ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

タミヤ1/35 SU-100ジューコフ襲撃砲戦車

2010-03-31 | Military Models
250テスタロッサが終わって917の続きをと思いましたが、ちょっと寄り道して番外編です。
先日のエントリーにも書いた、タミヤの復刻版1/35 SU-100ジューコフ襲撃砲戦車…。
66年のモーターライズキットがディスプレイになって登場。
昔のキットなのでパーツも少ないし、簡単に出来そう(本当か?)ですから。
シャーシーは昔の田宮マークや電池のモールドがちゃんと残っています。



この新しいボックスアートも良い感じで、なかなか制作意欲をそそります。
冬季迷彩塗装で白く塗られていますが、以前T34/76を冬季仕様で作ったので
今回は通常のダークグリーンに塗るつもりです。
それにこのキット、ロシア戦車用のウェザリング・マスターがおまけで付いているのが嬉しいですね。
今の目で見るとあちこち??なところがありますが、40年前のキットであることを考えれば
さすがタミヤ凄い!という内容です。
素組みでササッと完成させられるか…?
箱を開けてながめてとりあえずまた明日…(笑)

今日も模型は作らなかったけれど、煮込みハンバーグは作りました、すいません…。





ハセガワ  FERRARI 250 “Testa Rossa”:5

2010-03-28 | FERRARI
250TR完成しました。
先日の模型オフに持ち込んだ時にも、ほぼ9割がた完成していて
小物細工をちょっと残すだけでした。
まずドアやトランクのスジ彫りにグレーでスミ入れをします。
ノーズのエンブレムは、エッチングパーツのランナー部を一部切り取って
フェラーリのデカールを貼り、クリアコートしてからボディーに接着。
何カ所かにインセクトピンを埋め込んで、頭をモーターツールで磨きクリアをタッチアップ。
ボンネットのストラップはエッチングパーツが薄すぎるので、キットのパーツを
薄く削って接着しました。

エアスクープの黒いメッシュ部には、薄く白いストライプが入るのですが
微妙に上下のデカールがずれていて、繋ぐと斜めになってしまうので(笑)
ここは入れずに誤魔化します。




助手席のカバーはやはり無いほうがカッコイイので、とりあえず付けないでおいてこれで完成です。
50'sレーシングフェラーリ、良い形ですね。
ハセガワはこのシリーズの続編をやめちゃったんでしょうか?
まあ買う人あまりいないだろうから仕方ないのかな、残念ですね。




昭和ちびっこ広告手帳

2010-03-27 | Miscellaneous
きょうは本のご紹介です。
“昭和ちびっこ広告手帳”という文庫本サイズのカラフルな広告写真集。
青幻舎 刊  1200円

昭和40年代のこども雑誌に掲載されていた、数々の広告を集めた本です。
前半の東京オリンピックからアポロまで、と後半の大阪万博からアイドル黄金期までの
2冊にわかれています。


こども向け商品の広告ということで、どれも判りやすくストレート。
懐かしくカラフルで、ペラペラめくって見るだけでも楽しい本です。
現在のように雑誌があふれてる時代と違い、昔は子供雑誌とはいえ
そうそう容易く次々と買えた訳ではないので、初めて見る広告もかなりあります。
プラモデル、オモチャ、自転車、モデルガン、お菓子…などなど
お馴染みのタレントや商品も沢山あって、見ていて飽きません。

上原ゆかりちゃんのマーブルチョコ。
これはどこのスロットカーセットだったんでしょう?
初期は立体交差ではなく平面交差の8の字でしたね!
そしてモノグラムを輸入していたアサヒ玩具の広告。
高くてとても手が出ませんでした。



タイガースにテンプターズ、そして当時の定番といえば
やっぱり自転車ですね。




昭和40年代に中学生、小学生だった方にはかなり懐かしいのではないでしょうか。
サイズは小さいけれど、中身はギッチリ、1冊1200円は決して高くはないのでは…と。
プラモ広告も沢山ありますよ、是非書店で手にとってみてください。


模型オフ イン 市川

2010-03-24 | 模型いろいろ
昨日はイラストレーターのミゾロギさんのお宅で、久しぶりの模型オフ会でした。

メンバーは自動車構造画の大内さん、カー&ドライバーの表紙イラストでお馴染みの
岡本三紀夫さんという大先輩お二方に、まだ20代で凄いクオリティーのモデルを
作られる広島のizr様の5名で楽しく盛り上がりました。

私はろくに制作が進んでいないので(笑)とりあえずイマイ(バンダイ)のマトラと
STPグラナテリタービンカー、そして完成間近の250TRなどをクルマに積んで持ち込みました。
リビングの大きなテーブルの上にはミゾロギさんのトランペッターMK2はじめ
最近のコーヴェットやカマロなどがすでに勢揃い。
これはレヴェルの傑作キット、フォードフェアレーン・サンダーボルト。
鉄ッチンホイールの雰囲気が泣かせます。



こちらはizrさんの持ち込んだため息の出るほど美しいフィニッシュの完成品
1957・シェビーPRO MODとシェルビーGT500、そしてエレノアです。
ファイヤーのグラフィックはエアブラシによるフリーハンドの手描きです!
クリアの塗装と相まって素晴らしい仕上がり。




岡本さんの学研1/16モーガン3ホイールはマフラーやグリルをアルミから削り出し
スポークを張り替えています。
まだ制作途中ですがイラスト同様、緻密で完璧な手の入れ方には凄すぎて脱帽です。
このあと後ろのキャリアに積むバスケットも編んでいくとか!
完成を早く見てみたいものです。



都合で一足先にお暇させていただきましたが、何とも濃い1日でした。
皆さんありがとうございました。またの機会を楽しみにしています。

3連休…。

2010-03-21 | Miscellaneous
3連休です。
昨日、今日と良いお天気ですっかり春の陽気ですね。
ちょっとチャリで散歩に出かけました。
途中で立ち寄った公園には菜の花が満開。
サクラの開花ももうすぐでしょう。



たまに来るJRの車両基地をまたぐ陸橋でひと休み。
185系が入れ替え中でした。
電車の屋根に手が届くような距離です。
183系3編成、NEXやE231も休憩中でした。
私もクルマより先に鉄道に目覚めた子供だったので、2本のレールや
ポイントを上から見ていると童心に帰ったような気分です。
車両を真上から見ることってあまり無いので、模型を触っているみたいで
結構楽しい(笑)



でもって帰り道にスーパーで買ったのが、このタバスコに似たボトルのドリンク。
チェリオの“なんちゃってシリーズ”第二弾!
なんちゃってコーラ・TRANOCOです。
ラベルもタバスコっぽいデザインで、色も鮮やかなシャインレッド。



これはさぞや刺激的なコーラか!と思いきや、何というかはっきり言って
ボケっぽい味です。コーラと言われても“ん????”てな感じ。
ボトルと中身が正反対でガッカリ。
いまや右も左も微炭酸ドリンクばかりですねえ。
以前のような炭酸が“鼻から目に抜ける”ような刺激的なドリンク
どこかにありませんか?(笑)

といったところで、きょうは模型ネタは何もなくおしまいです…。

ハセガワ  FERRARI 250 “Testa Rossa”:4

2010-03-17 | FERRARI
ひさびさに250TRです。

クリア塗装のあと4~5日乾燥させ(というか、放ったらかしにして
いただけですが)適当に研ぎ出しも終わり(終わらせ…)ました。
コンパウンドがけも済み、ボディー裏側をエナメルのフラットブラックで
筆塗りします。
でもってライトのレンズを、液体プライマーの流し込みで接着し取り付けて
みました。



キットのパーツはキッチリ合って、クリーンな仕上がりです。
このフォグ付き仕様もなかなかいいですね。
ドアの内側ヒンジのエッチングパーツを取り付けて、さてシャーシーと合体。

最初にフェンダー内側ボディーは、接着時にプラリペアで補強してはいるものの
このボディーを広げてシャーシーにかぶせる、というのは非常に緊張します。
もしここでヒビでも入れたら一巻の終わり…。
無事にカッポリときれいに被さって、ひと安心です。



だいぶ完成が見えてきました。
赤いテスタロッサもいいけれど、このカラーはシートのレッドと似合って
模型映えがしますね。
助手席のトノカバーは無いほうがいいような…(笑)

50~60年代のヒストリック・スポーツは、現代のマシンとはまた違った色っぽさがあって
非常に魅力的です。





これって大丈夫なの?

2010-03-14 | 模型いろいろ
模型ネタではないのですが、ちょっとビックリしたものを見ました。

昨日、夜中にF1の予選を見たあとチャンネル変えていたら、通販番組で
今アメリカで大ブレイク中の新しいメイクを紹介していました。
その名も“ハ○ウッドエアー”というのですが、何の気無しにボ~っと見ていたら
顔に向かって鏡を見ながら、エアブラシでアイシャドウやリップ、チークといった
色を吹いているんです!!。
アクリル絵の具にあるのと同じようなミニボトルに入った顔料を、ハンドピースに
数滴落として調色して吹いていました。

モデルのお姉ちゃんが顔の染みを一発で消したり、セルのようなテンプレートを当てて
眉毛を描いたり、リップラインを整えていたので思わず大笑いしました。
が!!!これってヤバイんじゃないの?

私もエアブラシ・イラストを何年もやっていましたが、エアブラシの粒子って
もの凄く広範囲に拡散しますから、必ずマスクをして換気扇回します。
モデリングの塗装も全く同じですよね。
ちょっと小物を吹いただけでも換気扇のフィルターがその色に薄く染まります。

いくら化粧品だから肌には問題なくても、粒子をバンバン吸い込んだらまずいでしょう???
まあ、マスクしていちゃメイクは出来ませんけど…。
リキテックスを吸い込んでいるのと変わりないような気がするけれど
余計なお節介かもしれませんが、ちょっと心配になってしまいました…(笑)



あ、F1のほうはヴェッテルがポールでシューマッハは7位とちょっと出遅れ。
それより番組の間に流れたメルセデスのCMは良かったですね。
見ていない方はこちら。
2本あって長い方はシューではなく、スタントマン?らしいけれど
これのシューマッハ版もあります。

YouTube - Michael Schumacher behind the wheel of the Mercedes-Benz SLS AMG

YouTube - Mercedes SLS AMG Loop the Loop

もう一つのCMは一瞬だったけれど、37年ドイツGPのカラツィオラ?か誰かが
映りましたが。
今夜の決勝はどうなりますやら…。

タミヤ 1/24グランプリシリーズ  LOTUS 40 

2010-03-11 | お宝もの
60年代のスロットブームが突然去ったあとに、各社から金型代の回収のため
スロットボディーを流用したモーターライズのキットが次々発売されました。

当時は“スロット崩れ”と揶揄されて、実際なにこれ!?というようなレベルのものが
結構あったんですが、そこはタミヤ、モーターの配線が不要な新設計のシャーシーで
単3電池2本で走る商品に生まれ変わりました。
これが1/24グランプリシリーズです。

スロットカーのキットはいまや超高額プレミア商品になってしまい、未組み立てで
10マン~はザラですが、このモーターライズ版はもうちょっと安いようで、ちょっと前に
オクで3.5マン円くらいで終わっていました。



当時はプリンスR380、カレラ6、キングコブラ、マクラーレンエルバとこれの
5種類は作ったはず。このロータスのシャーシーは、プリンスやカレラ6同様に
裏蓋を開けて電池を入れるのですが、シリーズのキングコブラ以降は電池ボックスだけが外れる
カセット式のシャーシーに改良されていました。



コクピットはスロットの大きなモータークリアするために、大きく出っ張っています。
昔作ったやつはこんなに大きく無かったはず。
またシリーズの8番目と言うことで7番目のキングコブラと同じシャーシーかと思うのですが
これはなぜか前の旧いシャーシーです。ちょっと良く判りません…。
このキットで唯一気に入らないところは実車に比べてノーズがしゃくれたようになっているところ。
箱絵と比べても判りますがここを修正するのはちょっと大変かも。
作る時になったら考えます…。

“恐怖の”ロータス30、といわれたマシンにさらに10の失敗を加えたと言われる40。
リヤに突き出た黄色のメガホンマフラーがいいですね。



実車の活躍はともかく日本の60年代スロットカーで、最も有名で人気があった1台。
このまま“酒の肴”で終わらせるつもりは無いけれど、さていつ作ろうかと思っています。
ネットで見つけたドイツのサイトには凄い作り込みの1/24の画像がありました。

lotus40

これ、横浜ホビーフォーラムでも売っていたキットです。(メーカーの名前わすれました)
65年のリバーサイドの優勝車ですね。
またまた悪いものを見てしまいました。

キングコブラも欲しいのですがまず無理か。
余談ですがキングコブラは本当は“ギヤ・デ・トマソ“あるいは”デ・トマソP70”と言います。
こちらのサイトに画像がありました。

1965 De Tomaso Sport 5000 / 70P / P70

友人のミーヤンさんはスロットのキットを持っています!!
あと何年かして彼の物忘れがひどくなった頃に“激安”で譲ってもらうつもり…(笑)

タミヤも色々な旧製品を再販してくれて、先日は何と1/35のミリタリーシリーズに
66年のキット、ソビエトのSU-100ジューコフ襲撃砲戦車を再販してくれました。
当時の模型少年に大人気だったこのキット、もちろん購入しましたが旧いモーターライズの
戦車をディスプレイ版で出せるのなら、グランプリシリーズを再販してくれても良いいですよね!…。
もし発売されたら全国何万人?の模型オヤジが感涙にむせぶのは必至?ですが無理かなあ…。

タスマンシリーズ:2

2010-03-09 | Motorsport
先日のタスマン・シリーズ、最近アップされたばかりの動画が
You tubeにありました。
記事にも書いた1964年、ロングフォードの素晴らしく鮮明な動画です。
グラハム・ヒル、ジャック・ブラバムらが走り回っています。
後方車載映像もありました。ヒストリックファン必見!
このレースの予選ではマクラーレンのかつてのボス、テディー・メイヤーの弟
ティミー・メイヤーが亡くなっています。

YouTube - Tasman Longford Champs 1964



こちらはクラークが勝った65年ワーウィック・ファーム。

YouTube - 1965 Warwick Farm Tasman Series



他にゲームのムービーもありました、なかなか楽しいです。

OLD - Longford 1967 (pre v0.99) Formula Vee - Cockpit - 1 lap - HD - YouTube

60’sの葉巻型フォーミュラは小さくてシンプルですがやっぱりいいですね。

クレオス 色の源

2010-03-08 | 模型いろいろ
先日ホビーショップに寄った際、あの“色の源”(いろのもと)があったので
買ってきました。
一昨年のホビーショーで見て、いつ発売になるのかと思っていましたが
昨年の秋にとっくに出ていたんですね…(恥)

C、M、Y、つまりシアン、マゼンタ、イエローという調色のベースとなる3つの
単顔料カラーです。
通常の塗料のように白や黒といった隠蔽色が入っていないので、これだけでは
下地が透けて普通の塗料のようには使えませんが、Mrカラーに混ぜて発色を
良くしたり、濁らせずに新しい色を作るといった使い方が出来ます。
基本的に通常のMrカラーに混ぜて使う添加剤といっていいでしょう。
これで濁りのないヴィヴィッドなカラーも作ることが出来ますね。



ちょっとエアブラシでプラ板の端切れにサークルを吹いてみました。
気がついたんですが、わずかな色の混ざりに敏感に反応して濁るので
筆やハンドピースの掃除はキッチリやらないと、これを使う意味が無くなるかも。

クリアカラーやメタリックカラーも自由に作れるので便利です。
さっそく今まで作れなかった色をひとつ作ってみました。
クリアーパープルです。
Mrカラーのパープルって、ホワイトが混じっているので、クリヤーカラーが
出来ませんでした。
クリアレッドとクリアブルーじゃ汚いエンジ色になっちゃうし。

で、このシアンとマゼンタをスーパークリヤーに混ぜてみたら、とてもきれいな
クリヤーパープルの出来上がり。
あのエンツォ・フェラーリの愛用した紫のインクみたいです。
ま、これは一例ですが、エアブラシ塗装されている方でまだ使ったことの無い方はいかがですか?



タスマンシリーズ

2010-03-07 | Motorsport


いよいよ来週末から今年のF1が始まります。
冬の間にいろいろな動きがありましたが、結局ステファンGPもUSF1も
参加できずで、ガッカリしたファンの方も多いのではないでしょうか。

ところで40年ほど前、南半球ではシーズンオフのF1ドライバーが
こぞって参戦した人気のシリーズがありました。
古くからのレースファンにはお馴染みのタスマン・シリーズです。
このサイトがあったので、ちょっとご紹介しますね。

まだ工事中のページがいくらかありますが、各年代のそれぞれのレースについて詳しい
説明があります。

Tasman-Series.com : The 2.5L Tasman Series 1964-69

このサイトは閉鎖されたようなので代わりのサイトを張っておきます(2023)

https://www.sergent.com.au/motor/tasman.html

タスマンシリーズは1964年から69年まで、F1がシーズンオフになる
1月から3月にかけて南半球のオーストラリアとニュージーランドを舞台に
開催されていたフォーミュラカーのシリーズです。

今と違って当時はF1ドライバーが選手権以外のレースに出るのは自由だったので
毎年このシリーズにはF1のトップドライバーと地元のドライバーが参加し、大変
人気がありました。
ヨーロッパのドライバーはシーズンオフのバカンスを兼ねてこぞって出場しました。

日本のJAFグランプリなどにはレオ・ゲオゲーガン、マックス・スチュアート
ケヴィン・バートレット…といったタスマンシリーズの地元ドライバーが
よく出場していましたね。

こちらはクラークのロータス39。


50年代に中古のマシンがイギリスから南半球に流れて、そのマシンで腕をみがいて育った
多くのドライバーがヨーロッパに渡って、F1のドライバーとして活躍しました。
タスマンシリーズが2.5Lの規定で行われたのは、1.5L時代より前の2.5Lのマシン
(クライマックスなど)の中古が流れたのがきっかけといわれています。

例えばロータス49はタスマン用にボアを縮めたDFV(49Tと言われましたがTは
タスマンのTですね)を、1.5LのBRMのP261は2Lにボアアップして使われました。

何と言ってもクラーク、ヒル、J・スチュアートはじめ、地元のブラバム、フルム
マクラーレン、エイモンにロドリゲスやアトウッド、カレッジといったバリバリの
トップドライバーが大勢出場してオールスターレースといった雰囲気。
サーキットはというと広大な農場や一般市街地など、今の目でみれば安全性にとても
問題があるようなコースが多いのですが、いかにも南半球といったロケーションが
魅力的で、当時の雰囲気がよく判ります。

ロングフォードの有名な鉄道橋。コースアウトしたらヤバそうです。


サーファーズパラダイスのコース。な~~んにもありません。
インディーCARの市街地コースより内陸にありました。


あのレースゲーム、グランプリレジェンド(GPL)の画面から。
ちょっと古いけれど良くできていますね。まさにこの雰囲気。
ハンドルコントローラがどこかにあったはずだけど…。
プレイしたいけれどグラフィックを表示出来るPCを持っていません…。


もし今でもこういったシリーズがあったら、ライコネンも雪かきや6回転など
していないで、こっちにも参戦出来たのにねぇ…と思うのですが。

塗装日和

2010-03-05 | 模型いろいろ
昨日、今日とすっかり暖かくなって春の陽気です。

250TRと917LH、やっとクリア塗装を済ませました。
1回目の吹きつけをして、3日乾燥させて軽くペーパーを当て
2回目の塗装をしました。
2~3日乾燥させて研ぎにはいります。
そのあいだにちょっとだけ内装も、と250TRのメーター部にマイクロの
クリスタルクリアを筆入れ。
旅客機の窓などに使う、まあ早い話が木工ボンドに似たようなものです。



で、ちょっと手を休めてベランダに出てみると、家の前の道路では
先日終わった水道工事に続き、こんどはストリート・プリントをやっていました。
ストリート・プリントって近年よく見かける、道路に格子やレンガ模様のミゾを切って
茶色やブルーなどの色を塗ったあれです。
今まであまり気にした事がなかったんですが、面白そうなのでちょっと上から
見物しちゃいました。

画像が間に合わなかったんですが、あのミゾはワイヤーをあの格子状に溶接した
大きなテンプレートをアスファルトの上に敷いて、上からプレス機で押して
パターンを刻んでいくんですね。ご存じでしたか?

sp施工手順No.3



でもってそのあと表面にペイントを始めました。
まず塗り分けラインに沿ってテープでマスキング。
ビニールフィルムを広げて周りをカバーし、吹きつけ機にペイントを“ひしゃく”で入れます。

吹き付ける人と、それをブラシで塗り広げる人が2人。
左の人が吹き付け、真ん中の人がざっと広げ、右端の人がさらに広げ…と
3人が横一列に並んで素早く息の合った連携プレーを見せてくれます。
まるでステイタス・クオーのステージを見ているような動きです(笑)



あ、クオーをご存じない方に説明すると、1966年にデビューしたイギリスの
“国民的バンド”とも言われるハード・ブギーひと筋44年!のグループです。
今でも世代を超えた人気を持ち続け、還暦を過ぎてもバリバリ。
ストレートでスピーディーなブギーとR&Rで、大スタジアムを軽く満員にする
超人気バンドで私も昔からのファンです。(カーイラストの巨匠、T・Sさんも大ファンだとか)



ま、それはともかくしばらく見ているうちに、もう1回目の吹きつけが終わりました。
じっくり観察してみましたがなかなか面白い…。
さて人の作業を見ていないで自分の制作もしないと。
ミゾロギさんの模型オフに間に合うんでしょうか…。

日東の怪獣プラモシリーズ “ガマロン”

2010-03-01 | 昔のプラモ
先日、オモチャの雑誌クアント様の依頼で楽しいお仕事をいたしました。

読者の方はご存じですが、昨年秋に立ち上がった企画のひとつ“ガマロン・プロジェクト”。
この企画の一環として、あの日東の怪獣プラモシリーズの名作“地底怪獣ガマロン”を
制作しました。

ガメラ、ギャオス、ガッパらかつての怪獣映画のシリーズプラモの中で、このガマロンと
ワニゴンは日東オリジナルの怪獣です。

その名のとおりガマガエルをモチーフにしたと思われるこのキット、ガメラなどと同様
ゼンマイ仕掛けで歩くプラモなのですが、オリジナルということで一部非常にディープな
マニア?が存在し(笑)99年には日東の許諾を受けたソフビの商品も発売されました。
さらには自主制作の短編映画が作られたりと、知る人ぞ知るキャラなのです。

これは83年に再販されたキットなのですが、以前暇つぶしに作ったガッパ同様に
なかなか味のあるキットで、仕事とはいえほとんど趣味という感じで制作を楽しみました。

詳しい制作記事は発売中のクアント最新号を是非お買い上げのうえ(笑)
ご覧いただきたいのですが、ちょっとだけ触りをご紹介…。

これが日東ガマロンのキットです。怪しげな表情のパッケージアートですね。
で、その下が90年代に発売されたソフビのガマロン。すでにレア商品です。




これがキットの完成品です。パッケージアートとソフビのイメージに近づけて
ベロとか爪を追加し、オリジナルのイメージを出来るだけ壊さないよう
ディテールアップしています。
目玉にはクリアレンズを入れています。なかなかリアリティーが増したと思うのですが。




旧いキットで隙間やガタも多く、子供の頃これを作った方はちゃんと歩いたのだろうかと
思いますが、60年代の迷作?プラモの雰囲気を懐かしく味わいました。
詳しくはこの企画の発起人であるホビダスのヤマダマ先生のブログ記事もご覧ください。

山田剛久の「スピード☆キング」日記: 地底怪獣 ガ~マ~ロンっ

またクアント最新号は春の新作トーイをド~~ンと一挙紹介しています。
コレクター、マニアの背中を思い切り押してくれる商品満載。
是非ご覧ください。

「web Quanto ウェブクアント」:ホビダスbyネコ・パブリッシング