ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

Weekend of a Champion

2014-06-27 | Motorsport
今日の1枚…DVDのご紹介です。
ローズマリーの赤ちゃん、戦場のピアニストなど数々の名作を世に送った
ポーランドの映画監督ロマン・ポランスキー。

カーマニアでもある彼が1971年に撮ったドキュメンタリーフィルムが
この“Weekend of a Champion”です。
少し前にF1関係のサイトでも紹介されていました。

71年のチャンピオン、ジャッキー・スチュアートの友人でもあり
ジャッキーの許可を得て、この年のモナコGPに備える彼のプライベートから
レースシーンまでを克明に追った作品です。
翌72年のベルリン映画祭にて最優秀ドキュメンタリー・フィルム賞を受賞しましたが
この映画は一般に公開されることがなく、その後の行方が判らなくなっていました。

5年前に破壊される寸前だったロンドンラボラトリーのアーカイブの中から
偶然見つかったフィルムをポランスキー本人と彼のチームがデジタルで再編集しました。

当時、人気実力とともに頂点に達した時期のジャッキー・スチュアートの素顔と
40年ぶりに再会して当時と同じ宿泊したホテルの一室でフィルムを鑑賞して
全く変わってしまった現在のF1、そして愛弟子セベールのことなども語り合います。

昨年のカンヌ映画祭でもプレミア上映されたこのフィルム、ハンマーヘッドのティレル003はじめ
71年のF1がモナコを走り回るシーンも沢山。
ジャッキー&セヴ、そして葉巻から空力重視に移り変わる当時のF1ファンにもお勧めの1本です。


Kogure/Bandai  1/12  LOTUS 33 :3

2014-06-26 | YAMURA : (Movie Grand-Prix)1/12:kogure

33は引き続きカウルの修正です。

ボディー下部から切り離した部分を間違えて、再度切り離してアッパーカウルに接着しました。
モノコックの左右パーツを下部内側に接着してプラ板で埋めています。
この部分、25も33もエンジン部は一段低くなるのですが、今回作る33はカウルの都合上水平にしています。
前後バルクヘッドも最初に接着してしまいました。





フロントサスペンションの周りのカウルはプラ板で裏打ちしてからエポキシパテを盛って成形。
横から見るとこんな感じになります。

でもってちょっと悩んだ末、ついでに同じシリーズの1512もタイヤとホイールを取り替えてしまおう!と。
以前の記事でアップした完成品も、少しだけディテールアップはしていますが
ロータスより一層平たいボディーなので、余計にタイヤの大きさが目立ちます。
このハイトの高いタイヤは1/12では他に見つからないので、今のところ910のタイヤしかないみたいです。
33が完成したら一緒に並べたいので、やはり交換したい。



キットの5本スポークホイールは画像のように実車の星形と全く違いますが、これは910のホイールを
そのまま使えるじゃん?
おまけにタイヤもDUNLOPだから同じ!と気がつきました。

さっそくフェラーリのほうもホイールを解体してしまいました…。
う~ん、どうなるのか…自分でもわかりません。(笑)











“Tour de France”のジオラマ:5

2014-06-19 | Cycle Roadrace
今年もツール開催まであと半月。
昨年はコルシカ島、101回目のことしはイギリス本土がスタート。

そして現在開催中のツール・ド・スイスとならんで、ツール前哨戦と言われる先日のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ
この5年はツールの総合優勝者は皆、ドーフィネの表彰台に立っているので注目のレース。
ところが今年は最後の最後で大どんでん返しの結末。
フルームもコンタドールも本番大丈夫なのかいささか不安ですが、さてどうなることやら…。

ロータス33は思いの他、難儀していまして…ジオラマのほうについつい手が。



花屋さんの配達グルマをどうしようかとあれこれ探し、ブレキナの1/87HOスケールの
ルノー4フルゴネットを入手しました。
良く見るタイプじゃなくて初期顔のモデルです。

ミラーは別パーツだし小さいけれど、他のメーカーと比べて良く出来ています。
ヘッドライトはちゃんとクリアパーツです。
それっぽくしたいのでロゴなどのデカールをいつものようにイラレで製作。



このこんまいクルマにアルプスを引っ張り出すのも面倒なので、今回初めて
ガイアノーツの“おうちdeデカール”を使ってみました。
もうちょっと大きいのかと思ったら葉書サイズとずいぶん小さい…。
クリアタイプにインクジェットで印刷して貼り付けました。
クリアがけするほどでもないのでそのままです。
花弁のデカルも作ったけれど小さすぎて何だか判りません…(^^ゞ

タイヤとバンパーをタミヤのウェザリングマスターで軽く汚して完成。




続いて店先に植木鉢を並べました…の図。
置き台をプラ板で作って植木鉢はプラ棒で削り出し、スポンジのジオラマ材料から花を作って
アクリル絵の具をちょん付け。

なかなかカラフルになりました。
クルマも置いてこれで大体OKです。






オンライン・カラーチャレンジ

2014-06-16 | Illustration
ネットの情報サイトに面白いものがあったので、やってみました。



オンラインであなたの色彩感覚をテスト出来ます。
暇つぶしにやってみてください。

25個づつ4列の色のブロックをドラッグして順番に並べていくテストです。
スコアの数が小さいほど完璧です。
ただし色彩感覚がハチャメチャな結果が出てショックを受けても責任は持てません(笑)

Color Test - Online Color Challenge | X-Rite

これ意外と難しいです。
モニターのキャリブレーションをきちんと調整してからトライ。



1回目 スコアは8。
悪くはないけれど、仕事柄これじゃあ納得いきません。
目が疲れているせいだな…と、30分ほど散歩してきて、再チャレンジ。





おお!無事にパーフェクト!

モデラーの皆様にはデザイン関係の方が多いみたいなので
1回でパーフェクトが出た方、コメント欄よりお知らせ下さい。
ただし何も商品は出ませんが…(笑)


Kogure/Bandai  1/12  LOTUS 33 :2

2014-06-11 | YAMURA : (Movie Grand-Prix)1/12:kogure
ロータス33は水抜き剤とシンナーに浸けてバラバラになりました。

パーツと言うよりもほとんど破片です…。
こんなの新しいキットを組み立てた方がナンボか楽チンですね、一体どうなることやら。
また未組み立てのパーツを確認してみたら、リヤの足回りなど結構欠品状態です。
ここはタミヤのキットから色々流用するしかありません。

とは言っても先のマトラなどに取り寄せたアフターパーツをいくつも使ってしまったので
足りないかもしれない…。
無い物は出来るだけ自作して作らねば…。

そんなわけでまずはボディーの修正から手をつけました。
元々スリムすぎるこのキットのボディー。
集めた25、33の図面を拡大して大きさを見てみましたが
1/12の原寸でアバウトですが6~8mm程度は幅が足りません。
当然デフォルメが入るけれど、それでも4~5mmは広げないと細すぎます。



モノコックとアッパーカウルをセンターで真っ二つに切断して
0.5mmのプラ板を細く切って中央部で4mm、ノーズ先端部で2.5mm広げて
継ぎ足しました。

エンジンのあるリヤ部も若干絞り込んだ形に。
側面図は結構忠実にサイズが当てはまります。
この辺はコグレの設計、さすがですね。



バルクヘッドも幅を広げるので当然サス周りもみんな幅が変わってきますが
1/12と言っても元が元なので(笑)この辺はかなり適当にイメージで作っていきます。
続いてボディー下部のピンクのベタ部分を切り取って、アッパーカウル側に接着。



通常の組み立てとは逆にボディー形状を完全に決めてから、内部の寸法を割り出して
作っていくことになります。

次回へ続く…。

“Tour de France”のジオラマ:4

2014-06-06 | Cycle Roadrace
この時期になると思い出したように手をつけるツールのジオラマ。

1年3ヶ月ぶりの更新です…。
そのあいだに進んだところと言えば…川にクリアレジンを流しただけ。
デブコンETを緑色に着色して流し込みましたが、ちょっと色が濃すぎたような。
最初に濃い色で半分ほど流し、固まったあとで薄めのカーキ色で2度目の注入。
表面にエポキシクリアを塗りたくってから波模様を歯ブラシでつけたのですが
何故か2箇所ほどが白濁してしまいました。
仕方がないので上からアクアリンカーをチューブから直接塗って凹凸をつけました。



で、今回はというと川の波というか水しぶきを表現。
リキテックスのブレンデッド・ファイバーを筆で乗せて、乾燥後にホワイトで表面をなでて白いしぶきを表現しました。

草地は単調だったので前回の後、100均で買ったペイント用はけをチョキチョキとハサミで切って
パウダーをマブしてから再度表面に塗りたくって乾燥させます。

斜面の樹木はWoodland Scenicsのファインリーフを適当にバラして木工ボンドで埋め込み。
下半分が出来てだいたいこんな感じです。
家の周りに生垣を作りざっと花を植えています。
これは花屋さんなのでもうちょっと店の前を華やかにしたいところ。
店のクルマはやっぱり4フルゴネットとかだろうなあ。
HOのミニカーってあったかな?



このあと上の草地は観客を置くので低木にし、一番後ろ側には針葉樹を置く予定です。
道幅的にはこんな狭い道はツールは設定しないので、どちらかというと先日のジロっぽいんですが
まあそんなことはどうでも良くて、このあと40人の選手達を80年代後半のカラーに塗り分けるという
面倒な作業が待っています。

とりあえず今回はダウンヒルwith中継カメラバイクを置いて一杯…