉っぱだけ
しっかり縮小してあるんですワ。
実車の大きさだと先がハミ出ちゃうからなのね…(涙)

ここは一番のアイポイントになるのに、これじゃあチョイとショボ過ぎです。
仕方ないので拡大してカラーデカールから切り出して貼りました。



大事に使っているモデラーズの赤デカール。
ラッキーなことにキットのデカールとほぼ同じ色味なんです。
インダクション・ポッドの部分は元々、部分貼りするようになっていますので
そのまま貼るとあちこちに隙間が出来てしまいます。
この部分は上部をプラ板で作り直しているので、余計に合わない。

こんな所も細かく切った赤デカールを重ねて貼りますが、軟化剤を使えば
ほとんど“重ね”が判らなくなりました。

これで数日乾燥させて、クリア吹き。
その間にフロントサスの組み立てに進みます…。


秋の展示会

2012-10-03 | Miscellaneous
今日は展示会のお知らせを。

まずは私の先生でもあるジョウ・ナイトウ、内藤貞夫氏の個展が
銀座みゆき通りの文藝春秋画廊にて8日から始まります。

ワイルドライフ・アート協会の会長も務められ、自然と野生生物をテーマに
動物、鳥、植物を優しく繊細なタッチで描き続けています。
約2年8ヶ月ぶりの今回の個展でも、身近な生き物たちのシーンと氏のお気に入りである
北海道やアラスカの風景を切り取った作品が多数展示されることになっています。

report

案内パンフレットより一部転載させていただきました。





そしてお隣の有楽町では、恒例の自動車アート7人展が交通会館パールルームにて
7日から開催されます。
こちらもお馴染みのカーデザイン、イラスト、カーモデル、切り絵作家の方々の新作などが
展示販売されますよ。
詳しくは以下をご覧下さい。

2012年自動車アート7人展



お近くにお出かけの方は是非、足を運んでみてください。

ライナービヤー

2012-10-01 | Miscellaneous
猛暑も過ぎ去り涼しくなってくると、スーパーのお酒売り場には
紅葉を散らした秋限定のビールや発泡酒がずらりと並ぶようになりました。
季節限定のお酒はすっかり定着した感じです。

発泡酒も次々新製品が発売になるけれど、中にはビール以外は絶対飲まない!という人も結構多い。
あれはビールの代用品とか考えず全く別のお酒だと思えばいいんじゃないでしょうか。

いちどTVで売られている代表的な発泡酒とビールを、20種くらい道行く人に片っ端から
目隠しテストでもして、どっちか当てるのも面白いと思います。
私は当てる自信のほどは……う~ん半分くらいか?ダメだなこりゃ(笑)
いずれにしても高視聴率はまちがいなし?

さてそんな発泡酒ですが、先日こんな販促ものを入手しました。
ライナービヤー。
私と同世代以上の方にはご存じの人もひょっとしているかも。



旧くは50年代から全国でイモ等を原材料にしたビールの代用飲料、発泡酒のはしりと言うべき商品が
いろいろ発売されては消えていきました。
その後、発泡酒により多くの麦芽の使用が許可されたため、いくつかのメーカーがこの発泡酒製造に
参入していきます。
そんな中、50年代末に発売されたのが、このライナービヤーです。
名前にビヤーとつけられていたため、既存のビール会社からビールと間違えるじゃないか!と訴えられ
65年に敗訴、販売を差し止められてしまったという商品です。

私の父は当時この会社の社員で、決して美味しくはなかったけれどビールは高価だったので
よく飲んだと言っていました。

世田谷から埼玉県Y市の会社へ通勤していたのですが、帰りに飲み過ぎて京浜東北で寝てしまい
蒲田まで来て気がついたとか、これを見せたら懐かしく話してくれました。
他にも発売したものの苦戦して撤退した会社もあり、発泡酒は商売が難しいということで
その後何十年も発売にならなかったということらしい。

私も幼少の頃の記憶で朧気ながらこのラベルを覚えています。
スーパーの棚にずらりと並んだ発泡酒の数々を見ていると、かすかな記憶の中にこのラベルが
ボンヤリ浮かんでくる気がします…。