ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

ミゾロギさん個展&模型オフ

2010-09-29 | 模型いろいろ
昨日は雨の中、原宿のペーターズショップ&ギャラリーに
イラストレーター溝呂木さんの個展を見に行ってきました。

PATER’S Shop and Gallery

今回のテーマは「パリのクルマ」
かつては当たり前の風景であったパリの旧車たちも、今どんどん姿を消していますが
ミゾロギさんの水彩画の中ではどれもさりげなく、しかし生き生きとその姿を残しています。
画面の中にス~ッと入っていくような画風はいつも新鮮ですね。
本日までです、是非この空気を感じに見に行ってみてください。

さて、2Fに上がってみたらいつもコメントをくださるクラッチョ!様と
たかとと様もすでに模型と洋書を広げて濃い話の真っ最中でした。
早速4人で模型オフの開始です。



テーブルの上にはクラッチョ様の例のオオタキの問題作アルファtipo33が。
オクで入手したものの、箱空けてすぐ閉めてたたき売ったあれがこうなるの?!!!!
気合いと執念で作り上げた素晴らしいフィニッシュで本当に驚きました。
散々な評価でまともな完成品を見る機会がなかったキットです。
これを見たら作りたくなる方もいるのでは。



こちらはたかとと様の田宮スバルR2改造のスバルト360!!
この改造センスは脱帽ものです。
実物がありそうな存在感と工作技術はとても参考になりますね。
完成が楽しみです。



ミゾロギさんの旧いFROGの1/16モーリス1100。
何とも言えない良い色で、大きなオモチャっぽい味わいがピッタリの佇まい。
ビッグスケールはいいですね。

例によってミゾロギさんのこの1年間に作った完成品がずらり。
1年でですよ!私の10年分くらいあります(笑)
撮りきれていませんが全部で30台以上あります、凄い。




その後モデルカーズの自動車博物誌に記事を書いていらっしゃる板谷様もいらっしゃって
貴重なコレクションと資料をノートPCで見せてくださいました。
とっても濃いお話も聞けて楽しかったです。
あっという間の3時間半でした。是非次回もやりましょう。

 AlfaRomeo Tipo33 Stradale :9

2010-09-27 | ALFAROMEO
お天気が悪かったけれど、ヒロの33はボディーの塗装が終わりました。

車高をあげるためシャーシーからボディーを少し浮かせて取り付けるので
タイヤハウスの隙間から少し向こうが見えてしまいます。
フェンダーの内側にプラ板を当てて目隠しを作りました。

プラサフ、グンゼのベースホワイトを吹き調合ピンクを、その後Mrカラーの
スーパーイタリアンレッドを4回、クリアを2回吹いています。
このあとはデカルを貼ってウレタンクリアで仕上げる予定。

とりあえずミゾロギさんの個展にはここまでの状態で持って行けそうです。



ところでテクノモデルから1/43後期型ストラダーレのキットが発売になりましたね。
見たところ非常に良い感じ。こいつも作ってみたいキットです。
ラクーンさんのサイトにありますよ。興味のある方はいかがでしょう?
お値段もお手頃かと思います。

TECNOモデル TCK01 アルファロメオ Tipo33 ストラダーレ 1967 1/43キット ラクーンオートWEBショップ


F1 “MASAO”

2010-09-25 | Miscellaneous
猛暑が過ぎ去って、ようやく秋らしくなってくるのかと思ったら
急に寒くなって、風邪ひきそうな陽気です。
もうそろそろ10月ですか~、ほんと時の過ぎるのが速すぎて
今年もラスト3周といった気分。

そういえばそろそろ鈴鹿も近づいてきましたが、先日検索していて
面白いのがひっかかったのでご紹介。

その名も「F1まさお」!

かつてのベネトンF1も負けそうなこのド派手なマシンは
オフロード・カートではなく草刈り機です。
4輪駆動ですよ、ロータス63でもマトラMS84でもありません(笑)

驚異の小回り性能、前輪切れ角なんと75°!
ローズ・ヘアピンの入口で“Uターン”が出来ます。
でもって移動時14km、作業時8kmとこのクラス最速のスピードを誇ります。
もちろんF1なので公道走行は出来ません、念のため。
こんな草刈り機があるんですね。



コンストラクターはこの業界では有名な筑水キャニコムという会社です。

筑水キャニコム│トップページ

なんでも社長さんが子供の頃、辛い草刈りを言いつけられ、もっと速く楽しく
出来ないかな?と考えたことが乗用草刈機の開発のきっかけだとか。

この会社の他の製品、ほかにも遊び心に富んだネーミングで面白い。
社員の方が楽しんで仕事しているようで良いですね。

ちなみになぜ「まさお」なのかというと、切れ味の凄さに真っ青になったとかで
そこから付いたそうです…。
ホームページから迫力?の車載カメラ映像も見られます。
なおこいつの兄貴分のネームは草刈機まさおです、う~~ん(笑)

ひろ~い庭の草刈りに困っていらっしゃる皆様は
是非1台いかがでしょう?
スポンサーステッカーやウイングで武装したらご近所の話題(笑)にもなりますよ。


2010 Indy Japan 300mile

2010-09-20 | Motorsport
今日は栃木県ツインリンクモテギでのIndy Japan 300mileを観戦してきました。

モテギはサーキットが完成した時から何度も行っていて、もちろんIRLの前のCARTや
NASCARも見ているのですが、IRLはこの3年間は都合で見に行けなかったので
ひさびさの観戦です。
朝5時半に自宅を出て国道4号線と50号線を経由して8時ちょうどにモテギの南ゲートから入場。

最初の頃はターン1のスタンドで見ていましたが、いつのまにかこの一番良い席が
選手の応援席になってしまったので、以後ずっと自由席です。
今日もターン2の自由席ですが、ここはピットロード出口からバックストレートまで
見渡せるのでとても良い場所です。
おまけに今日は2台が全く同じ目の前でセーファーバリアにクラッシュ。
第2ターンの〝アタリ所〟になってしまいました。



レースのほうはポールのエリオ・カストロネヴェスが200周のうち153周も
リードラップをとって圧勝です。
ダリオ・フランキッティーとライアン・ブリスコーも素晴らしいバトルを展開し
ダリオが2位。
ウイル・パワーも好レースを展開して3位。日本の佐藤琢磨は12位で無事完走。
武藤14位、ロジャー安川は20位という結果です。

しかし今年は琢磨人気のおかげか、結構観客多かったみたいですね。
ロータスのキャップやウェアのファンがかなりいました。

友人のkSunさんはGAORAのお手伝い。
ペンスキーのピットで撮った一枚をお借りしました。
ここからレースを見られるのは羨ましいですね。



スタンドではお友達や会社の同僚の方々、知ってる人は知っている?老舗インディーカーサイト
Indycar Flashの管理人、サトーさん、そしてNASCARエンスーのUさんらと一緒に観戦です。
薄曇りながら結構日差しは強く暑い。
ビールも牛串もおいしくいただきました。



今年のインディージャパンのゆかいな仲間達??。
といってもお面は合成です。
スタンドでこんなことしている訳ないですから~。

長野から駆けつけたサトーさん、ついでに顔が真っ赤になってしまったわたくし…。





こちら入場者に配られた琢磨のプリッツです。レア?というには数が多すぎてヤフオクに
出せず…???。





お土産に買ったINDY BEER。宇都宮のロマンチック村で作っている地ビールの限定品です。

連休で高速は渋滞していたらしいけれど、一般道をひたすら走って行きより1時間ほど余分にかかって帰宅しました。
今夜はぐっすり眠れそうです。

AlfaRomeo Tipo33 & Jaguar MK2

2010-09-18 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
猛暑から10日ほどですっかり秋の気配。
模型製作には良い季節になりましたね、といってもあまり進んでないんですが。

中途半端な完成で終わらせたタミヤのジャガーMK2。
ミゾロギさんのアドバイスで同じシリーズのモーガン4/4のホイールが
巧く流用できることがわかり、ラッキーなことにまだ在庫があったため
早速注文しました。

タイヤのサイズもドンピシャで、仮組のグンゼより一回り大きく
ピッタリ。
これで自己採点70点くらいになったでしょうか…(^_^;)

タミヤお得意のメタルステッカーですが、モールなど接着面が少ないので
すぐ剥がれてきます。
メタルプライマーやクリアを筆塗りして押さえました。

とりあえずマーク2はこれでホントに完成です。




で33のほうは相変わらずノロノロ進んでいまして、リヤカウルエンドのルーバーを
作りました。
キットは一体形メタルパーツを裏から接着の、いささか乱暴な仕上げになるのですが
(なぜここにエッチングを使わないのか不思議?)
1.5mm幅の薄いプラ材をカットし瞬間接着剤でイモ付けしています。
ホイールアーチも机を粉まみれにして結構削りました。

キットはベタベタに低いので、ドアの内張が付く梁の部分に1mmプラ板をはかせて
すこしシャーシーからカウルが上がるようにしています。




ボンネットにもわずかにヒケが見られるので光硬化パテで埋めました。
もうすこしきれいに下地を仕上げたら、いよいよ本塗装に入る予定です。

さて明日はモテギのIndy Japan。
ここ数年行けなかったので楽しみです。
天気はよさそうだし、すり鉢オーバルに響くエキゾストを聞きながら飲む
ビールは最高だし、茂木はいいですねえ。




AlfaRomeo Tipo33 Stradale :8

2010-09-11 | ALFAROMEO
Tipo33はホイールの取り付けまで終わりました。
「え!まだそんなところかヨ?……」

一応ゴールドということなんですが、いろいろ資料を見てみると
粒子が沈んだキャラメルみたいな色をしているので、適当に
オレンジとブラウンを数滴加えたゴールドをブラシで吹いて、すかさず
クリアのスプレーをドバがけして、トロンとした質感にしてみました。



タイヤをはめてアップライトに固定するにも、どうにも華奢で強度が不安です。
フロントは特にぐらついてエポキシで止めた部分がやばそうなので、思い切って
見えなくなる部分はイモ付けしてしまいました。
結局前部のカウルも取り外し式ではなく固定することに決めました。

キットのタイヤと比べてみました。
上がナガノ、下がキットのタイヤです。
あまり良く判らないですね、撮った角度がちょっと違うから。
でもこれでかなり雰囲気が違ってくるのが面白い。
シートはもう少し起こしたかったなあ…失敗。



再度カウルを被せてみて、削る部分を確認。
フロントは鉛筆線のところ、リアはパテ盛りしたところまで削ります。
ネットで見つけた画像と同じアングルで比べてみました。
なかなか良い感じかも…と、とりあえず安心。
いろいろ仕事やらなにやら詰まっているんで…きょうもここまで。
頭の中ではもう完成したも同然なんですよね、これ。
いやはや疲れるキットです(笑)

…ったく製作の進まねえブログだな!(怒)とお思いの皆様、もうしばらく
おつきあいください…。m(__)m





ジャガー・マーク2は完成したけれど…。

2010-09-07 | 模型いろいろ
タミヤのジャガーマーク2、いきなり完成デス。

何というか久々の“失敗作”なので、勝手ながら途中経過はスルーします~(v_v)

シャーシーは完成して基本は素組みでいくつもりなので、エンジンには
プラグコードだけパイピング。
タイヤとホイールは以前のアストンDB3に流用してしまったので、パーツを
注文しようと、タミヤのカスタマーサービスに代金を送って待つこと1週間。
届いた封筒が妙に薄い!!???

あれ?と思って中を見ると、在庫終了!!の非情なお手紙と返金の為替が…。
生産終了していたのは知っているけれどパーツ在庫も無しですか…。
調べてみたら発売が95年なので15年前。
仕方ないのね…、前もって電話すれば良かった。

しかしこれだけのために新しいキットを入手するのも馬鹿馬鹿しいし
ヤフオクでは軽く3~4000円もしています。



潔く諦めて何か使えるものは?とジャンクパーツを探してみたら、ありました
グンゼのEタイプ。ただしホイールのスポークが違う…。
Eタイプは円周方向にオフセットしているんですよね。マーク2はまっすぐ放射状。
半ばやる気をなくして、とりあえず完成させてしまおうと、グンゼをそのまま流用です。

ウインドのモールはハセガワのミラーフィニッシュを貼ってみましたが、妙にキラキラ光って
実感低し…。
まあいいか、とデカール貼りまでこぎ着けたものの、ミスって軟化剤でエンブレムを溶かして
しまうし、そのうちワイパーがどこかに紛失(涙)
 仕方なく洋白線で自作して、やっとこさ完成。なんちゃってマーク2の出来上がりです。

満足度は限りなく低く自己採点45点。



ということで暑さのせいにするには情けない仕上がりですが、50cmほど離れて見れば
そこそこ見られます、かね?

気を取り直してBT44をと思ったけれど、おっとその前に思い出しましたロータス49T。
こっちを引き続き33と平行して先に完成させねば。
とりあえずミッションケースのドライブシャフト基部のカバーを付けました。
不要なシャープペンの筒を切断して接着。
DFVエンジンのモールドも甘く、49以降のキットのように精密ではないのですが
これは手を加えるのも大変なので、最低限のディテールアップでいくことにします。



ツールのジオラマもパウダーを撒きました。
木工ボンド水溶液を吹いて、固定していきます。
ブエルタ・ア・エスパーニャも中盤戦。
贔屓のジルベールはマイヨ・ロホを失ってしまったけれど、まだまだこれから。



ところで先のツールドフランスのポディウムでチラッと顔を出していた
名選手ローラン・フィニヨンが、先日50歳で癌のために亡くなりました。
初めてNHKでツールの放送を見た80年代、ポニーテールと丸めがねの
学生のような風貌でひときわ目立っていた選手でした。
83、84とツールを連覇。
何と言っても8秒差!でレモンに逆転され敗れた89年のシャンゼリゼは
強烈な記憶で、山岳王ルイス・ヘレラなどと共に好きな選手の一人でした。

某局がツールをF1の次の目玉にしようと放送権を獲得し、中野浩一選手との
ピスト対決に呼んだ時、このフランスのスター選手が局が用意した“普通の”
ビジネスクラスにポツンと座っているのを、エールフランスの乗務員が見つけて
ビックリ!
あわててコクピットに招き入れたなんて話をふと思い出しました。
個人的にあの局がツールの放送を続けなかったことはつくづく幸いだった気がします…。

そんなこんなでダラダラと書きましたが今日はここまで。