ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

TAMIYA PORSCHE 910 : 4

2011-08-26 |  PORSCHE 910 1/18 : TAMIYA
脱力モデリングのカレラ10に戻ります(^_^;)

前回はどこまでだったっけ…。
あ、研ぎ出しまで終わったところでしたね、もうすっかり忘れています。
いい加減ですいません。

コクピットのシートとベルトを付けました。
手芸屋さんで買った黒リボンをジャンクの余り物バックルに通して適当に。
フロアがスカスカなので半球プラ棒でフレームを追加し、当時はあったかどうか不明な消火器を
一応見栄えがするのでこれもジャンクパーツから置いてみました。



エンジンはまずフューエルラインから。
モデラーズのオイルチューブに金属線を刺し、ウェーブのメッキパイプの輪切りを通してみました。
実車と全然違いますが雰囲気雰囲気…。
で、左右のエアインジェクションを取り付けてからシャーシーに乗せて、リヤカウルを付けて様子を見たら…。

あら!何これ??
思い切りカウルからインテークの先っちょが飛び出します。(画像の左側は傾いています。右が通常)
おまけにカウルの穴とプレートがキチキチで、これじゃあカウルに
ファンネルメッシュを付けられないじゃんか!(怒)



実車はカウルの下に収まる高さなので、ここは直すしかない。
早く気がつくべき、というか調べておくべきでした…。
う~~ん、田宮さん、やってくれますねえ。

このキット、1/12みたいなメッシュパーツは無く、ファンネルの先が飛び出るような仕上がりに
なるみたい。
まあ元々モーターライズキットだからなあ…。

良く見るとエンジンのマウントも高いしね。
ということでインジェクションシステムを1mm以上カット、エンジンの下部も同じくカットして
マウント位置を下げます。

そんなこんなで大して進んでいませんが、今日はこんなところで。



オリエンタル模型

2011-08-21 | お宝もの
ここ数年の鉄道ブームは書籍のみならず模型や玩具関係など
それはもう凄い勢いで拡大していて、本屋さんの趣味関係のコーナーは
ほとんど鉄道もので占められているような感じ。
鉄も好きだけどクルマメインの私としては結構複雑に横目で眺めているこの頃です。

NやHOなど鉄道模型は別として、プラモ関係に目を移すと、かつてはアリイあたりのHOキットなど
いろいろ出ていたものの最近はさっぱりです。

60年代、鉄道模型というよりオモチャのOゲージが主流だった頃、いくつかのメーカーから
HOサイズ等のプラモデルキットが発売されていました。

米澤玩具のダイヤモンド・プラキットシリーズからは151系特急つばめ、153系東海型、EF58などが、
オリエンタル模型からも151系、弁慶号はじめEB30電気機関車、何種類かの貨車などが発売されていましたね。

当時の子供の憧れだった特急こだま型151系はいくつか作った記憶があります。
米澤とオリエンタル、あるいはまた他のメーカーだったのか覚えていませんが、HOサイズでだいたい
車両は左右2分割になっていて、窓のまわりの赤い帯の部分を後からビニールみたいなテープを貼って
再現するキットと、もう一つは赤い部分が別成型パーツになっていて車体の凹みに貼り合わせるという
凝ったキットを覚えています。
特に大きな窓のパーラーカー、クロ151は大好きな車両でした。

また米澤からはこれも大好き!小田急電鉄のロマンスカー3000系SE車が発売されていました。
これも作りましたがパーツ分割まで覚えています。
サイズはHOよりちょっと小さかったみたいです。

小学校低学年の時は世田谷の経堂に住んでいたので、オルゴール(ミュージックホーンと言うらしい)を
鳴らしながら走り抜けるロマンスカーには今でもとても思い入れがあります。
ある日チャリで駅の車両基地に行くと,見たこともない形の電車が止まっていました。
それが登場したばかりの3100系NSE車。
2階に運転席があって、前面の大きなパノラミックウインドが未来的で凄い電車が登場したものだと
子供ながらに興奮したものです。
小田急は数々のタイプの特急車両がありますが、やはり最初のこの2種類が一番好きですね。





…と、ここまで引っ張っておいて懐かしのオリエンタル模型の157系日光号です。
上野から日光まで乗ったことありますよ。
これはのちに伊豆方面への特急あまぎにも使用されましたね。
HOゲージで単2電池とモーターで走行します。
ボディーは左右2分割で先頭部は別パーツ。
側面には塗装の塗り分けラインやサボ差しまでちゃんとモールドされています。
レトロなボックスアートも良いのですが、なぜか背景には男体山じゃなくて富士山が(笑)

オレンジとイエローの2トーン、修学旅行専用電車の155系ひので/きぼう号のプラモと小田急SEは
ずっと探しているのですが、なかなか見つかりません。
鉄ブームの今、どこかに金型が眠っているなら再販して欲しいですねえ。

今日のおやつ~

2011-08-19 | Miscellaneous
ミスタードーナツの夏限定ドーナッツ、エンゼルテディパンのくまホワイトと
もっちり抹茶あずきフレンチです。
くまホワイトには抹茶味のくま抹茶もあります。
このくまホワイト、口の形が違うのが何種類かあるって知っていました?
作る人も楽しんでいますねえ。

いきなりカブリつくのも何なのでナイフを入れましたが、ホラーになってしまいますね!こりゃ(笑)
♪あ痛たった!あ痛たった!あイタたった!~…って♪


きっと夏バテ

2011-08-19 | Miscellaneous
お盆も過ぎて今日はお天気下り坂、ようやく涼しくなりそうです。

先日マンションの理事長さんから見事なスイカをひと玉いただきました。
食べ切れそうもないとは思ったけれど連日の猛暑、毎日食べまくっていたら
しっかり夏バテになってしまったみたいで、今日はグッタリしています。

スイカって結構いろんな栄養素があるみたいで,赤い色はリコピン、βカロチンや
カリウムなど他にもいろいろ含まれています。
ただ利尿作用もあるので、食べ過ぎると体内のミネラルとかを排出しすぎて逆に夏バテになるとか。
明らかに食い過ぎなので、きっとそうだな~。



絵の師匠からはレストア依頼の模型が届きました。
旧い50年代の英国MERIT製のコンノートF1です。

ホイールやミラーなどが取れてしまっていて、これは簡単に直せるけれど
一応全部バラバラにして成型色はそのまま生かしてきれいに化粧直しの予定です。
910は研ぎ出しが終わって内装に取りかかりましたが、こちらはまた後日アップ。
キングコブラは放置したまんまです、そのうちまた再開しますけどね。



別件の今井のマグマ大使:電動歩行も同時進行中。
クルマもいいけれどこうゆう昔ながらのキットのほうが楽しくなってきたのはなぜ?
歳のせいもあるだろうけど、余計なプレッシャーがないというのはホント模型作り本来の
楽しみ方が出来る気がします。

キンカン

2011-08-12 | Miscellaneous
世間はお盆休みですね~。
こちらいつもの事ながら関係なしに仕事しております…。

毎朝コンクリの上にセミが何匹も仰向けになっていますが
あれどうしてみんな仰向けなのかご存じですか?

木に留まる虫はだいたい足を外に踏ん張って留まっていますが、元々足は
自然に内側に折りたたまれる構造になっているわけですね。

重い体を6本の細い足で支えているので、力が抜けて死にかかった状態では
足が自然に内側にたたまれてしまうので、ごろんと横にひっくり返ってしまうため
たいがい裏返しになって昇天するということらしい…。
なるほど~。

チカラの抜け具合ではセミに負けていない私なので、模型もサッパリ…。
お肉屋さんで新鮮な鶏キンカンを見つけました。
シンプルにショウガと酒とミリンと醤油で煮付けてハイ出来上がり。
冷えた日本酒に合いますよ~。
ゴボウやこんにゃくと煮付けても美味しいですね。

地味な画像ですが(笑)今日はこれだけ~。





risk life, risk limb : 死線

2011-08-03 | Motorsport
日産がルマンを制覇する時、ホンダがレースに復帰する時など数多くのレースやクルマの小説で有名な
作家、高斎 正氏。
海外の多くの翻訳も手がけ、二玄社の“カラツィオラ自伝”やアラン・ヘンリーの“世界の有名な50レース”など
レースファンにはお馴染みの名著もたくさんあります。
そんな翻訳ものの中から40年前のオートスポーツ誌に連載され、かなり前に偶然古本屋で見つけたのがこの1冊。
risk life, risk limb (邦題: 死線)。



著者のMichael Cooper Evansの作品は、ジョンサーティーズとホンダF1チームの戦いを追った
ドキュメンタリー“8月の6日間”もやはり翻訳されて、一足先にASに連載されました。
昔からのAS読者はよくご存じですね。

このLisk life, Lisk limbについては以前のエントリの中でも、カゼルタの惨事について書きました。

アルファロメオ 33.2 “ペリスコーピカ”&ジャコモ・ルッソのこと。 - ひろポンの“わたしにも作れますぅ”

トップドライバーの生と死、レースの安全対策やサーキットのありかたなど多方面から
モータースポーツの側面をえぐり出したとても興味深い作品です。
68年に発行されAS誌には70年の1月号から7回に分けて高斎氏翻訳で連載されました。

毎月のようにレーサーの訃報が新聞に載った70年前後は、レースの新しい技術にそれまでの設備や
安全性が対応出来なくなった時代でもあり、その意味でもクラークやバンディーニ、55ルマン
レースのオーガナイザー&サーキットの管理者、ドライバーの立場と権利などについて書かれた内容は
興味深く、当時何度も読み返した記憶があります。

この本は残念なことにAS誌の連載以外では日本で出版されず、日の目を見なかったのですが
今でもアマゾンあたりで手に入れることは可能です。
AS誌のバックナンバーも手に入れやすいので、興味のあるレースファンは読んでみて下さい。



でもって明後日7日はいつものヨコハマ・ワンダーランドマーケットです。
お暇な方は覗きに来てください。