ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

恐竜時代:Robert Sabuda

2012-01-27 | Miscellaneous
今日の1冊…。
数年前にブックオフで手に入れたアメリカのポップアップアーチスト、ロバート・サブダの飛び出す絵本です。

絵本の作家で、紙の魔術師と言われる彼の数々の作品はすでに世界的に有名です。
鮮やかな色彩とダイナミックな仕掛けの迫力は大人もビックリの面白さ。
一緒のアトリエを構えるマシュー・ラインハートとのコンビで2005年に発売されたのが
この厚さ10cmほどある恐竜時代です。
絵本としては良い値段で、発売当時海外版を見ただけで買わなかったのですが、これは日本版だけれど
中古本で格安だったので思わず購入してしまいました。

何と言ってもページを開く度に飛び出す恐竜の迫力と折り紙の仕掛けに
模型組み立てと共通する面白さを発見できます。
いったいどうやったらこんな立体に出来るのだろうと、作った事のない人間には不思議なのですが
こういった立体にする仕掛けには一定の法則があるので、それに従えばそれほど
難しいものではないとのことらしい。
しかしそれらしい形にするのは作り手のアイデアとセンスがものを言うことは
言うまでもありません。

各ページの端にも小さなポケットがあって、ここにもちゃんと飛び出す仕掛けが仕組まれています。
恐竜の説明はひととおり簡単ながらも判りやすく、パラパラめくるだけでも楽しめる1冊です。

顔が飛び出すティラノザウルス。


巨大な竜脚類は迫力があります、これはブラキオさん。


ページにまたがったアンキロサウルスの造形も面白いですね。

MERIT : TALBOT LAGO GrandPrix

2012-01-22 | 模型いろいろ
先週は急な親族の葬儀やら何やらでほとんど模型も手をつけず…。

今日はすこし時間が出来たので年末に手をつけたモデラーズの2Dを進めました。
面倒なことは避けてお気楽モデリング。
元々非常に出来の良いキットなので、気持ちの良いくらいにパチパチと組み上がります。
少し前にフジミから再販されましたが、なぜかタイヤがオリジナルとは異なっていたようです。

オミッターズさんも以前この再販物を作っていたので、しっかり参考にさせていただいて
組み説通りに塗装してタイヤを取り付けて、あとはエキゾストとインテークを付ければ
下回りは完成。
以前作ったのはニュルブルク仕様ですが今回はルマン仕様なので、ボディーもノーズのライトを
追加するためにちょっと加工しただけ。あと一歩です。





ところで先日完成したMERITのコンノートも、無事師匠の手元に届いてとても喜んでいただけました。
あれの依頼を受けた時に一緒にオマケでもらったのが同じシリーズのTALBOT LAGO。
真っ赤に塗られた酷い完成品ですが、これのキットを持っているので作ってみることにします。

再販のSMERの初期ボックスアートも良い感じですが、オリジナルのこのMERITの箱絵も味がありますね。
ジャガーやアストンなど他のキットの箱は、アルファとタルボ以外の全車が描かれた共通のものですが
アルファとタルボはレースシーンの絵が描かれています。

キットの箱は結構傷んでいてリヤアクスルとタイヤが1個不足していました。
おまけに取り説が入っていません。
完成品のほうはバラバラにしてパーツ取りに使うつもりですが、どうやって組もうかと考えていたら
オミッターズさんの過去ログにSMERのキットの記事と取り説画像が!
ありがたや、オミットさんに感謝です!<m(__)m>

オミッタ~ズ.jp : 物欲魂2009(11) ¥1,900

以前作ったイマイ・エレールの物と比べるとMERITはほんの少し全体に小さい気がしますね。
スケールは同じ1/24なんですが。

TALBOT LAGO 4.5L GrandPrix - ひろポンの“わたしにも作れますぅ”

問題はホイールとタイヤですね。
キットはタイヤとホイール一体のプラ。
ワイヤーホイールは透明円盤にスポークのデカルを貼って表現しています。
確かSMERの再販物はスポークも円盤にモールドされていたと記憶していますが
いずれにしてもこの透明円盤じゃリアリティーに欠けます。
S.E.MのN氏のようにスポーク張る!のも大変だし、手軽に流用できるキットが無いかな…。



※You tubeにフィンランドでのスロットカー大会の動画がアップされていますが
あまりに速すぎて全然見えません。
こうなるともう何が面白いんだかさっぱり理解不能…(笑)

Autorata EM-kilpailut, Helsinki - YouTube

märklin MERCEDES BENZ W25

2012-01-13 | ミニカーとスロットカー
今日の1台。
ドイツのメルクリン製メルセデス W25グランプリカーのブリキのモデルカーです。

ボディー全長は27cm、1/14~1/16くらいでしょうか。ゼンマイ動力で走ります。
大きなゼンマイと一緒に木製の台座に固定されてシルバーのボックスに入っていました。
詳しくは知りませんが、シュトゥットガルトのメルセデスベンツのミュージアム・ショップ用に
作られたらしい。
ボディー各所が大きめのネジで止められ、メルクリンらしく非常に頑丈に作られています。







裏側を見るとエンジン部に収まったゴツイゼンマイと後輪を駆動するシャフトが目に入ります。
グリグリと巻いてから運転席に突き出たノブを押し込むと走ります。
とても良い雰囲気なんですが、唯一コクピットに収まったえらく小さい人形が
アンバランスで残念。
この顔がまた泣けてきます。もうちょっとちゃんと彩色して欲しい…(笑)





これにはあの鉄仮面みたいなフルカウルのレコードワーゲンや他にW196、300SLなどのラインナップもあります。
CMCの精密モデルもいいけれど、こういった玩具は何とも言えない暖かみがあっていいですね。
お気に入りの1台です。

MERIT : コンノート・タイプBグランプリ ひとまず完成

2012-01-10 | レストアもの
コンノート、完成しました。

エッチングの余りパーツからボンネットファスナーを付け、ウインドスクリーンは
ブリスターパックを切り出して付けました。
最後にタイヤを取り付けたのですが、妙にリヤのトレッドが狭い…。
フロントと5mm以上違います。
おかしいな?と思い87年モデルカーズ第3号の、MERITの記事にあるパーツ写真を見ると
確かにリヤが短くてこれで合っているんです。
でもそのまま付けると非常に格好悪いのでスペーサーをかまして接着しました。
またこのキットの元の製作者は間違えてアクスルを90°寝かせて付けてしまったみたい。
リヤはバラせないのでそのまま直しましたが、気がつきませんでした。







でもって、ここまでご覧になって気のついた方もいらっしゃると思いますが
うっかり大間違いをやらかしまして、まあ途中で気がついたけれどもう遅い…。
完成しちゃったし~もう直せない。
最初から作り直すなんて気力はありません。

以前の実車画像を見ていただければ判ります。
ノーズの赤い三角マーク、正三角形ではなく二等辺三角形だった…。
この点については製作中にちょっと疑問だったんですが、実車の画像も判りにくいし
ネットで見つけたこの完成品画像(そのまま貼れないのでちょっと弄っていますが)
これを見て参考にしたのが間違いのモトでした。



いえ、良く出来ているんですよこれ。
ジオラマ風にしてとっても雰囲気あるし、向こうのマニアはこうゆうの上手いですね。
白いノーズの幅とナンバーの書体が違うくらいで、フィラーキャップまで開閉させているし
作った方はかなりのマニアと思います。
でもねえ、ちゃんと調べれば良かった…。

ただし実車にも正三角形のマークのものがあるんですよ。
これは歯磨きチューブと呼ばれたCタイプなんですけどね。



ま、コメントにも書いたようにアーチー“風”ということで(笑)あまり気にせず
これでOKとします。
カッコ良ければすべて良し!どこから見てもコンノート、突っ込みはご勘弁。
これはこれで良い雰囲気に仕上がったので満足です。
近日中に師匠の元に帰っていきます。ちょっと手放すのが惜しい気も(笑)

以上コンノートちょっと間違いレストア完成報告でした…おそまつ。




続:MERIT コンノート・タイプBグランプリカー

2012-01-07 | 模型いろいろ
酔いも抜けたのでコンノートを続けましょう…。

ボディーはクリヤー塗装後軽く研いで磨いてからハセガワ・コーティングポリマーでつや出ししておきます。

まずキットのメーターパネルは真っ平らで、おまけにステアリングシャフトの位置が高すぎて
メーターのデカルも怪しいのでここは作り直しましす。
プラ板にシャフトの穴だけ流用して接着し、メーターリングは0.3mmのソフトワイヤーを筆に巻き付けて
丸くしてから瞬接で貼りました。
メーターデカールは他キットから適当に流用して貼って、エポキシクリアを流し入れておきます。



ノーズの内側は穴を空けて 60線の黒メッシュを貼っています。
サイドのリベットは志賀昆虫の1番インセクトピンを埋め込んでみました。
リヤサスアームは1mmの金属線です。
キャブレターはスパッツスティクスを吹いています。



雰囲気良いですねえ(自画自賛)これはマジで自分用に欲しくなってきました。
今回はジャンクのレストアですが、改めてきちんと手を入れて作ってみたいと思わせるキットです。


新年あけましておめでとうございます。

2012-01-05 | Miscellaneous
遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。

何年かぶりに郷里で正月を過ごしました。
南部とはいえ長野はやっぱり寒いです。
元日の朝、散歩に出ましたが近所の池はすっかり凍っていました。
食って飲んで、寝て、駅伝見て、も2日続くと飽きます…(笑)





こちらに戻ってきて昨日から早速仕事。
ありがたいことに今月も来月も忙しいけれど、とりあえずコンノートを進めています。
果たして今年はいくつ作れるかな?…。

そんなわけで歩みのドンくさいブログですが今年もどうぞよろしくお願いいたします。