ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

ツール・ド・フランスの百年史

2012-06-29 | Cycle Roadrace
明日からツールが始まります。
今年はろくにロードのTVを見ていないなあ。ジロもほとんどネットとダイジェスト。
春のクラシックはアルデンヌ3連戦だけだし、新しいチームジャージと選手がいまだ覚えられず。

3週間毎日録画しても見る時間がなかなかとれないので、今年はスカパーのオンデマンド放送で。
アンディーは出ないけれど新城選手は3度目の出場が決まり、まずは良かった…。
などなどボンヤリ考えていて思い出して今日の1冊、じゃなかった2冊。

2年前に発売になった“ツール・ド・フランスの百年史”。スタジオタッククリエイティブ刊
2007年に本国で発売された翻訳本です。



自転車はブームだし、ロードレースへの関心も高まっている近年ですが、正直ビックリしました。
ツール100年を判り易く紹介した内容ですが、なにより当時の数々の関連資料のレプリカが
50点近く付いた大型本です。
ページがポケットになっていて、絵はがき、マップ、チケット、契約書や開催費用の請求書、はては紙のお面まで非常にマニアック。
いやはや、フランスはともかく日本でこんな本が発売になるとは。





発売当時4000円ほどした値段もさすがにマニアック過ぎてそうそう売れなかったのか
私も牛丼大盛り値段でGET、良い買い物でした。(笑)
アマゾンとかでも現在はかなり安いものがあるので、興味のある方にはお勧めです。

翻訳内容にいくつか間違いはあるものの、これはレプリカ資料本として見たほうがいいでしょう。
とはいえベルナール・イノー時代以前については全く知らない私にとって、これはなかなか楽しい内容でした。

そして、いつも来てくれるガンさんのブログで知ったもうひとつ。
今出ているサイクルスポーツ8月号の付録がこれ。
赤玉模様のサコッシュです~♪♪♪。



付録なので出来はそれなりですが、これかけてママチャリでお買い物にもイケマスよ。

第一回オートモービル・アート連盟作品展

2012-06-24 | Illustration
昨日は東京市ヶ谷の山脇ギャラリーで開かれている第一回オートモービル・アート連盟の作品展に伺ってきました。
オートモービル・アート連盟は長らく活動を休止していたJAAA(自動車アーチスト協会)を受け継いで
プロの乗り物アーチストの方々が集まって発足した組織です。

イラスト、絵画、クラフト、モデリングなど各方面の方々の作品が一同に介して、堂々たる素晴らしい展示内容です。
いろいろな方とお話させていただいて、知らぬ間に2時間以上も過ごしてしまいました。

全部は紹介できませんが簡単にいくつかアップいたしますね。

カードラの表紙でお馴染みの渡邊アキラ氏のデイトナ。これはアクリルと色鉛筆による手描き!です。
スーパーリアルなイラストは昔のように盛んではありませんが、デジタルでなくアナログのリアルイラストは
いつの時代にも凄い説得力がありますね。



田邊光則氏の大きなキャンバスに描かれたブガッティーとイトウYOWさん所有のデイトナ。
氏の作品でもこれらは小さいほうだとか。



こちらはペーパークラフトの篠崎氏の作品。
フォーミュラニッポンの小暮のマシンですね。プラモみたいに素晴らしい完成度。EPSONのサイトから近日DLできるそうです。
昔、AS誌のF1別冊に付いていたFW07とBT49のペパクラがありましたが、あれも篠崎氏の作品でした。



テリー佐原氏は以前、雑誌US-RACINGに描かれたトニーカナーンを。
このマシンもお馴染みですね。



ダメ飛行機を集めた“世界の駄っ作機4”表紙になった航空絵画の巨匠、佐竹政夫氏のカーチス・アセンダー。
グランドキャニオンの上を飛ぶ美しい作品。
しかし失敗作と言われる飛行機に美しいのが多いのはなぜでしょう。



こちらも大御所、斎藤 寿氏のアルファ。
クルマやカメラなどのテクニカルイラストを長年描かれて、近年はネイチャー・アートに主体を置かれていますが
何と私の師匠の協会に所属されているとか。
主に鳥類を緻密で繊細なタッチで描かれています。



今日は休館ですが、明日まで開かれていますので、お時間のあるかたは是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

でもって、これは前身でもあるJAAAの82年の作品集です。
全部モノクロというのが残念ですが、何度も見てちょっと傷んでいるけれど大切な一冊です。



世界の猪本氏のメルセデスW125。キャプションにはアウトウニオンCタイプとありますがご愛敬。
一見似ているので間違いますね、前後逆ですが(笑)



川上恭弘氏のリジェJS-11。雑誌広告で当時見ましたがとても印象に残っている作品です。
これを見ながらエレールの1/12を作ったなあ。



テリーさんとも話しましたが、アーチストの方の平均年齢が段々上がっているそうで
若い乗り物好きなアーチストが少ないのが悩みの種だとか。(これはカーモデルにも言えることですが)。

クルマ離れとか言われるけれど、鉄道や最近は飛行機マニアの女性が多いとかで
これをブームで終わらせずに年齢性別を超えて、いろいろな形で乗り物の楽しさがもっと広がってくれることを
願わずにはいられません。


一歩下がったギャランGTO

2012-06-23 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
ギャランGTO、ボディー塗装と内装に手を入れました。
前回のあとあれこれ新しく資料を探していたら、サイドブレーキのベースは一段飛び出て付いているのに気がついた。
遅いよ~。
もうフロアトンネル削ってブレーキ付けて、一度貼ったカーペットのシール貼り直したんだもんね。
もうやり直さないし~。

でもキットのフロアトンネルはちょっと高くて、実車通りに付けるとブレーキがぽこんと
飛び出した感じでちょっと変だし…。
実車と違うけれどまあいいか、とこのままパスしちゃいます。



フロアマットはラプロスにフラットブラックを吹いて切って貼りました。
ABCペダルは複製したけれどイマイチシャープじゃないので、プラ板で適当に作り直しています。
シートベルトはこの頃はリヤは無かったと思うんだけど、何も無いのもつまんないので
薄いプラ板を切り出して穴を開け、ジャンクのエッチングパーツと組み合わせてみました。
チマチマした作業が続きますが、出来上がってみるとまあまあ良い感じ。
フロント外側のベルトはボディーが仕上がったら、ベルトアンカーと一緒に最後に付けます。
まあこのへんはかなりアバウトな仕上げ。参考にしないでください。





ボディーはホワイトを吹いてからマスキングし窓枠をブラックで塗装。
再度クリアを重ねて、このあとストライプのデカールを貼ります。
来週はもっと忙しくなりそうで、どこまですすめるかな。

さてこれから市ヶ谷にAAF展を見に行きます。雨降らないといいけど…。


APPARANCE : JAGUAR D-Type

2012-06-21 | 模型いろいろ
GTOは全然進んでいないので…今日の1台でうめておきます。

西に黄色で金運アップ!と、以前どっかの風水のおっちゃんが言っていたので
リビングの西側のサイドボードの上にド~~~ンと鎮座しまするは、おフランス製の
黄色いジャガーDタイプでございます。
全長47cm、重さ5kg、石膏で出来ていてずっしり重いので持ち上げるにも気をつかいます。





フランス APPARANCE社製ですが、パリのレトロモビルあたりでは良く見かける商品だそうで
(行ったことないので知りません)他にもいくつかの種類があります。
見ての通り実車に忠実なディテールではなく、かなりイメージ重視の造形ですが
どう見てもDタイプにしか見えないし、これはこれでなかなかカッコイイ。
1/24のアストンとくらべてもこの大きさ。



黄色いDタイプっていうとリンドバーグのボックスアートにもありましたが、実車だとルマンに出ていた
ベルギーチームのマシンを思い出します。
残念なことにウインドが最初から取れてありませんでした。
これ置いてしばらく経ちますが金運アップしたかというと全然!なので、きっとウインドが無いため
風当たりが強すぎて息が出来ないせいであろう…と早く塩ビで作らねばと思っていますが(笑)

……と、ここでいつもコメントをくださるT'z様からメッセージが。
同じ物をお持ちなのでウインドのデータを送って下さるとのこと。
イラレのデータを送っていただき、後日塩ビ板で作ることにします。
ネットはありがたいですね。
T'z様に感謝!どうもありがとうございました。<m(__)m>






ちょっとは進んだ?ギャランGTO&Machinarium

2012-06-14 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
人間その気になれば出来るもので、無茶と思えるスケジュールも連日頑張ったおかげで
少し出口が見えてきました。
あと半月…。
ちょっとだけ余裕が出来はじめたので、GTOもこの数日毎日少しだけ弄っています。

ボディーはモールやエンブレム、ワイパーを削り落として、染み出し防止にサフとシルバーを
交互に2回重ねています。
結局定番のオレンジではなく、ホワイトボディー&レッドストライプに決定。
ベースホワイトをさっと吹いて近日中にボディー塗装に。



キットのシャーシーは実車同様に、前部のモーターからシャフトギヤを介して
リヤシャフトを駆動するので、ディファレンシャルにギヤ用の穴がポッカリ開いています。
ここはエポパテを詰めて埋めてから、乾燥後適当に削ってフラットブラックを吹いておしまい。
内装はフロアにヒロのスエード調シールを貼ってみました。





ホイールはメッキをはがしてからタミヤのライトガンメタルを吹き、リム以外をマスクし
クリア&スパッツを吹いておきます。

ホントはもうちょっと進んでいるはずなんですけどね。
実はモデリングだけじゃなくて他の事にちょっと空いた時間取られてしまって…。
人から聞いてAPPストアからDLしたiPadのゲームがまずかった…。
評判通りの内容で遅ればせながらちょっとばかりハマリはじめてしまいました。
知らない人は知らないけれど、知っている人はとっくに知っているマシナリウム(Machinarium)

ご存じ無い方のために一応書くと、いわゆるポイント&クリックのアドベンチャー系のゲームです。
昔のMYSTと同じ謎解きのおとなしい?ゲーム。RPGとかめまぐるしいのはシンドイしね~。
チェコのAmanita Designが2009年に発表した名作ゲームで、PC版、PS3版、iPad版&Android版と
リリースされ、数々の受賞もしているヒット作。
ロボットの主人公があっちこっち動き回りながら謎解きをしていくだけのシンプルな内容。
結構あたま使わないといけないんですが、なにしろ暖かみのあるアナログイラスト風グラフィックが素晴らしく
キャラの動きもBGMも良い。
ゲームソフトの絵は描いても、ゲームっつーもの自体ほとんどやらない人間なんですが、これは今のところ
レースシムのGPL(グランプリ・レジェンド)以来のハマリものです。
(You tubeにもいっぱい動画があります)
iPad版でたった450円という優れもの!知らない人は今すぐDLしましょう。

MYSTシリーズもそうだったけれど、寝る前の30分とか頭休めるつもりで遊ぶところが
ついつい1時間2時間てなことになって、外が明るくなり始めて気がつくこともたまにあり。
もうちょっとしたらミゾロギさんやたかととさんは起きる時間じゃないの?…(笑)
ゲームやってないで模型作らんかい…じゃなかった、早く寝ろよと言われそうですが。



さっぱり進まぬギャランGTO

2012-06-09 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
ということで、シートをちょっと弄っただけの1週間。

シートバックの裏側が例によって空洞なのでポリパテで埋めてから
プラ板を型紙にしてメッキモールを埋め込むスジ彫りをしておきます。
モールは0.5mmのフレキシブルワイヤです。
ドアの内張りとともに瞬接で点付けしておきます。

内装はタミヤのジャーマングレイを吹いてみました。
ABCペダルはシャーシー一体彫刻なので、ここは削り落として作り直します。
おゆまるで型取りしてからポリパテを詰めて複製しました。
(たかとと様、よろしければ余分を送りますから使って下さい…笑)
画像にはありませんがサイドブレーキのパーツも無いので、ジャンクから探してこなくちゃ。
以上おしまい…。







あたり前かも?ギャランGTO…。

2012-06-03 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
静岡から2週間経ちました。
もう6月、月日の流れるのが早すぎるぅ~。

さてアポロのGTO、ドアは開閉出来るため内張りのパーツはあるものの
リヤシート部の内張りパーツがありません。
またハードトップのためドアガラスのパーツも元からなく無く、完成後は中が丸見えになるので
お気楽モデリングのつもりでもここは何かしら作らないとあきまへん。

省略されている内張はプラ板にエバーグリーンの細ラインと0.5mmワイヤを適当に“らしく”接着。
隙間をパテで埋めて、ついでにウインドのレギュレーターもチョイチョイと。
リヤシートの隙間はプラ板で埋めて、こんなもんでOKかな。





話変わってロンハワ監督のRushですが、BBCの動画に76年フジの撮影風景がアップされています。
どうもフジじゃなくてスネッタートンで撮影したみたいですね。
でもってコース脇の看板の画像がありましたが…。
これ。



海外ではサダコさんってのはメジャーな名前なんでしょうか?
貞子じゃなくて定子ってのも今度の3D映画と全く関係なさそうだし
クルマ関係以外のスポンサーを現在出せるとなると面倒なのかもしれませんが
それにしても…(笑)