ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

1/12 タミヤ タイレル 003 : 11 (またまたちょっとだけ)

2024-04-29 | 1/12 TYRRELL 003 :  TAMIYA
連休に入りましたがどこも大混雑ですねえ。

GWって言い方は映画会社の宣伝文句ではじまったというのは知られた話ですが、なぜか1年のうちにこの時期だけ忙しいという状況が続き、この10年大型連休どころかほとんど小型連休にもなっておりません。
皆様が遊んでる時に働き、皆様が仕事してる時にも働き………..。

〝遊びみたいな仕事〟だからいいじゃん!とか言われた時には流石に怒りましたが(笑)70年代に渋谷で石を投げたらイラストレーターに当たる、とまで言われたのに、今や職業カーストでは下から数えたほうが早いようで。
デジタル時代になって相変わらず金ばかりかかって困りますが、そろそろリタイヤが近いにもかかわらず先日こんなもんを買ってしまいました。

TourBoxっていう左手デバイスコントローラーです。

TourBoxークリエイターのための新世代のコントローラー


ペンタブで描く時にキーボードのショートカットやアプリのツールバーを弄らなくても一発で調整が可能な優れもの。
私のように〝MacOSが漢字Talkと言われていた時代のイラレやフォトショの頃と、大して変わらない原始的な使い方をしている猿人としては宝の持ち腐れかもしれませんが、なんか面白そうとポチってしまいました。

以前Wacomのタッチホイール付きタブレットを使いましたが、使いづらくて合わなかったので売ってしまった。
ドライバーをインストールしてちょっと弄ってみただけですがこれは便利。
あらかじめ設定しておけばブラシの太さや濃度や画面の角度、あらゆるものを左手一発で変えられるので作業の効率がメチャアップしそうです。

渋沢さん4人ほどするのですが良い買い物が出来ました。



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さて、久々のタイレル003です。

何もしていなかったわけではないけど、凹むようなものを見つけてしまってテンションダダ下がりでした。
あのモナコの練習日だけ走ったノーズであります。
不鮮明な画像から判断して作りましたが、あのとき散々調べても無かった実車画像。

このあいだ、たまたまあれこれネット見ていたらこんな画像を発見。
71年のイギリスGPシルバーストーンです。
え〜〜〜〜!!!!!!!!!なんやこれ!




私が想像で適当に作ったやつがこちら、ノーズの長さが違います(汗)




先端が1/12でも5mmくらい長い?
というか上部のインテークからの長さを見るとノーズはこんなもん。
左右の張り出しの角度がもうちょい急なんでしょうか?
もう一度参考画像を載せますが前から見たら短く見えるのは確かだけど、まあ言われてみれば若干短かったかもなあ?(笑)




しばし呆然、今更どうにもなりませんって。
あ、そうか、シルバーストーンは高速コースだしモナコは低速だから?って(笑)
ノーズの開口部の大きさなら話は別ですが、そんな訳ないやねえ。
結局潔く諦めました。

モノコックの内部をシルバーで塗り分け、スロットルケーブルを繋いでタイロッドとダンパーなども組み込みました。
中央のメーターリングはパッドのようなもので囲まれているのでパテで。

そんなわけで相変わらずのポンコツモデリングでございました。

※今朝はまた洗顔クリームで歯を磨いてしまい、モデリングも頭も相変わらずであります。
皆様、よい連休を!








The End...........

2024-04-11 | ALFAROMEO
寝る前にもうひとつ笑撃のネタを。

しばらく前からネット上にも画像が出ていて、いくら何でもこれはないだろうと思っていましたが...........。
ほぼそのまんま!で先ほど発表されたAlfaromeo MILANO...........。




ミラノというネーミングから昔の日産の悪夢のようなパルサー・ミラノX1を思い出したが(そういや中村雅俊さんが出ていたわ)さぞや意気込みというかそれなりに期待出来るモノと思いや...........。

いくら何でもこれは無い。絶対無いって!(笑)

中身がプジョー2008だ、タダのエンブレム換えだと言われても生き残りのためステランティスの一員となり、これからの時代EVにシフトするのも仕方ないとは言え100年以上エンジンとデザインで食ってきたんだしと、せめて格好だけでもなんか凄いとこ見せてくれるかと思ったのですが...........。

あっちこっちのSUVのデザイン寄せ集めのようなこれはいったい何ですか?
100均ブックエンドのようなグリルに至ってはもう何と言っていいやら。
ついでに言うと私は知らなかったんだけどジュリエッタやステルヴィオ、ジュリアなどは勿論イタリアで作ってますが、このミラノはポーランドで生産するとか?
本当でしょうか?ミラノじゃないじゃんか!(笑)

すでに半分〝死に体〟のブランドとはいえ、まだステルヴィオやトナーレは許せましたが。
10日遅れのエイプリルフールだったと思いたい気分。

♫ あんまりじゃあ〜〜りませんか、って...........(笑)
...........
※ 結局問題になってミラノの名称を取り消しJuniorになったようです、なんだそりゃ。
散々金かけてミラノです、と何ヶ月も言ってきたのに経済的イメージ的大打撃を受けて散々ですねえ………..。





MCG 1/18    Brabham BT20 : 1966  BritishGP

2024-04-10 | ミニカーとスロットカー


春真っ盛り、みなさまご機嫌いかがでしょうか?

先日のチョロQはおかげさまで大当たりで(笑)MFHの1/12を買おう!かと一瞬思いましたが止めてフレンチにしておきました。調子こいてまた何か作ろうかと考えています。
さて今回はほぼ2年に一度!の更新になりつつあるミニカーネタです。

MODEL CAR グループというドイツのブランドらしい1/18のブラバムBT20。
66年のイギリスGP2位のフルムのマシンです。

BT20はこの年のBT19 の後継車でエキゾストの取り回しとかが少し異なるくらい。
SparkからはBT19が出ていますが高過ぎるし何と言ってもこいつは安かった。
1/43がそのまんま1/18になったような出来ですが、値段も渋沢さん1枚より安い!43と同じくらいなので文句は言えません。




ブラバム・レプコの大きめモデルってのは何故かあまり見かけませんね。
この時代の葉巻型F1といえばやっぱりロータス49とかフェラーリ312、マトラやホンダが人気で、イーグル・ウェスレイク、マクラーレン、そしてBRMにクーパー・マセラティ...........。
あ、ローラやBRP、トレバー・テイラーのシャノンなんてのもあるけどほとんど無名か。

何故かブラバムは66年と67年のチャンピオンカーなのに、あんまし人気ないような気がします。
コスワースDFVがあまりに有名になってしまって、そもそもビュイックの2.5LがベースのRepcoのV8を積んでるブラバムは、F1が1.5Lから3Lになってドタバタしてる隙に勝ってしまったような雰囲気も。
とはいえ軽量なシャシーとパワーは無いけど壊れず振り回しやすいおかげで66年はJ・ブラバム、67年はD・フルムがワールドチャンピオンになりました。

パッと見た感じ、なかなか良い雰囲気ですが良く見りゃ安作りが目立ちます(笑)
ドライバーフィギュアはひとまわり小さいし変なゴーグルしてるし(笑)リヤタイヤも大きすぎる。
アウトボードのフロントサスのコイルダンパーやエキゾストなど一体成型の部分の甘さも目立ちます。
アーム類も太いしシルバー塗装なのでちょいと辛い。

ツッコミどころは満載ですが気兼ねなくバラして弄れそうだし、手の入れ甲斐はありそうです。
時間を見ていちど全部解体して塗れる所は塗り直し、作り直し手を加えるつもりです。



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さて先日のF1は初めて春の開催でお客さんも沢山入ってましたね。
その前のフォーミュラEは決勝日が土曜というのを忘れていて、気がついたら終わっていました。
あれこれ否定的な声はありましたが何と言ってもこの国で公道レースが実現出来たことは非常に大きく意義があると思います、政治的なチカラのおかげと言えばそうなんですが。

またすべて電気に置き換わるというのではなく、こうゆうレースも一つのカテゴリーとしてあって良いのではないでしょうか。フツーの人々にとって身近では無いモータースポーツをご近所まで一歩引き寄せたことは確かだと感じました。