ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

サンダーバード:クラブロッガー:完成

2022-12-31 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models

いよいよ今年最後の一日であります。

最後の最後に駆け込みで滑り込みセーフ! クラブロッガーが完成しました、やっと。
前回の記事がお盆のど真ん中だったのであれから4ヶ月。

最後に残っていた後部ユニットの手すりをどうやって作るか考えていました。
近年ミリタリーや艦船模型のディテールアップパーツが沢山でているので、使えそうな製品が無いか探したのですが見つからず。
結局0.5mmの真鍮線を自分でハンダ付けすることにしたのはいいものの...........。
そうは簡単にいきませんでした。

手すりの支柱になる部分が全部でざっと100本以上。
これを横棒に5mm間隔でハンダ付けしていくのですが、ハンダ付けは過去にメタルキットを製作した時にしたことはあるものの、今回のように正確に極細の真鍮線を何本もくっつけるなんて芸当はしたことがありません。

ひとまずある程度正確に作るため、まず厚手のプラ板の縁に直角に5mm間隔でスジボリを彫り治具を作りました。
ここに1cmの支柱をプラ板の縁から4〜5mm出るように10本ほど並べて固定。
真鍮線の端を揃えて...........TTTTTTTTTTT...........という形になるように横棒を固定しました。

最初に真鍮線全体にハンダコートしておくとあとでくっつけやすいよ、という倶楽部の匠の助言をいただきやってみましたが...........。
まあ3〜4本ならなんとかきれいに出来ますが、治具があっても支柱が微妙にハの字とかになって難しい!!!
これ120本もやってられっかよ!!...........ということで早々に断念。

餅は餅屋に限るねと、結局こうゆうのが専門の人に任せました(笑)





ほんでもって10日後...........出来てきたのがこれです。
流石に綺麗に出来てますね。任せて良かった。
あとはあらかじめ車体に5mm間隔でピンバイスで空けた穴に合わせて固定していけばOK.

とはいえ実際に穴に当てがってみると微妙にズレるんですね、これが。
なかなか難しいのですが何とか辻褄合わせて出来ました。





前後ユニットが繋がったままだと持ち運びに不便なので、連結パイプとその上にぶら下がった白黒のケーブルは後部ユニットに固定。
アンテナをくっつけてこれで本当に完成です。

着手してほぼ1年。
なんとか完成させることが出来ました。
いずれジオラマ仕立てにするつもりですが、それはもうちょっと暖かくなってからです。
結局今年はちゃんとした完成品はこれくらいで、なんとも情けない結果となりました。
来年はもうちょっと作らないといかんなあ。

ということでこれで本年最後の投稿です。
いつもより多めに画像を貼っておきます、一年間見て頂いてありがとうございました。

皆様にとって2023年も良い年になりますように。
来年もよろしくお願いいたします。






















1/18 アルファロメオ155 V6 2.5

2022-12-11 | ミニカーとスロットカー
なんと2年半ぶりのミニカーネタです。
コレクション整理でどんどん売ってばかりでホント買わなくなったからなあ。

こちらMITICA 1/18 アルファロメオ155 V62.5です。
ミチカ?って言うのかな今まで聞いたことの無かったメーカーです。

DTMのV6Tiはミニチャンプスやオートアート、hpi などから色々出ていましたが、市販車の155はミニチャンプスの1/43くらいしか見たことがありません。
市販車はイタリアでは棺桶みたいなどと揶揄されたけれど、日本ではDTMのおかげでそこそこ売れました。
ただDTMのイメージがあまりに強すぎてなかなか市販車はモデル化されませんでしたね。

1992年に日本で発売された当時のツインスパーク8Vはタイミングチェーンでエンジンは丈夫だったけれど、グリルがおっさん臭い地味なセダンでした。
これは当時CGの記事で読んでマジで欲しかったけれど結局買えず。
後にスポルティーバが発売になってグッと人気が出たけれど、なぜかナローボディの初期の155が好きです(笑)

でもって以前ブログでも取り上げたタミヤのキットの市販車戻しの改造放置品ですが………..。
実はだいぶ前に処分してしまいました。
内装とバンパーを残して10数年放置したあげく、すっかり作るのが面倒臭くなってしまいました。
ヤフオクに出して処分価格でマニアの方に売れたので良かったです。
あそこまで作るのに結構大変だったけれど心残りはなぜか全く無し(^^ゞ。

教訓 ♪♪〝放置品、結局最後は処分品〟、チャンチャン ♬

でもってこれ、おそらくディーラー向けらしいプロポーションモデルなのでドアやボンネットは開きません、残念。
ボルドーメタリックの美しい塗装、レジンキャスト製です。
ちょいと経年変化が心配ですが、その頃は生きているかどうかもわかんないので(笑)心配しても仕方ない。

造りは全く大したことありませんが、このブリスターフェンダーじゃない素の155のイメージはしっかり再現されているので問題なし.
ナンバープレートはちょっと作り変えたい気がします。
電気や自動運転には全く興味ありませんが、もしこのままの形でEVで再登場したら借金しても(笑)買ってしまいそうだなあ。

イタリア最大のモデルカー販売代理店のブランド(京商みたいなものか?)の製品でメイドイン中国です。
だいぶ前に1/18スケールのアルファ145をどこかで見た記憶があって、おそらくここの商品でしょう
他に155Q4や164Super、ジュリア1750やGT1300などもあるみたいです。

1/18にいろんなメーカーが参入するのはいいけれど、もうちょっと価格は何とかならないものかと思いますね。









本のご紹介と...........。

2022-12-01 | Illustration
今年は後半あっというまに過ぎてしまって、あとひと月で今年も終わるという気が全くしないのですがどうしたらいいんでしょ?(笑)
免許の更新に行かなくちゃいけないし年賀状も作らんといかんし、やらなきゃいけない事は山ほどは無いけどそこそこあるし、年々物事をこなすスピードがどんどん落ちてきているのはモデリングの結果をみれば明らか。

今年はT・Bのクラブロッガーしか作っていないじゃないか!と改めて驚いたところ。
(それもまだ手すりが残っているし………..)
こんなことは初めてかも?と振り返ってみたら何のことはない、昨年はイマイのロータス49だけ。
一昨年はフジミのGT40MK2だけ、その前はAIRFIXのトライデントだけというように年にたった1つ完成させただけでした。

こりゃもうブログのタイトルを変えるか別のブログ立ち上げるかしないとダメだなあと真剣に考えているところです(笑)
一応あれこれ手を付けていることはいるのですが、ここにアップするほどの内容のものは無いので、もうちょっと先で。

そんな訳でたまには仕事もしているというネタです、すいません。

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TVで芦田愛菜ちゃんがCMしている小学館の図鑑NEO、先日発売になった〝乗りもの〟です。
見本誌が届いたのでご紹介。

この中の鉄道で初版は2003年でアナログで描いた絵が2019年の改訂版まで使われていました。
今年新版になってその中の線路のしくみ2点と地下鉄の駅がデジタル制作になりました。









デジタルと言っても私はCGはやらないので、未だ限りなくアナログに近い描き方です(笑)
線路はともかく地下鉄の駅は結構大変で、仕上がりはA4の半分程度の大きさですが初版の絵の構図をあまり変えずにイラストレーターでベースを起こすのに3日かかっています。
(ちなみに駅は神保町あたりを参考に都営新宿線、三田線、半蔵門線の順に重ねた架空の構図です)

そのあとフォトショに書きだして仕上げにまた4日程度。
まあCGならもっと早く出来るんでしょうけどね。
車両も他の自動車や飛行機などもずべて最新の情報で載っていますので、乗りもの大好きな方は是非書店でご覧になってください。

でもってこちらは仕事じゃありませんが少し前にシンコーミュージックから出た本。
〝ヒプノシス ロック名盤デザイン秘話〟です。

今更言うまでも無いデザイン・アートの巨人イギリスのクリエイター集団ヒプノシス。
数多くの作品がありますが、そのうちの代表作のいくつかについて300ページ以上にわたる制作やエピソードが語られた本です。
作品集ではなく読み物ですが、例えばピンクフロイドの狂気のような超有名作品のスケッチやアイデア出しなどとても興味深い内容ですよ。
お値段がちょいと高めではありますが………..その方面の好きな人にはお勧めですよん。



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※Fleetwood Macのクリスティン・マクビーが亡くなりましたね。

79歳ってそんな歳だったとは思わなかったけど、チキン・シャック時代から数えたら確かにそれなりの歳だなと。
キルンハウスのアルバムジャケットは彼女が描いていましたね。

個人的には〝You Make Loving Fun〟や〝Songbird〟はもちろんですがモータウンの雰囲気さえ感じる"Spare Me a Little of Your Love"や〝Come a little bit closer〟とかも実に良い。
ボブ・ウェルチは10年前に、ダニー・カーワンも4年前に死去。
マクヴィーとの3人の組み合わせが一番好きでした。

ここ40年くらいMacは聴いていないので何とも言えませんが、4年ほど前に大好き!(笑)PARAMOREのヘイリー・ウィリアムズ姉ちゃんが Macの〝Everywhere〟をカバーしていて、いかにもクリスティンの作りそうな曲だなあと思いましたね...........。

Everywhere (Fleetwood Mac cover) - Paramore - London 19/6/17


あと全く知らなかったのですがRumours of Fleetwood Mac"というMac公認のトリビュートバンドがあるみたいで、このバンドの動画が幾つもネットに出ていて初めて見たのですが...........。
これがなかなか素晴らしくてダミ声ニックスそっくりのボーカリストといい、笑ってしまいました。
Macのファンの方は必見かも。

"Seven Wonders" Fleetwood Mac performed by Rumours of Fleetwood Mac