ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

ARROWS A2 FORD   :Minichamps 1/43

2016-03-21 | ミニカーとスロットカー
10ヶ月ぶりに今日の一台です。

1979年のF1、ミニチャンプスのARROWS A2です。
F1の歴史のなかでも珍車迷車といわれるマシンですが、当時AS誌で
初めてこれを目にした時はぶっ倒れそうになりました。

何だ?これは!と最初は思ったものの、見れば見るほどカッコ良くなって
T4と同じくらい好きなマシンです。

前から後ろまでひと繋がりのボディー、こうゆう解釈のF1マシンがいくつかありますが
奇才トニー・サウスゲートのアイデアが各所に盛り込まれていて、見ていて飽きることがありません。
前輪の前から後輪の前までが1つのウイング形状となるように作られ、ポンツーン内には角度調整出来る
小さなフラップがあります。
ギヤボックスの両側にもスカートを兼ねた整流パネルがあり、同じようなウイングを渡して
エンジンを前傾させ整流効果を上げる試みが成されてます。

確か以前、英記者が選ぶ『F1史上最も醜いマシン』トップ5とかいうのに選ばれていたと思います…。
そうか…醜いかなあ…(笑)
最近のハロ?とかいうのが付いたF1と比べたらずっとマシな気がしますが。

まあそれは置いておいて結果として失敗作ではあったものの、J・マスとパトレーゼのコンビで
入賞2回。

レジンキットやダイキャストミニカーなどいくつものメーカーから発売になっていますね。
とても模型映えするマシンの1つだと思います。
ただノーズの太さやプロポーションはメーカー毎に解釈が異なっていて
結構みんな違うのが面白い。





ミニチャンプスのこのモデルはデビューのフランスGP仕様です。
さすがに手堅い仕上がりですが、ノーズが樽のように太いのが残念なところ。
30年ほど前にテナリブの1/43キットを作りましたが出来は酷く、数年前にオクで処分。
その画像がこちらです。



リヤウイングの位置が高いイギリスGP以降の仕様と比べて見ると、最初のこのモデルは
サイドポンツーンの低さとも相まって、たとえばドライバー目線のような低い位置から見て
余計にその異様な感じが際だっています。

個人的には大好きな1台なので1/20を是非作りたいし、確か●●27のキットがあったけれど
モミジ印のBT42のこともあるので正直あまり手を出したくない…(笑)

出来たらデカイのがいいなあ、と作れもしないのに憧れていますが
ありました1/12のA2が!

以前静岡で偶然見つけて衝撃を受けた、名古屋のTDMCのHさんがケミカルウッドから作り出した作品。
私のイメージするA2に最も近いモデルカーでした。
特異なスタイルを持つA2の強烈な存在感、ビッグスケールならではの迫力です。

ご存じの方も多いのですが、たまたま今回製作者のHさんから画像をお借り出来たので
ご紹介させていただくと共に、ブログもブックマークからリンクさせて頂きました。

職業型師のF1工作部屋

ご存じの方も多いと思いますが、Hさんは以前モデルカーズ44号ロータス特集で
スクラッチのロータス77を載せているモデラーです。
あれも実物を拝見したけれど足回りを見事に再現した凄いモデルでした。

TDMC(トヨタ・デザイン・モデラーズクラブ)は、あの超絶1/24アルファロメオ・カングーロを
作っていらっしゃるサイトウさんも所属しているクラブです。
Hさん、どうもありがとうございました!








Chinook-Chevrolet Mk1/Mk2

2016-03-20 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
謎のマシンの正体公開です。
ただし謎だと思ってたのは私だけかも(笑)
チヌークMK1(MK2)シボレーです。

チヌークといえば航空機ファンは真っ先にあのボーイングの大型ヘリを思い出しますが
同じ名前のこの2座席レーシングカーはハンガリー生まれのカナダ人、ジョージとルディーのフェイエール兄弟(George Fejer/Rudy Fejer)がトロントに設立した、フェイエール・レーシングカンパニーが製作したマシンです。
ベースになったのはマクラーレンMK1。

シャパラルに触発され、そっくりなボディーをデザインするにあたり実際に1/24の2Cの模型も購入したとあります。
なんとも安上がりですが(笑)まあ実物はジムホールが売ってくれないしね。

66年から数戦だけCAN-AMやUSRRCのレースにジョージ・フェイエールとナット・アダムスが出場。
以後はUSACインディーカーやフォーミュラ・アトランティックなどにも参戦していますが、成績はパッとしなかったみたい。
知らなかったんですがこのマシンはシルバーの姉妹車とともに近年グッドウッド・リバイバルにも登場しています。

66年のMK1と68年のMK2は2A(2C)似で、68年のMK5というのが2Eに似ています。
小さい画像を1枚だけ貼っておきますのでネットで検索してみてください。



デカールまで貼り終えて改めて調べていて大間違いを発見。
当時の仕様で作ったつもりでしたがリヤパネルの開口部の形が現在のものと判明。
デカールを作り直して現在の仕様にするのが手っ取り早いけれど、大きなロールバーがブサイクだしこのまま無視して進めるか考え中です。

当時のCAN-AMやUSRRCのレースには、プライベーターの変わったマシンが盛り沢山です。
マクラーレンやローラのキットをベースに作るのも非常に興味深いと思います。
時間とお金を持てあましていたら作り倒してみたいものですが…((^_^;

Ch………Mk1:その2

2016-03-15 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
さてと…謎のマシンのネタ晴らし…と予告していたものの、先月末から色々とありまして…
この半月は本当に大変でした。

まだ落ち着けずに来月までドタバタしそうな感じでして、ブログも何もすっかりお休みですが
見に来て下さる皆さんに少しでも報告出来るよう、今日は久々に模型を弄っています。

例のマシンはボディー塗装が終わっていたので、デカールを作ります。
いつも通り古いMacノートとアルプスプリンタを引っ張り出し(もうこんな時代じゃないんですけどね)
イラレで作ったデータを印刷。





小一時間で楽しいデカール貼りを終えました。
どうでしょう?
赤いストライプとVeedolのロゴ、見ようによっては本家チャパラルよりカッコいいようにも見えます…(笑)
これは66年のマシンで2台が出走。
もう1台はシルバーに塗られていました。

この後クリア吹きに進みますが、そのあいだに中身とシャーシーの製作に。
エンジンはシボレーの5.2L。
すでにさかつうのキャブレターとエアファンネルを入手してあるので
エンジンは適当にプラ板で作ってヒューランドのミッションをドッキングしたらほぼOK。



そんなわけでネットで拾った実車の画像をトップに貼っておきますね。

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でもって話は変わって…さっきネット上で発見した凄いものがこれ!

History of Rock - YouTube

もうご存じのかたもいるかもしれませんが、ROCKの歴史をFacebookのニュースフィードで見せてくれるこの動画。
マッシュアップ・トラックが素晴らしく、次から次へと出て来るロックスターのビデオに別のミュージシャンらが
コメントといいね!を入れてるんですが、ファンにとってはこの辺の関連性とか思わずニンマリしてしまいます。
ただ展開が速すぎてコメントを読むのが追いつかないのが悔しい。

エルヴィスから始まってラストのカート・コバーンまで15分間たっぷり楽しめます。
しかし凄いわ、これ。
DVDがあったら買うかも(笑)