ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

Mini Exotics “1958 SCARAB Mk1”

2009-11-29 | 模型いろいろ
海外オークションで見つけたMini Exoticsのマクラーレン・エルバMk1。
即決格安価格だったので落札し、届くのを楽しみに待っていたのですが…。

ようやく届いたボックスにはなぜかエルバじゃなくてスカラブMk1の絵が?…。

ん?もしかして箱が無かったからスカラブの空き箱で送ってきたのか?と
開けてみたら、中身もスカラブ。
こりゃ発送間違いだなと気がつき、送り返す旨のメールを送ろうと思ったのですが
じつはこのレジンキット、MPCのスロットカーのボディーを複製したディスプレイキットです。
ホワイトメタルのキドニーホイール、ボディー、シャーシー、インテリア、でウインドがなぜか2枚。
そしてフレッドキャディーのデカールが2枚といった内容。



オリジナルはなかなか手にはいらないそうだし、エルバはAMTのキットが時々出てくるし
Mk1は是非作ってみたかったものなので、このままこれ作ろうか?…。
以前見たヤマダマさんのブログのMPCオリジナルの記事をみて、ストロンベッカーもいいけど
これもカッコ良いなあと思っていたのでどうしようかと思案中です。

山田剛久の「スピード☆キング」日記: 2008年06月 アーカイブ


スロットのキットはボディーが上下2分割のモナカ割りですが、これはちゃんとサイドも一体。
ただ結構凄いレジンでルマンミニチュアなどと比べるのは論外という感じのクオリティー。
ホイールのインナーも無いので何かコブラあたりのキットを流用しないといけません。
手強いキットですが作ってみたい。
評価の高い出品者で知らんぷりで送ってきた訳でも無さそうだし、発送間違いなら
私のエルバがどこかに行っているはずで、そっちの落札者の対処もあるだろうし
やっぱ出品者に連絡しないとマズイだろうなあ…(笑)


Dinky Alfaromeo Tipo33 & Machbox CARABO

2009-11-26 | レストアもの
ジャンクで手に入れたアルファロメオのミニカー2台です。

DinkyのTipo33とマッチボックスのカラボ。
どちらも結構キズと塗装の剥がれがありますね。
あまりオリジナルにこだわる状態でもないので、これをレストアすることにしました。



Tipo33はこのオレンジとブラックという色のセンスが、なんとも納得出来ないので(笑)
カラーリングとマーキングをちょっとリアルにして、68年ルマンの39号車にします。
カラボもピンクとイエローのド派手な色で、これはこれでいいんだろうけど
折角塗り直すのでオリジナルのグリーンとオレンジノーズでいこうと思います。
まずはDinkyのほうからとりかかります。早速バラバラにしてみました。


リヤカウルとドアが開閉しますが作りは単純です。
続いてペイントリムーバーを吹いて塗装を剥がし、ワイヤーブラシでゴシゴシこすって
水洗い。
きれいになったところでプライマーを吹きましょう。
…続く…




Le Mans Miniatures Porsche 917LH:2

2009-11-24 | PORSCHE
大物マトラが終わってひと月。そろそろ何か作らねば、とは思うものの
なかなかエンジンがかかりません。
アストンもウインドとライトカバーだけ残してストップしているし…。
さてどうしよう…というところで、とりあえずマトラと平行で作る予定だった
ルマン・ミニチュア917LHをちょこっとだけ再開です。

ルマン・ミニチュアのレジンボディーは非常にきれいなので下地作りも助かります。
表面を一皮ペーパーで剥いてボディーのインナー・サイドシルを接着し、瞬間接着剤を
数滴垂らしたワークのポリパテで埋めました。
ここにシャーシーがピッタリはまるので、塗膜を考えてすこし削り込んでいます。



今回の資料のひとつ、“Porsche917 The Undercover story”
(英 PMM Books刊)
レースの写真はありませんが各部のアップ写真が豊富なので参考にしています。
修正後クレオスのレジン用プラサフを吹いて下地を整えました。



ところで今年のツールで初出場ながら大活躍を見せたスキルシマノの別府史之選手。
来期、ランス・アームストロングの強力チーム“レディオシャック”に移籍が決定!
スキルはプロツアーライセンスの申請を取り下げて、今期同様プロコンチネンタルチームで
来年も活動することが決まっていただけに、これは大きなチャンスです。
8度目のツール優勝を狙っているランスのために凄い顔ぶれをそろえた新チーム。
この中でいかに存在感を見せつけられるか、大いに期待したいところです。

日東の怪獣プラモシリーズ 大巨獣ガッパ

2009-11-23 | 昔のプラモ
子供の頃、戦車や飛行機などスケールもの以外のプラモデルといえば
イマイのサンダーバードや青島のSFものが頭に浮かびます。
それらと並んで、定番のひとつだったのが怪獣のプラモデル。

当時の映画、ガメラやギャオス、キングギドラはじめいろいろ作った記憶がありますね。
で、こいつは83年に復刻再販された日東の大巨獣ガッパのプラモデル。
60年代怪獣ブームでは東宝がゴジラ、大映にガメラというスターがありました。
一足遅れて松竹がギララを、日活が送り出したのがこのガッパというわけです。



日東にこのキット、オリジナルは高いけれど復刻版は探せば結構お安く手に入るようで
ゼンマイでジーコジーコと倒れそうになりながら歩く姿が何ともレトロです。
これにはオスとメスの両方の頭が入っているので、どちらか好きな方を作れます。

マトラの制作中にふと目に入って、気分転換につい手を出したのが間違い。
素組ですぐ出来るかと思いきや、古典キットの常、あちこち気になるところばかりで
ついつい余計な修正などしてしまって、これはいかん!と適当なところで無理矢理完成。



激しい段差と隙間をパテ埋め、胸のゼンマイ穴や背中の羽根の裏も埋め、目玉に
クリアレンズを入れて着色。
あとはサフを吹いてから缶スプレーのグリーンマイカを吹き、エアブラシで背中の
メタリックレッドと細部を吹いただけ。
わざわざお見せするほどのものではありません…が。
ツメや牙など手を入れるところはありましたが、マトラが進まなくなるし
きりがないので適当なところで完成としました。
ウロコを一つ一つ描きたかったのですが、またそのうち暇みてやりましょう。



日東の怪獣シリーズには他にもワニゴンやガマロンといった、非常に魅力的(笑)な
キットがあります。
ガマロンについては雑誌クアントが近々特集企画を組むような。
(ホビダスのヤマダさんのブログをご覧あれ!)
怪獣ファンのかたは楽しみに待ちましょう。

山田剛久の「スピード☆キング」日記: 地底怪獣 ガ~マ~ロンっ







恒例:オモチャで飲み会

2009-11-22 | Miscellaneous
昨日は私の絵の師匠でもある画家さんのお宅で、友人、従兄弟らも集まって
恒例の“オモチャで飲み会”が開かれました。

“おでん”の鍋を囲んで師匠が集めたミニカーやブリキなどを広げて
ワイワイガヤガヤ。
で、まずは珍しいオツマミが。
エルクのソーセージです。



エルクってヨーロッパではヘラジカ(ムース、手のひらみたいな角のあるやつ)のことを
指しますが、北米ではアカシカを指します。
牛やチキンよりヘルシーというのが謳い文句らしい。
ヒッコリースモークされたワイルドというか独特な風味でしたが、決して食べにくくはなく
ちょっと塩味の強いコンビーフみたいな食感でビールに合いますよ。

師匠の奥様が作られるおでんは大きな鍋にどっさり。
なかでも牛スジがいつもの定番で、とってもお気に入りです。
関東ではあまり馴染みがないみたいで、種を売っている店も少ないですが
関西圏ではとてもポピュラー。昔から大好きです。
自宅ご近所に種を売っているお店があるので、私も買って帰りました。

さて忘れないうちにモデルカーのほうもご紹介。
いろいろ多すぎて紹介しきれませんが、一番突き刺さったのを2つ。
まずトライアング1/20のヴァンウォールが2台。



非常に美しいコンディションでもちろん箱付き!
50’sF1大好き人間はもの凄く欲しいアイテムです。
もう一つはやはり1/20くらいでアルミの削り出し、ずっしり重いインディーカー。
横にウィルバー・ショー、インディアナポリスと入ってます!



ショーは言わずと知れた30年代の名ドライバー、37、39、40と3回
インディー500に優勝しています。
これは39年のマセラティーでしょうか。
どちらも非常にそそられるアイテムです。

師匠のコレクションは年末の横浜ワンダーランドにも出品予定なので
興味のあるかたは是非行ってみてください。

おでんとモデルカーでお腹いっぱいの1日でした。

スクリーンセーバー

2009-11-19 | Miscellaneous
突然ですが皆さんパソコンのスクリーンセーバーって、どんなのお使いですか?
デフォルトでPCに入っているのとか、どっかのサイトからDLしたのとか
いろいろあると思いますが、私が最近気にいって入れているのがこれ。

来月早々に公開されるディズニー・ピクサーの最新作、“カールじいさんの空飛ぶ家”
この中に出てくるワン公のセーバーです。
Pixerのオフィシャルサイトから持ってきました。

いきなり現れたワン公がペロペロとモニターを向こう側からなめて、口笛に呼ばれて
去っていくというだけの10数秒ほどのものですが、犬の表情がなかなか可愛いので
ついつい何度も見返してしまいます。
ベロの質感や裏についた唾液(笑)もなかなかリアル。








映画のほうはすでにご存じのように、妻に先立たれたジイさんが妻との約束を果たすために
風船を付けた家ごと空に飛び立って旅に出るという話です、簡単に言うと。
予告トレーラーで見られる無数の風船とCG表現力に圧倒されました。
いまから劇場公開が楽しみです。

そうそう、“CARS”の続編もそろそろですね。
次回は東京が舞台ですが、どんな感じになるのやら…。


続:ライカ・スーパースポーツ・フェスティバル 

2009-11-18 | Motorsport
昨日の続きです。画像ばかりですがご勘弁を。

サポートイベントの後、いよいよローリングが始まりました。
すっかり舞い上がってしまって、写真を撮るのをいつの間にか忘れてしまいました。
このときはプレスパスをもらえたので、後にこのイベントからネーミングされた
パイパー、ホッブス、レッドマンなどのコーナーをあちこちを歩き回って
コーナーのイン側で至近距離から各マシンのエンジン音とコーナリングをたっぷり満喫。
ウインド越しにアトウッドやレッドマンらの顔を見て至福の時を過ごしました。
よく“ティフォッシ”はフェラーリに撥ねられたら本望と、言いますが
ほんとP68や917に撥ねられたらマニアは本望と、この時は思いましたね(笑)

フレームを新造したパイパーのP4レプリカ。
もう1台、250P3と呼ばれる赤いP3のレプリカもありました。



快音を発してオープニングラップを行くフェラーリ512Mと512S。



名車512S。良い形をしています。



908となかなか新鮮な908風のカラーリングのカレラ10
3Lエンジンを積んでいました。



こちらはサーティーズ・カラーともう1台のローラT70Mk3B。




GT40も勢揃い。
写真を取り忘れたのですが、元ホルマン&ムーディーのマーク2もありました。
エンジントラブルで走れませんでしたが、66年の2番と同じカラーでした。






パイパーがドライブする250LM。元はグリーンでした。
アトウッドと組んだ68年ルマンで7位。



ウインドスクリーンを変えている250P。元365PのNo1シャーシ。
トミー・スピシガーの事故後に再生されたマシンです。



ピンボケですがファストバックの289コブラ。



そしてレッドマンのP68.



いかがでしたでしょうか(笑)
F1やGTもいいけれど、ぜひまたこういったイベントが日本で開かれたら
嬉しいですね。おしまい。

ライカ・スーパースポーツ・フェスティバル 

2009-11-17 | Motorsport
ちょっと懐かしい画像をご紹介します。
ちょうど19年前、90年の11月18日、岡山県のTIサーキット英田(現岡山国際サーキット)の
オープニングイベントとして開催された、RAIKA T&Iスーパースポーツ・フェスティバル。

イギリスのDavid Piperらが中心となって、欧州で開催されているヒストリックイベント
INTERNATIONAL SPORT PROTOTYPESが日本にやってきました。
これは純粋なレースイベントではなく観客と参加者が楽しむエンターテイメント的な催しです。

出来たての英田はFIAの認可が下りていなかったため、このイベントは競技というより
エキシビジョンになってしまったのは惜しまれますが、それでも集まったプロトタイプスポーツの
数々はマニアにとってたまらないものでした。

雑誌の告知で知って、これは何としても駆けつけねば!と友人と前日から大阪に宿泊し
朝イチの新幹線で岡山へ。
F1パシフィックGPが開かれる4年前で、まだ出来たてホヤホヤのサーキットは
山陽本線の小さな駅から山道をどんどん登っていった先の、突然開けたところにありました。

招待された地元の方達も沢山いて、とてものどかな雰囲気。
サポートイベントとしてブガッティとフェラーリの走行会も開かれました。

スターリング・モス、リチャード・アトウッド、デヴィッド・ホッブス、ブライアン・レッドマン
ジョナサン・ウイリアムズ、ルイジ・キネッティ…といった名ドライバーやケン・ティレルらが勢揃い。

オープニングセレモニーで“鉄人”ポーズのパイパー。
空に上がった風船を追っています(笑)



小柄なスターリング・モス。しかしオーラは凄い。今年80歳です。



ホンダF1にも乗りスポーツカー、インディーカー、F5000と多才な職人
デヴィッド・ホッブス。



大好きな渋いオジサン2人、リチャード・アトウッド(左)とブライアン・レッドマン。
ホントに良いドライバーですね…。



パドックには60~70年代レーシングプロトがずらり。
グリーンと赤の917K、グリーンの22番は69日本GP、生沢の71年富士マスターズ優勝マシンです。



ショートテール908、LHもいいけれどこっちも大好き。



マトラMS650、残念ながらエンジンをマトラが売ってくれなかったとかでDFVを積んでいました。



アルファロメオT33/3。エンジントラブルで走れず、残念。



71年ペンスキーチームが走らせた512M。いい音だったなあ。



そして一番お目当てのフォードP68。これを見るために行ったと言っても過言ではありません。
写真でしか見たことのなかった本物に会えて以来、こいつにはまってしまいました。
ブライアンレッドマンがドライブ。



他にも910、パイパーのP4レプリカ、250LM、GT40などなど。
続きはまた次回…。



ホビーフォーラム 2009

2009-11-15 | 模型いろいろ
今日は横浜赤レンガ倉庫で開催されているホビーフォーラム2009に
おじゃましてきました。
会場付近はちょうど横浜国際女子マラソンも開催されていて、お天気にも恵まれ
大にぎわい。
そして倉庫の3階フォーラム会場の中は、数々のショップとクラブの展示の熱気で
暑いくらいでした。
どの展示もさすがに甲乙付けがたい素晴らしい力作ばかりで、改めてモデラーの方々の
熱意と凄さに圧倒されっぱなし。



いつもお世話になっているミゾロギさんのレプリカンパニーのテーブルには
出来たばかりのAMTの1/16マスタングやジャガー、アストンが並び
その隣にはコメントを下さった“職人”さんが持ち込んだレストア待ちの
ニチモの1/20フォードP68が!
完成品を最後に見たのはいつだったか忘れましたが、改めて見ても本当に良いキットです。
大昔作ったのを思い出しました!欲しいなあ。




またミゾロギさんのお友達のイチヤマさんの作ったペパクラのルノー・ゴルディーニやカニ目も
どうやって曲面を出しているのか信じられない完成度でビックリ!

60年代レーシングスポーツにはやっぱり目が行ってしまいます。
ドイツ製スロットのホンカー2やロータス40、ヒロのマーチ701…いろいろ欲しいものは
たくさんあったけれど、今回は散財しないように抑えるのが大変(笑)
アバルト美術館でお世話になったCGクラブのイノウエさんは、エグゾトのシャパラルを
なんと89%引きで購入!

そんなこんなでしっかり楽しめた1日でした。


ホラーな鉛筆削り

2009-11-14 | Toys
模型ブログにアップしていいものか迷ったんですが、まあ面白いものなら
何でもアリなのでいいかな~。
“Living Dead Dolls”の鉛筆削りです。

Living Dead DollsというのはアメリカのMezco(メズコ)社が発売している
棺桶入りの死体人形フィギュアシリーズです。
その名の通り生ける屍をモチーフにして、ホラー&ゴシックマニアの熱い支持を得て(?)
すでに18シリーズ、80体ほどが発売されています。
それぞれの人形はその死因の書かれた証明書も付属して、趣味が悪い(笑)といってしまえば
それまでなんですが、これがなかなか凝っていて面白い。

lMezco's Living Dead Dolls | Official Website

こんなもの日本のメーカーは絶対出せないでしょうね。

で、番外編とも言うべき限定商品の一つがこの生首シャープナー。
目に鉛筆を突き刺して!グリグリ回し(笑)頭の後ろのレバーを押すと
口から削りカスを吐き出します!(爆)
これはサディーちゃんで、もう一つポジィーちゃんというのもあります。




最初、この商品を見た時は思わず爆笑してしまいました。
いいなあ、こーゆーお馬鹿で真面目な人なら眉をひそめるような物を
真剣に商品化して、ちゃんと売れるというのが素晴らしいですね。
私は知らなかったんですが1年ほど前にTV番組でも紹介されて話題になったとか。

削りカスがきれいに掃除できないのが問題ですが、まあこんなもの普通に
会社や学校で机の上に置いて使っていたら、ちょっと人間性疑われそうだし(笑)
実用性などどうでもいいんですけどね。



なんだ、不謹慎な!と言われると困るので、ちゃんとクルマ好きの皆さんには
お友達の怪しいラテン系、ホセ・ミーヤンさんのこんなものをご紹介。
これも絶対欲しくなりますよ。

ハレーもびっくり!Vツインエンジンのえんぴつ削りってスゲーかっこいい! - RACING CAR TOY Classics - Yahoo!ブログ



タミヤ 1/12 PORSCHE 910

2009-11-13 | PORSCHE
つい最近エッチングパーツを付けて再販となったタミヤ1/12のカレラ10。

これは以前紹介したマトラの1年前、68年末に発売された最初のキットを当時制作したものです。
制作技術もないのに買っていきなりドアを開閉させようと、小刀(昔はエッチングソー
なんてー物は無かったですし…)でゴリゴリ切断。
どうやって開閉させるか考えた挙げ句、ピラー側に縫い針を埋め、ドア側には
細いワイヤを通して縫い針の穴に通しました。
もちろんピンバイスなんて物が、あったのかどうかも知らない時代なので
ガスの炎で熱した針をブスッと突き刺して穴を開けたわけです(笑)
ヒンジというより結んだだけのデタラメな細工でしたが、それなりに満足。



リアカウルはもうちょっと賢く(?)己型に曲げたワイヤをカウルとボディーに開けた
穴に通しました。
これは可動させているうちにすぐ壊れてしまったので、仕方なく取り外しにしました。
かなり前、一度塗装のやり直しとデカール貼り直しなど細部の補修をしています。
この完成品も40年近く保管してきましたが、2年前にまた作り直せばいいやと
売ってしまいました。
とは言っても9年前に再販されたキットはなかなか時間がなくて、作れずにいるうち
またまた再販されて…。



今回再販されたボックスアートは前回の再販のと違って、68年発売当時のイラストです。
でかいベージュの箱を自転車の荷台にくくりつけて、“ジョーナン”模型から家路を
急いだのを思い出します。とても懐かしいですね。

模型店再訪 - ひろポンの“わたしにも作れますぅ”

いまやどんな模型もお金を出せばそこそこ手に入るようになりましたが、あの頃の
買って帰る時の何とも言えない“ときめき”を、今はあまり感じることが無くなってしまいました。
歳はとりたくないなあ…。(=_=)

MATCHBOX  FORD P68 & PORSCHE 910

2009-11-11 | ミニカーとスロットカー
マッチボックスは50年代にイギリスのレズニー社が作ったミニカーブランドです。
その中のスーパーファースト・シリーズは60年代にマテル社のホットウィールに
対抗して発売された、派手で値段も手頃なシリーズです。
それ以前のディテールを売り物にした伝統路線からいきなり転換したのが災いして
その後レズニー社は倒産してしまいますが、何度か他社に引き継がれてマッチボックスは
現在マテル社のブランドになっています。

マッチボックスと言えばやっぱりレズニー時代!なのですが、それでもこの
スーパーファースト・シリーズの中には“あれ!?”という車種があったりします。

その中の一つが、またまた登場のフォードP68とポルシェ・カレラ10。
どちらも特徴を良くとらえたスタイルと美しいペイントで、なかなか捨てがたい。
パッケージもレズニー時代と比べたら元も子もないんですが、スピード感あふれるイラストで
これはこれでとても良い感じではないかと…。

で、ジャンク扱い500円なり!で落札したP68をちょっと作り直してみたのがこれです。



一応実車にならってアランマン・カラーに仕上げてみました。
車高を落として、チョロQのホイール&タイヤを履かせました。
自作デカールを貼ってミラーも付けて完成!…。
結構リアルでカッコいい感じになりました。横から見るとマッチとは思えません。

でもって、ちょっと考えて専用のボックスも作ってみようと思いたち
まずはボックスアートから!。
B5サイズに68年ブランズハッチ時のイラストを描きました。



イラストレーターで箱の展開図を作り、アランマン・カラーに合わせて
メタリックゴールドのロゴとオリジナルのマークも印刷。
カプリコーン・モデルと命名。
なぜかというと私が山羊座だからというだけです(^_^)b

500円のジャンクも、ここまでやればまるで既成商品(?)…でもないですが
コレクションするだけでなく、こんな楽しみ方もいいですよ。






オナガとガマズミ

2009-11-09 | Illustration
11月になって昼間は良いお天気で暖かいけれど、日が暮れると
グッと冷え込んできましたね。
関東の平野部もそろそろ紅葉の見頃になりつつあります。

我が家の前は4年ほど前までは公団の低層団地でした。
植栽や樹木に覆われて緑が多く、とても良かったのですが
いまやヨーロッパのどこかの国の街並み風住宅がギッチリ並んで
中に数本のケヤキが立っているのみ。

その以前の公団の敷地の一部に、草木で覆われた貯水タンクがあって
野鳥のオナガが巣を作っていました。
十数羽のオナガがギェーギェーと姿に似合わぬ汚い声でさえずって
巣を出入りする姿が見られてとっても面白かった。
仕事の合間に双眼鏡で覗いては楽しんでいたのですが、それも無くなり
オナガはもちろん野鳥の姿もすっかり減ってしまいました。
近くには水鳥がくる小さな湿地もありましたが、いつの間にか埋め立てられて
雑草地になっています。

緑豊かな街作りといいながら、こういった環境ひとつ守れずに新しく出来るのは
ありきたりで手のかからない、形だけ自然を取り込んだ街並みばかりです…。



…などなど考えながらイラストの整理をしていましたが、これは以前学習図鑑用に描いた
オナガとガマズミのイラストです。
大きさはB4サイズくらい。クレセントボード310番にリキテックスです。
ガマズミは庭木にもされる落葉低木で、真っ赤な実をつけます。
果実酒にもされ、熟しきった今くらいからが一番甘くて美味しいですよ。

こうゆうのも今やほとんどデジタル製作。
時間的なことと修正の手間など効率を考えると仕方ないのですが
描く側にとって手描きの面白さには絶対かないません。
またいくらでも修正が出来る、というのは描く側の緊張感を次第に失わせますね。
ちょっと反省しなくちゃ。

花貫渓谷と竜神大吊橋

2009-11-08 | おでかけ
今日は早朝から茨城方面に行ってきました。
今回は先月の袋田の滝のお隣、竜神大吊橋と花貫渓谷を回ってきました。

どちらも紅葉の名所なので、絶対混雑するのが判っていたので早々に出発
茨城県高萩の花貫渓谷に着いたのが7時過ぎ。
キャンプ場には何組かの泊まり客もいて、早朝にもかかわらずそこそこの人出です。




まだ見頃には1週間ほど早い感じでしたが、ゆっくり散策してから峠を越えて
竜神大吊橋へ。

谷に掛けられる1000匹の鯉のぼりでも有名なここは、反対側の
袋田の滝経由で来た観光客も多くさすがに混んでいて、タッチの差で
無料駐車場に滑り込みセーフ。
曇り空でちょっと肌寒かったのですが、ちょうど紅葉まつりの最中で
物産店や蕎麦打ち体験などなどいろいろな催しで賑わっていました。



長さ375m、高さ100mの大吊り橋はさすがに高く見晴らし爽快です。
こんどは鯉のぼりの泳ぐ春にも行ってみたいと思います。
常陸秋そばの新そばも食べて2時間ほどで駐車場に戻れば
11時前にすでに下の国道まで大渋滞。
見頃となる今度の週末は県民の日も重なるので、さぞ混雑するでしょう。
折角遠路出かけていって、渋滞で1時間も2時間も待つのはもったいない。
紅葉の観光地に出かける時は朝着くように行ったほうがいいですね。


CHAPARRAL 2D 1/24モデラーズ

2009-11-07 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
かつてのモデラーズのプラモデルキット、シャパラル2Dです。

今から20年近く前の製品ですが、独特なプロポーションを見事に表現していて
内外に数あるシャパラルのキットの中でも最高傑作の一つだと思います。
これは66年ニュルブルクリンク1000km仕様。
たしか同時にボディーがレジン製のデイトナとセブリング仕様のキットも、それぞれ
発売されたようですがちょっと記憶が曖昧です。どなたかお持ちの方はいるでしょうか。



このキットの3年前、87年にモデラーズからは一足早くウレタン製のガレージキットが
発売になっています。
当時のモデルカーズ誌上でのみ限定発売され、同時に完成品も55000円と結構な値段で
発売されたものです。



キットはほぼストレートに組んでいますが、それでも完成後の雰囲気はこのとおり。
クリーンでシャープな2Dのコークボトル・ラインが完璧に再現されています。
デイトナ/セブリング仕様にはシュノーケルがありませんが、2Dはやはりこのタイプが一番カッコイイ。
残念ながらすでにこれは売ってしまって手元にありません。
ちょっと後悔していますが又是非作ってみたいキットです。
出来ることなら是非再販してもらいたいキットですね。

お友達のミゾロギさんのところにもアップされていますよ。
是非ご覧下さい。

sportscar graphic : 1/24 MODELERS CHAPARRAL 2D LATE TYPE