ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

山田健二氏の展示会 : 高崎シティーギャラリー

2016-07-28 | FERRARI
関東甲信越もやっと梅雨明けしましたが、なんだかはっきりしない梅雨で
このまま8月になって水不足は解消されるんでしょうか?

日差しも弱く薄曇りで過ごしやすい1日でしたが、きょうは群馬県の高崎まで
1/6のフェラーリの木製モデルを制作している山田健二さんの展覧会に行って来ました。
いつもお世話になってる友人のKさんと高崎線に乗って1時間半…。
古い客車や機関車が高崎駅構内にはいろいろあって鉄道ファンも楽しめます。
電車だと少し遠い感じがしますがクルマなら都心から1時間チョイ。

市役所の隣の高崎シティーギャラリーで今日から始まった展覧会。
昨年の秋にも開催されたのですが、行けなかったので今回は楽しみにしていました。

フェラーリ 木製モデラー 山田健二の世界 

山田さんの作品は5年前に京橋のINAXギャラリーで開かれた「凝縮の美学 名車模型のモデラーたち」展でも250GTOと250TRが展示されましたが、その凄さに圧倒された記憶があります。





会場入口の外には1/1ディーノやテスタロッサなどが並んでいました。
展示室には20台弱のロードカー、F1、スポーツプロトが並び、どれもビッグスケールならではの
存在感を放っていました。
またバックにはご自身が描かれたイラストも展示されています。





主なパーツをほとんど積層したバルサ材から削りだして研磨、塗装を繰り返して仕上げたモデルは
各部開閉、カウル取り外しが出来ます。



あの熊田氏の粘土モデルもそうですが、改めてその工程を見ると本当にビックリ。
バルサなので完成したモデルの重さはどれも2kg程度。
実際持ってみると確かに軽いし、このエンジンも細部までしっかり再現されています。



F40のAピラーなど強度が必要な所はバルサの裏から角材などで補強されています。





タイヤはバルサ板から丸く切り出したパーツの積層です。
トレッドパターンの縦溝部分がそのまま接着部になるよう厚みの異なる板から切り出しています。

内装もご覧の通り。



大好きなP4、そしてディーノ。
各部開閉します。欲しいなあ(笑)





F1エンジンも実に見応えがあります。
機械で切り出したような正確さはありませんが、逆にそれが何とも言えないリアリティーを醸し出しています。











156/85F1のロゴなどはプリントした紙をナイフで切り出して貼っています。
ほかにも手描きのマーキング、一つ一つナイフで切り出したタイヤのトレッドパターンなど
手作業の凄さが判ります。







この夏にはカリフォルニアのペブルビーチ・コンクール・デレガンスにこの500F2を持っていくそうです!
山田さんは気さくに色々な話をしてくださって、短いながらも楽しい時間を過ごす事が出来ました。
都心からはちょっと距離がありますが、是非一度見ていただきたい展示会でした。

高崎はパスタが有名らしいので、ついで美味しいイタリアンも楽しみに出かけてみてはいかがでしょうか?

“Tour de France”のジオラマ : 9

2016-07-28 | Cycle Roadrace
ツールは終わっちゃったけれどジオラマは終わらず…。
ま、来月になればブエルタがまだあるので、もうちょっと引っ張れますが
とりあえずジオラマはこれで一区切りで、あとはまた様子をみながら
ある程度進んだところでアップします。

カメラバイクは形がいささか古すぎるので、カウルをパテで作って小さいスクリーンをつけました。








2台を配置してみました。
これがあるとやっぱりリアリティーが増しますね。




おなじみの警察官も配置。
フランスの警察のうちツールの先導や観客整理は国家憲兵隊が受け持っています。
道端のルノー5は国旗を飾って…。




今回の制作の参考にしたのがこの88年に発売されたツールの写真集。
“ツール・ド・フランス栄光のマイヨ・ジョーヌを求めて”
おそらく日本で最初に本格的にツールを紹介した本で86、87、88年の様子が載っています。
今見ても良い本です、見つけたらお勧め。




プライザーの無塗装の人物130体入りを購入しました。
そのまま使えるのもあり、夏服にしないといけないものもあり。
チマチマ塗りながら沿道に配置していく予定です。

次回からはまたクルマに戻ります…(本当か?)。

“Tour de France”のジオラマ : 8

2016-07-12 | Cycle Roadrace

今年もなかなか予想外の展開で面白いツール…。
一昨日のピレネー・アンドラ公国のステージは酷暑からヒョウと大雨の荒れた展開になって
最初の休息日が明けましたが、当ブログはいまだ休息中と言ったところで…。(^^ゞ

ツールドおフランスのジオラマも選手の大部分を塗り終えたので配置してみました。
まずは路面にお馴染み、選手応援の落書きを2つ3つ…。

そういえば中継画面でこの落書きや沿道の応援の垂れ幕などが写りますが
ジオラマの小物製作の参考になるので面白いし目を懲らして見ているのですが
先日のツール2日目だったか…追走するカメラバイクの映像に、路面に描いたデッカイ●●●の絵が
映っておいおい!(汗)と思ったんですが、結構気がついた人はいるんじゃないでしょうか?
さすが、フランス人!
ま、空撮でなくて良かったかも(笑)





このあと残りの数人とカメラバイクも配置しますが、チームカーとディレクターカーが問題…。
プジョー604とかルノー25とか模型的に地味なクルマなので1/87ミニカーがありません。
どこかの似た他車を塗り直すか考え中です。

観客のフィギュアもこれから揃えないといけないし、まだまだやることが一杯です。
今の時期に作らないとやる時がないので(笑)とりあえず出来るところまではやらないと…。



放置のChinookは前後のスポイラーとミラーが付きました。
ミラーはエブロの49のパーツを一回り小さく削って、ステーは1mmのアルミ板からピン留めです。
今はウインドのヒートプレス用の型を作っているところ。
とりあえずウインドが付けば完成です。