ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

京都大阪:2019秋

2019-11-30 | おでかけ



2年近く前の2018年1月の記事に書いた、昔住んでいた京都のアパート。

この時の同じ中学のご出身の方が送ってくださった画像を見て、早く見に行かねばと
京都に行く予定を立てたのが7月。
ところが台風が近づいていて大雨になりそうなので結局取りやめたのですが、年内に
なんとか見ておきたいと思い、再び連絡を取ってお時間も都合していただいて
先週見に行ってきました。

この街に来る前に1年住んだお隣の町の卒業した小学校も一緒に見てこようと
まずは近鉄の駅で降りてタクシーで学校へ。
53年ぶりに訪れて、通った通学路を住んでいた家にむかって写真を撮りながら
記憶を辿って歩きました。

一面の田んぼの風景は住宅街と団地になっていましたが
新しい家がポツポツある中に古い板壁の旧家や見覚えのある家々など
小6の頃の記憶のままの家も残っていました。



転勤族だった私が1年だけ通った小学校。




通学路の途中の田んぼは見事な壁で囲まれたお屋敷に。





53年前住んでいた家は左の白い戸建てのところ。元3軒長屋だった。


バスで移動しJRの駅前で待ち合わせている時にスマホに入ったその方のメッセージで
なんとアパートが更地になっているとの連絡が。

ご挨拶もそこそこに行ってみると、見事にすっかり何も無くなっていて
まあいつ取り壊されても仕方ないような有様だったけれど、まだ住んでいる人がいたとのことなので
実際目にすることが出来なかったのは本当に残念。




残っているうちに見たかったという目的は果たせなかったけれど、そのあとはご厚意で
クルマで懐かしい場所をあちこち案内してくださいました。
お世話になったHさんには心から感謝。ホントに良い想い出になりました。





50年ぶりに来た天ヶ瀬ダム。
右の茶色い発電所の所から、手前上流へ川に沿って〝おとぎ電車〟が走っていた。




黄檗山万福寺の三門。


また遠くないうちに今回行けなかった場所にも行ってみたいと思います。

夜は大阪京橋で久しぶりの大学時代の友人達とプチ同窓会。
翌日は大阪城公園そして水上バスで川巡りのクルーズを楽しみ、曾根崎界隈を歩いてから帰京。




大阪城公園のお堀、ここは元グラウンドでした。








大阪駅前曾根崎連絡デッキから、そして阪急ファイブの跡に出来たHEP FIVEの観覧車。
大月楽器店にはよく行ったなあ。









すっかり変わってしまって迷子になりそうな大阪駅。
そして新大阪駅でバッタリ出会ったドクターイエロー。
ラッキーな締めくくりの今回の旅でした。

自分にとっては出生地よりも故郷と言える関西を久しぶりに訪れて
いろいろあったこの数年のモヤモヤを消し去る事が出来た気がします。
人間、動けるうちに動いておくのが大事だとつくづく感じた2日間でした(笑) 


田中正美の〝Beat On Plaza〟

2019-11-20 | Music



今はもう音楽を聴くのにネット配信が当たり前で、よほどの好き者じゃ無いと
CDなど買う人はいませんが、なぜか急にアナログ盤が脚光を浴びて
近年はいろんなアーチストが新譜を重量盤アナログレコードでリリースしてくれるようになりました。

昔と違って音楽が使い捨て聴き捨てになって、創る側も聴く側もそれが当たり前のようでは
なんとも寂しいとしか言いようがありませんが、それでも懐古趣味ではなくアナログの良さを
再認識してくれるのは嬉しいことです。







でもって、ざっと遡って70年代のはじめ。
いろんな洋楽のミュージシャンが大挙して来日し、LPが3000円前後したこの時代。
そうそう片っぱしから買うお金も無い学生や社会人が、こぞって頼りにしたのが
FMエアチェックなどという、今の若い人が聞いても〝なにそれ?〟というもの。

チューナーやレシーバーのブルーやグリーンのメーターを見ながら、息を殺しながら
カセットデッキやオープンリールに録音していたのが思い出されます。

そんな頃に私が一番聴いていたのがFM大阪の平日18:00から放送されていた
田中正美のビート・オン・プラザ。
70年代を関西で過ごしたロックファンなら、もうほとんどの人が知ってる?くらい。

何と言っても55分間の番組内で、毎日新譜のロックのLPをノーカットで丸ごと流してくれるという
貧乏学生にとっては神様のような番組でした。

FMファンや週間FMを買って、この日は何を流してくれる!と赤丸をつけて
テープを準備して待機していたものです。

ポール・マッカートニーのアルバム「McCartney 」に収録されていた、「Momma Miss America」が
イントロで流れて、DJの田中氏の紹介でだいたい3曲づつ、あいだにCMは入りますがCMの前後に
録音、停止ボタンを押すタイミングを計れるようインストの曲が流れたように思います。

当時はミュージックライフや音楽専科といった洋楽雑誌はありましたが
新譜やミュージシャンの情報などは雑誌が出るまでほとんど判らなかったので
この番組はすごく楽しみでした。
FM大阪が開局した時から始まって、田中正美氏が3代目DJだそう。
残念ながらそれ以前のDJの放送は聴いていないのでわかりません。

そういやNHKのサウンド・オブ・ポップス、もアルバム両面流してくれてましたね。

こういった番組があったおかげで、還暦を過ぎてもいまだロックファンを続けていられるわけで
やはり良い時代だったと言うべきなんでしょう。


Momma Miss America (ママ・ミス・アメリカ) / PAUL McCARTNEY



クラークとリント

2019-11-14 | Illustration



2年前に描いたクラークとリントのイラストを額装してみました。

デジタルで描くようになってから、仕事で描いたものは印刷物になるけれど
そのほかの作品はMacの中に貯め込む一方で、なかなか出力する機会が無かったので
印刷関係の知人の好意でプリントしてもらいました。

A3サイズですが、あまりデカくすると粗が目立つので(笑)このくらいでいいかな。

キャンバスに描いたマトラやその他レースシーンのアナログの絵は、ほとんど描いたままの状態なので
そのうちプリント出来ればと思っています。

まあ私は画家でもましてやアーチストなんて意識は欠片もないので、描いたものは
そういったプリントなどしてこなかったのですが、先行きも段々短くなってきたので(笑)
データが消える前に少しづつ整理し、模型を作る時間を少しでも作品作りに割り当てなくてはと
思い始めた今日この頃.................。










フォード vs フェラーリ

2019-11-08 | Motorsport



来年年明け公開の話題の映画〝FORD V FERRARI〟

すでに本国では公開されていますが、キャロル・シェルビー役のマット・デイモンもさることながら
ケン・マイルズ役のクリスチャン・ベイルの演技はなかなか素晴らしい評価を得ているみたいで。

ネット上にもトレーラーのほかに舞台裏映像がいくつか出ていますので貼っておきます。

レースシーンはデイトナやウィロースプリングス、ルマンはどこのサーキットか不明ですが
60年代のピットを架設して背景にCG用のブルーボードもおっ立てて、カメラカーも
なんだか凄いのが走っていますし、ダンロップブリッジで宙を舞うフェラーリは
映画グランプリ同様に大砲で撃ち出し!!

実際の66年のルマンでこんなクラッシュあったっけ???
まああいいや、映画だし(笑)

いまから公開が本当に楽しみです。

ついでに積んであったフジミの1番のMK2、ここで作らねば作らずじまいに終わりそうなので
サクサクッと作ろうと引っ張りだしてきましたが、このマシンのライト回りの赤い塗装。
これって映画も昔のモデルカーズの超絶作例もソリッドのレッドなんですが、本当にそうなんでしょうか??
ルネッサンスのデカールが別にあるんだけど、オレンジっぽい色です。
資料を色々見てみましたが蛍光っぽいっちゃ蛍光みたいだし、実際どんな色だったのかイマイチはっきりしません。
普通の赤じゃあキツすぎる気がするんだけどなあ。
まあ、とりあえず始めることにします。



EXCLUSIVE! "Ford vs. Ferrari" "behind the scenes" part 2


"Ford vs.Ferrari" behind the scenes EXCLUSIVE!



Ford v Ferrari - Behind the Scenes