ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

次のお題は...........

2023-06-05 | F1 Models



先日の大雨、太平洋側の各地は大変でしたが皆さんの所は大丈夫でしたでしょうか?
いよいよ梅雨入り本番で、これからひと月はずっとうっとおしい季節。

イマイチ調子のあがらない今日この頃ですが、次に手を付けたいものはすでに決まっています。
ただ昨年同様にここへ来て仕事が予想外の忙しさで、しばらく手をつけられそうにありません。
少しでも時間を見て取りかかろうと思っていますが。

ロータスはウインドシールドを塩ビでヒートプレス。
夜中にキッチンで自作の桃象に掃除機のノズルを接続し、熱した塩ビをギュッと押し当てると同時にスイッチオン。
ズウォ〜〜〜〜〜〜〜〜ンとうるさくてすいません。
あとは切り出して取り付けて完成...........。





それから以前書いた1/12のタイレル003ですが、昨年の暮れに伝説メンバーの新潟の巨匠から救援物資が届きました。
以前発売されたスポーツカーノーズの003のパーツです。
ノーズやウイングは異なりますがほとんどハンマーヘッドは同じ内容。
これで好きなように切り刻めます(笑)ありがたや!感謝感謝です。

とはいえ今のところ大改造は予定していないので気楽に進めます。
成型色は昔のより明るいですね。ただボディーやウイングのあちこちヒケが目立つので全部パテ埋めしなくては。







でもって勢いでこれまた古い1/20の312T3を引っ張り出してきました。
大昔に作ってプロターの1/12とともにヤフオクで売ってしまったけれど、T3はT4と同じくらい好きです。
今回はジルのカナダGP優勝仕様で作るぞ、とネットでMFHのジョー・ホンダの本〝Grand Prix 1978〟を購入。
が!何とカナダGPは取材しなかったのか、な〜〜んも載ってません!!
え〜〜〜...........!。

仕方ないのでネットの画像を集めます...........。
また時間かかりそう、しゃーないな。






わてほんまに よう言わんわ...........(古い!)

2023-05-25 | Motorsport
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3年後の話を今からあれこれ言っても仕方ないですね。
やっぱ止めとくわ、と言い出さないとも限らんしね(笑)

DNAってのは〝ドんなことがあってもナにがあってもアきらめずに続けます〟というメーカーに言ってもらいたい。

ま、せいぜいガンバっておくんなまし......。
ってどこの言葉や?(笑)............................(v_v)




ペガサスホビー 1/24 スピノサウルス

2023-05-23 | 模型いろいろ


以前取りあげた恐竜図鑑展が月末から上野の森美術館で始まります。
先日、期限付きの無料鑑賞券も手に入れました。
とともに昨年同様、今年も幼稚園向けの恐竜本の仕事のご依頼をいただき、夏休みまでに見開きをいくつか頑張って仕上げなければなりません。

ネットでいろいろ調べていて、ふと目に留まったこんなモノを手に入れました。
数年前に発売されたペガサスホビーの1/24のスピノサウルスです。
定価の2割引きほどだったのと、ボックスの完成写真がなかなかリアルでそそられた為、ついポチってしまいました。







ペガサスホビーはカリフォルニア・モントクレアの会社ですが製造は中国。
いろいろ作っていますがこのシリーズは他にティラノ、トリケラ、ホオジロザメがあります。
素材は塩化ビニル樹脂(PVC)ですが胴体は中空ではなく、無垢で中は詰まっているため予想に反してズッシリ重いです。

箱を開けるとビニール袋にゴロゴロとパーツが詰まっているだけですが結構ボリュームがあります。
簡単に組んでみましたが全長が40cmほど、尻尾の先までは60cmくらいありますね。
頭部は一体成型で歯もきれいに抜けています。皮膚のモールドも良い感じで塗装し甲斐がありそうです。









重さは1.6kgほどあるので、この重量を支えるために右足とベース台はPVCではなくプラ製です。
左がプラ、色が微妙に違うのが判ります。
捕まったシファクティヌスと倒木がベース台に付きます。







姿勢は最新ではなく少し前の復元を元にしているようです。
後ろ足は大き過ぎで背中の帆も小さい気もしますが、恐竜の復元なんてどんどん変わっていくし、なかなか良くできていると思います。

スピノサウルスも昔から何度も全身像の復元が変わってきて、私もいろいろ違う姿勢で描いてきました。
1912年に最初の骨格が発見されましたが第二次大戦で焼失、その後近種も含めて化石が発見される度に最初は4足歩行、そのあと2足で立ち上がった姿勢になり、2014年に完全に水中生活をしていた復元になって、以前上野の科博で見た恐竜博の骨格もそれでした。
ただ大きな帆は水中では邪魔になるはず等の疑問もあり、2018年以降は浅い水辺で魚を捕獲する半水棲という説が有力です。

今からどこに置こうか困っていますが早く作りたいなあ。

1/20 LOTUS 25 (TAMIYA & EBBRO): 8

2023-05-21 | Lotus 25  1/20 : 〝Geki Russo〟
連休も終わり雨模様の日が続いたかと思ったらいきなりの猛暑。
かと思えば東北では雪が降り、なんだか訳わからん陽気の日本列島です。

年の始めからイマイチ体調も良くなくてずっとグズグズしていたのですが、連休が終わってすっかり回復。ここまでの分を取り戻すべく頑張らなくっちゃと思っている今日この頃であります。

ロータス25も残すところはウインドシールドくらい。
その前にエアファンネルの後ろのウォーターパイプをフレキシブルワイヤーで追加しました。
忘れていたリヤのブレーキラインも付けましたが、サブフレーム側に回り込ませる部分がスタビの支柱に当たってしまいます。

25のままならよかったのですがここは33のパーツを使っているので、無理矢理フレームに穴を空けて固定。エンジンカバーが被さるのでまあいいかな。





続いてエアファンネルのメッシュを作りました。
キットのクリアパーツは使わずにメッシュとアルミ板から切り出すことにします。

クリアパーツをガイドにメッシュを曲げて、枠は0.2mmのアルミ板を切り出して乗せてみましたがちょっとデカすぎました。
大きさ的には合っているのかも知れませんが、作ってる仕様だとエアファンネルの後ろのパイプに被さってしまうので、少し小さく、浅く作り直し。







ロールバーに付く四角い箱(トランジスタ?)も〝エンジンカバーの角度〟に合わせてガッチリ固定。
ちなみにほとんどの完成画像はこれがロールバーに並行で、カバーから角が飛び出していますが間違いですよん。
タミヤの25に至ってはいきなりエンジンカバーに貼り付いていますが...........(笑)
カバーを乗っけてみてまあこんな感じで良しとします。





ウインドシールドですが25と33を並べてみると...........。
全然形が違いますね〜。
33は前期と後期はウインド形状が違い、エブロのキットはシャシーがR9以降の後期型なのでこれでいいんだろうけど、肉厚で両端がとんがり過ぎで真ん中のRとの繋がり方が気になります。
あと前から見るとカウルの上部の丸みというかカーブが違うため33のウインドを使いたくても干渉してしまいます。
25のカウルを使っているので25のウインドを削って直せば良いかなと思ったのですが、ミラーの取り付け穴の位置が異なるためバキュームで作るしかありません。
25 のウインドを2mmのプラ板に接着し、隙間をエポパテで埋めて成型。このあと塩ビで絞ることにします。
(サムネイル画像)






完成も見えてきたので次のお題にも手を付けてしまいました。
箱の中身が飛び出して届いて焦ったタミヤの1/12タイレル003です。
カウルのリベットをどうしようか考えていますが、とりあえず全部穴開けしなくちゃなあ。
ああ面倒くさ...........。

他にもいくつか買いこんだものがありまして、それはまたあとで。
















いよいよ

2023-05-10 | 模型いろいろ
連休も終わりまたいつもの日常に戻った街中ですが、皆さんの顔見ると例年以上になんだか疲れ切ったような感じ。

コロナで我慢の分を思い切りはしゃいだせいなのかどうか判りませんが、どこでトラブルに巻き込まれるか判りません。
ボーッとしていないで気をつけて過ごしましょう。

昨日の銀座の強盗事件もビックリしましたが、何がビックリってスマホで動画撮影して見守ってる人々。
おそらくあの数倍は撮ってSNSにあげてる人達がいるんでしょうね。
見てないから知らんけど。

マスコミは非日常的な事件とか素早い逮捕に繋がったとか言ってますが、あんなとこにも猫も杓子も〝動画中毒〟の日本人の平和ボケが表れてるような気がします。

そうそう〝ポツンとT34/85〟にもビックリしましたね、別の意味で(笑)
私は34/76の方が大好きなんですが。

さて明日(水)からは年に一度の模型の祭典、静岡ホビーショーです。

静岡ホビーショー

静岡ホビーショー

静岡模型教材協同組合による新作見本市イベント。モデラーズクラブ合同作品展も同時開催。

静岡ホビーショー

 


今更言うまでもない、今年で61回目!を迎える大イベント。
明日明後日は業者招待日、金曜が小中高生招待日、でもって土日が一般公開日です。
昨年同様に事前登録が必要ですが、昨年以上に今年も大盛況の予感。
お近くの方は是非一度足を運んでみてください。

んでもってモデラーズクラブ合同作品展ですが、私はちょっと訳あって欠席です...........。
ただ混ぜていただいてるクラブの展示用の看板イラストはすでに出来上がっているのでご紹介。

今年はニッサンのR38を描きましたよん。





滑り込みでいつも凄いフルスクラッチ作品を作ってる世田谷模型車庫のMさんから、新作の917の画像も届きました。
このディスプレイを目印に伝説コーナーに是非お立ち寄りください。











1/20 LOTUS 25 (TAMIYA & EBBRO): 7

2023-05-02 | Lotus 25  1/20 : 〝Geki Russo〟
GWが始まりました。
コロナの反動でどこもかしこもコロナ前より混雑していていますねえ。
前半はお天気もそこそこ良さそうですし、楽しめるときに楽しみましょう。

今日は平日ということもあり一般道はそれほど混雑していなかったけれど、ファミレスやマクドなどはどこも昼前から駐車場満車でした。
連休中はあまり出かけたくなかったけれど、外環三郷のフラミンゴさんへ予約した12ヶ月点検に。

2時間弱で終わって、点検修理中のピンクのMito(オールペン、おそらく40~50万か?)や素晴らしく程度の良い164Q4など眺めながらメカさんと雑談。





帰りの東北道で左足が攣ってしまい、イテテ!イテテ!イテテと焦ったけれどなんとか16号も我慢して帰宅。
普段あまり水分補給していないので気をつけないとヤバいかも。

教訓 : 脚が攣りやすいジジイはMTには乗るな!(笑)

話は変わりますが、なんだか近年やたらにブレーキをパカパカ踏みながら走るクルマが多くて気になります。
今日も16号の右車線のスイフトスポーツ、前のトラックの真後ろまで近づいてパッ。
またちょっと走って近づいてパッ。またまた少し走ってパッ(笑)
車間距離とれよ!とつい口に出てしまいましたが延々これの繰り返しで、見ると20代の兄ちゃんだった。

アクセルで速度の調整が出来ないのはなんでかサッパリ判りませんが、スイフトスポーツに乗る前にもっかい教習所へ行きましょう、って今の教習所ってちゃんと教えているんでしょうか???
そーゆー走り方が習慣になってるんでしょうね、きっと。クワバラくわばら。

さてロータス25です。
やっとコクピットにGekiさんご着席になりました。
E-JANのグラハム・ヒルのフィギュアの胴体はシートに全くフィットしないので、腰で切断して曲げてから脚をエポパテで延長。
腕が長すぎて全然合わないためエポパテで作りました。
若干腕が短いのが気になりますが、上体を寝かせるとカウルが被せられないためこれが限度。
頭を取り外せばカウル脱着可能にしました。

ステアリングをしっかり握って欲しいので(笑)手とステアリングは一体にして塗装。
袖の位置が左右異なるのは単なる間違いで意味はありません。
ステアリングは軸に固定せずドライバーと一緒に外れるようにしました。





Gekiさんの顔は全く似ていません(笑)
面長で鼻も長いしベースのフィギュアと全然違いますが、老眼だし細かい造形がシンドイのでもう適当に。
彼はすきっ歯(笑)なのでここだけは描いてます。
ゴーグルはフレキシブルワイヤーを曲げて。
ヘルメット被る前にゴーグルしているのでベルトは描きません。
ガラスはクリアレジンを流しました。
結構大笑いのフィギュアですがいいんです、雰囲気ふんいき。

それではまた次回。





水戸岡鋭治 デザイン&イラスト図鑑

2023-04-24 | Illustration



本のご紹介です。
JR九州始め、数々の鉄道車両をデザインしている工業デザイナー・イラストレーターとしてお馴染みの水戸岡鋭治さん。

車両のデザインはもちろん緻密なイラストレーションが非常に素晴らしく、乗り物のほか建物パース、環境、風景、動植物などなど広告やプロダクトデザインの数々がすべて見られる一冊が発売になりました。
早速アマゾンでポチって今日届きました。

すでに画集や多くの書物が出ていますが今回250Pを超えるボリュームで、巻頭の文章以外はすべて3000点以上のイラスト図版ぎっしりです。
版がB5サイズなので大きくは無いのですが、初期の作品から最近のものまでたっぷり見て楽しめる画集です。

水戸岡鋭治 デザイン&イラスト図鑑 | 水戸岡 鋭治 |本 | 通販 | Amazon

私が最初に目にした作品はおそらく70年代の終わりの頃、ナショナルか日立か忘れたけど雑誌広告に出ていた住まいの情景イラストでした。
建物を断面で切り取って各階の人々と内部の様子がロットリング?のラインに着色されたカラフルな作品でした。
長い間スクラップブックに貼ってあったのですがどこかに紛失してしまって見当たりません。

当時勤めていた会社で真似て描いたイラストがありますが、着色はパントーンカラーなのかエアブラシなのか判らなかったので、とりあえずエアブラシ吹いて描きました。
その後発売になった氏の本に「エアブラシの展開ーイラストレーションパース」という名前の本があったので、やっぱりマスクして色を吹き付けていたことが判りましたが、いまでこそPhotoshopで範囲選択・着色・テクスチャ貼り込み一発OKですがあの凄く細かい線画にマスクして吹くってどんだけ時間かかっているんだろう!と驚いたものです。

現在どうやって描いていらっしゃるのかは知りませんが、いずれにしても一つの作品が完成するまでに膨大な時間を掛けていることが良く判ります。
大きな誌面で見られる本は他にもありますが水戸岡鋭治氏の集大成ともいえるこの本、たっぷり楽しめると思いますので興味のある方はまず書店で手に取って見てはいかがでしょうか?

それはともかく、私は水戸岡氏のデザインした車両にはいまだ一つも乗ったことが無い!という事に一覧を見て気がつきました。
これは非常にマズい!と愕然としているところです。
















1/20 LOTUS 25 (TAMIYA & EBBRO): 6

2023-04-15 | Lotus 25  1/20 : 〝Geki Russo〟

ゴールデンウィークも間近に迫り、今年はあれこれと予定をたてている方も多いと思います。
とはいえまだコロナも収束したわけでは無いので、十分な警戒が必要であることには変わりありません。
行動制限の無いGWに戻りましたが、どうぞお気をつけてお過ごしくださいませ〜。
人混みは嫌いだし今のところ何の予定も無いオッサンなので、今年も静かにしているつもりです。(^^ゞ

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さてさて、まだ作ってんのかよ?!との声がどこからか聞こえてきそうな(笑)ロータス25ですが、やっと足回りが出来てタイヤ・ホイールをくっ付けました。
いつもならドライバーを乗せて最後に付ければいいのですが、完成した姿が少しでも早く見られたらサッパリ上がらないモチベーションも上がるかも?との思いからであります。

まずはタイヤから。
接地面をペーパーで削るのはいつもの通りですが、それだけでは感じが出ないので今回はちょうど別件で使用していたソフビ用のVカラーを使い、接地面を若干明るくしてみました。

Vカラーのフレッシュとブラックを混ぜてエアブラシで吹いて、はみ出たショルダー部はシンナーを含ませた綿棒で拭き取り、アーマオールを塗って保護つや出しOK。
そのあと溝の中にはエナメルのフラットブラックを流し込んで乾燥後に拭き取りました。
パターンもくっきりはっきり良い感じになりました。





リヤサスまわりはこんな感じです。
別にどうってことありませんが、エキマニの集合部の下に潜り込むスタビライザーがキットのパーツは太すぎて入らないため、ロワーAアームとの連結ロッドと共に1mm径の金属パイプで作り直しました。

ぐっと後方に突き出したマフラーは製作途中で破損する事を考えて、一番最後に取り付けることにします。
マフラーを支えるステーとギヤボックスのマウント部は全く形状が異なるため、薄いアルミ板をL字に折り曲げてピンで固定しておきました。
そうだ、ブレーキの配管も作らねば。

続いてフロントサス。 

タイヤ/ホイールが25の15インチから33は13インチに変更になりました。
ブレーキなどのパーツもほとんどタミヤのキットから流用しているので仕方ないのですが、ブレーキのディスクがホイールのリムの内側にきれいに収まっていません。
25はディスクとリムとの隙間が空いているのでさほど気にならないのですが、33はキチキチに迫っているので視覚的にディスクが飛び出ているように見えてどうにも違和感が...........。

アップライトと一体のディスクのセンター部を1mmほど削って薄くしてホイールに仮止め。
ディスクのシルバーも目立つと飛び出して見えるので、若干暗めに塗っています。
画像ではあまり判らないと思いますがリムの内側に収まりました。





でもって一度バラしてサスに組み込んでみたところ微妙にハの字になります。
なんで????と思い良く見たら、ロワーアームのアップライトをパチンとはめ込むCの字の先端がリムに当たってます。(丸囲み)
本来リムの内側にアームは収まるべきところですが、このスケールの模型的にここはシビア過ぎて無理だったんでしょうね。
これ以上ホイールを奥にはめ込めないので先端を少し削りました。
ディスクの中にはポリキャップが入っていますが別にタイヤを回転させる必要も無いので、エポキシでガッチリ接着しました。





引き続きエアファンネルのメッシュカバーやファンネル後部の冷却水パイプを作ります。

Gekiのフィギュアは頭を取り外さないとアッパーカウルが外れません。
この時代は寝そべったドライビングスタイルなのでこれ以上姿勢を起こしたくないし、かと言ってアッパーカウルを固定するとフロント内部を見られなくなるし、どうしようかと考え中です。






1/20 LOTUS 25 (TAMIYA & EBBRO): 5

2023-03-28 | Lotus 25  1/20 : 〝Geki Russo〟
ロータスはデカールを貼ってウレタンクリアを吹き、ざっと研ぎ終えました。

で、ボディサイドのこの広告はいったい何????
これは1965年のイタリアGPに地元枠でチームロータスの3号車で出場した〝Geki〟ことジャコモ・ルッソのマシンです。





過去何回かここでも取り上げたルッソ。
67年のカゼルタの惨事で亡くなりましたが、61年から64年までイタリアのFJやF3で連続チャンピオン。
アルファロメオのスポーツカーでも活躍したドライバーです。

伝統的なロータスカラーに黄色い広告がなかなか新鮮で、いつか作りたいと思っていました。
しかしあまりに資料が見つからずに諦めていましたが近年このスポンサーが判明し、やっと製作にこぎ着けたという訳です。

このデカいイエローの広告主は〝サラミ・ロンダニーニ〟
下に小さく〝BUSTO GAROLFO -MILLANO〟と入っています。

スポンサーであるロンダニーニ・サラミはその名の通りサラミ発祥の地であるイタリア、ミラノの中心地からすぐのブスト・ガロルフォで1925年に設立された食品会社です。


Rondanini Salumi - Tradizione e innovazione

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dal 1925 Da oltre 95 anni sulla tua tavola La costanza della qualità nel tempo L’innovazione nelle tecniche produttive e l’introduzione di moderni impianti di af...

Rondanini Salumi

 



伝統的な塩漬け肉〝ミラノサラミ〟は色んな種類がメーカーから発売されていて、ここのウェブサイトにもいかにも美味しそうな画像が出ています。
良いワインとサラミを挟んだパニーノが食べたくなって調べたけど、イタリアのサラミは日本でも買えますがこのロンダニーニを扱ってるショップは見つかりません、残念。

さて68年のGold Leafロータスが最初にスポンサーカラーを纏ったF1として有名ですが、それよりずっと前からレースの世界ではこのようなスポンサーが付いていました。
このロンダニーニも調べるとイタリア国内のフォーミュラ・ジュニアやF3などのマシンに広告を出している画像が見つかります。





たとえば1966年5月29日 ヴァレルンガ・サーキットでのF3ローマ・グランプリ。
一番向こう側が予選でP・Pのジョナサン・ウィリアムズ、真ん中3番がGeki、手前は誰か不明ですがGekiのウェイナー・フォードと共にデカデカとロゴが入れてあります。

いつものようにイラストレーターでデータを作ってクリアデカールにプリントしました。

このシャシーナンバーR6の28番は予選でクラークも乗りましたが、本戦では33を選びこのマシンはルッソに。
結果はディファレンシャルのトラブルで37周リタイヤに終わりました。

また昨年SPARKから1/43のミニカーが出ました。
超マイナーな仕様まで〝何でも作って出す〟Sparkには感謝です。

カウルを被せて雰囲気確認、素の25もいいけどこっちのほうがカッコ良く見える気がします(笑)
塗装膜の厚みで少し浮いているところがあるので最後にすり合わせしないといけません。
続いてはドライバーを乗せて足回りの組み立てに進みます。




※ここでビックリニュース!!

何とポケールから1/8のJPS ロータス72Dが発売になります!

まさかエーダイの焼き直しじゃないだろうなと一瞬思ったのですが(笑)どうも違うようです。
コレは凄い、値段が上のリンクで10000円ってウソだろ?と思ったらやっぱり間違い。
120000円!だそうです。
ははは、買えませんって!というかプラキットじゃ無くてダイキャストじゃあねえ...........。












いろいろ

2023-03-23 | Miscellaneous


昨日は夏日かと思うくらい暑かったですねえ。

満開には数日早かったけれどご近所(でもないか)までクルマでお花見ランチに行って来ました。
穴場の公園なので地元の爺さん達のアウトドア将棋グループくらいしかいません。

乙女椿も満開で風も無く、頭上のキツツキが枝を叩く音を聞きながらのんびり昼寝までして帰宅。

朝のうちにロータス25にウレタンクリアを吹いておいたので、来週には研ぎ出し仕上げまでいけそうです。







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このあいだ本屋さんで見つけて面白そうだったので買ってきた文庫2冊。


メタバースと経済の未来 (文春新書 1387)  井上 智洋 (著)
グループサウンズ (文春新書 1381)     近田 春夫 (著)





メタバースのほうはまだ3Pしかめくっていませんが、GSのほうは先にざっと読み終えました。

GSってちょうど中学3年間と同じ時期のムーブメントでしたが、TVの歌謡番組で見てたくらいで別に興味も無かった。
ただ代表曲やグループ名くらいは嫌でも目と耳に入ってきたので大体判りますけどね。
女子生徒らは当然のごとくほぼみんな〝感染〟していた(笑)ように思います。

何年生の時か覚えていませんが、文化祭でGSの演奏を男子生徒が行うということが問題になり、結局最後は体育館で緞帳の向こう側で姿を見せずに演奏する(笑)という!結果に。

何組か演奏しましたが全くもって上手くもない演奏だったと記憶していますが、それでもナマのエレキギターの演奏を聴いた生徒の間から黄色い声がずっと上がっていました。
のどかな昭和時代の想い出ですが、そんなことを思い出しながら読んだけれど著者の近田春夫氏の話がかなり面白く、初めて知った話も沢山あってそれほど詳しくない私にも非常に楽しめました。
興味のある方は是非。

昨年暮れから何人もまたミュージシャンが鬼籍に入ってしまいましたね。
聴いた人だけでも………..。

11月 ダン・マカファーティー(Nazareth) 、クリスティン・マクビー(Fleetwood Mac)

12月 テリー・ホール(Specials) 、アニタ・ポインター(Pointer Sisters)
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1月  ジェフ・ベック 、ロビー・バックマン(Bachman-Turner Overdrive) 、デヴィッド・クロスビー(CSN&Y)

2月 バート・バカラック

3月 ゲイリー・ロッシントン(Lynyrd Skynyrd) 、デヴィッド・リンドレー 、ジム・ゴードン 、ボビー・コールドウェル………..

77年中野サンプラザのレイナードも、74年大阪フェスティバルホールのポインターシスターズも、80年芝郵貯ホールのスペシャルズも記憶に残る圧巻のステージでした。
ナザレスとBTOとベックを見逃したのが悔やまれる。(ついでにT-REXも)

現在Jackson Browneが6年ぶりの来日公演中です、前回行きましたが今回は残念ながらパス。

1980年の武道館でローズマリー・バトラー、亡きデヴィッド・リンドレーらと泣けるほど素晴らしいステージを繰り広げてくれました。髪型が変わって別人かと思いましたが(笑)彼ももう74歳です。

来月はディランにクラプトンにドゥービーですか。
オッサンホイホイの来日が続きますが行かれる方は楽しんでくださいませ。