マトラMS-11、ようやく完成です。
まずミラーをヒートプレスしたウインドに内側からインセクトピンで固定。
続いてウインドをカウルにピン止めし、裏側から瞬間とエポキシのちょい付けで固定しました。
リヤホイールにディスクを挟み込んで、ドライブシャフトに接着。
フロントタイヤのアップライトは、相変わらず6角ボルト風のパーツでアームに固定するのが
ちょっとリアリティーに欠けるところ。
イマイはタミヤよりまだモーターライズ走行を意識していたからでしょう。
キットの味を残すために、ここはいじらずそのまま組んでいます。
、
実は片方のアップライトのピンを誤って折ってしまいました。
穴を開けてから余り物の黒いサスアームを切断して埋めて修理しています。
またタミヤからダンパーと硬いスプリングを流用したせいか、ちょっとリヤの車高が
高くなってしまった気がします。
まあドライバーが乗っていないし~…(と苦しい言い逃れ)
昔の完成品もウインドと折れたサスアームを交換しました。
外れかかったマフラーも付け直して、2台並べてみました。
68年モナコの予選と決勝仕様が出来ました。
タミヤに比べて一段と戦闘的な予選仕様。
竹やりマフラーがカッコイイですね。
微妙に径が大きい気がするタイヤも、こうしてみると違和感ありません。
ただ組んでみて、全体のバランスのとりかたと各部がカッチリ組み上がる正確さは
タミヤにまだ一歩及ばないようです。
最終的に補強も兼ねてベース台にしっかり固定するつもりなので、とりあえず
良しとしておきます。
土壇場でロゴの間違いに気づいたのはちょっと悔しいですが、まあ今の私のレベルでは
これでも充分な出来です。
決勝仕様も実際はあと5mmほどノーズが短いのですが、40年前はそこまでキッチリ
リサーチしていないし、今回は下手にいじらずに昔のままにしておきました。
40年ぶりに作ったMS11、オリジナルはイマイ製。まずは満足のいく仕上がりになりました。
いつかホンマモンの音が聞きたいですね…。
※そういえば昔のコンテストにはタミヤを改造したDFVのMS10!がありました。
ジョニー・セルボ・ギャバンのあのマシン。作った方はまだ持っているんだろうか…。