ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

BRABHAM BT42/44 スタジオ27 : 3

2012-02-25 | F1 Models
リヤサスがぼぼ出来上がりました。

自作のダンパーはこんな感じ。
タミヤのパーツを切断してメッキパイプと洋白線を埋め込み、前回作ったフレキワイヤーの
スプリングを入れてみました。
まあまあいいんじゃないでしょうか。



ついでにドライブシャフト(実車と若干異なりますが)とキットのIアームもメッキパイプに交換。
ディスクローターにはエッチングパーツを貼って、放熱穴は適当に面相筆で描き入れてみました。
Vバンクの中のディストリビューターやフューエルポンプのパーツはタミヤから。
適当に雰囲気だけの造形ですが、キットのサブフレームと比べてみれば
これだけで結構シャキッとしたのが判ります。



アルミのファンネルは曇りを防ぐためクレオスのプライマーを筆塗りしてから
ファンネルプレートに接着します。
インジェクションノズルも無いので作ろうかと思いましたが、ノズルの出る欠き取りが
ファンネルにありません。
タミヤのパーツを使おうと思ったけれど、ここはインダクションカバーが被さって
完成後ほとんど見えなくなるので、割り切ってキットのパーツを使います。
最終的にカバーを接着するかどうかは追って考えることに…。


チョロQ大阪市営バス:FM OSAKA

2012-02-23 | チョロQ
14ヶ月ぶりのチョロQネタです。

豆ダッシュからスタートしたチョロQも30年で一区切り、実車とおなじハイブリッドの名前で
新しい世代の商品展開になって3年目です。
以前は仕事でもお世話になって色々新製品を楽しみにしていましたが、もう昔のようにオモチャ屋さんに
ズラッと並んだチョロQも見る機会があまり無くなってしまいました。

いろんな方が自作カスタムを作って結構なお値段でオークションでも取引されていたけれど
今はどうなんでしょう。あまり盛況とはいえないみたいですが気のせいかな…。

私も仕事関係は段ボールひと箱ありますが、それ以外のコレクションは8割がた処分しちゃって
な~~んもありません。趣味の断捨離も少しづつ進んでいますね(笑)
でも拘りのあるアイテムはちゃんと大切に残してあります。

これは大阪市バスのチョロQです。85.1MHz、FMお~さかバージョン!
と言っても別に特別大したものじゃないんですけど。





学生時代はホントお世話になりましたFM大阪。

FMエアチェックなんて言葉が流行してFMファンや週刊FMなど専門誌も登場した頃です。
70年代前半、当時の番組で真っ先に思い出すのが“田中正美のBeat on Plaza”!
もう洋楽ファンはだれもが聞いていたと言ってもいいくらい。

月~金の夕方6時からP.マッカートニの“Momma Miss America”に乗って始まるこの番組は
発売されたばかりのRock/Popsのアルバムをまるごと全部、(2枚組とかは翌日も)流してくれる
太っ腹な番組です。
外タレが片っ端から来日して、ロックのアルバムも欲しいものが月に10枚くらい出るのは当たり前。
LPレコードは当時でも2500円くらいしていたし、何枚も出る新譜を買えない貧乏学生にとっては
神様のような番組でした。
A面とB面のあいだにだけCMが入るので、FM雑誌片手にステレオの前に陣取って毎日録音していたなあ。
学生寮の同姓のケンちゃんは、AKAIのオープンリールデッキを持っていたお金持ちでした(笑)
私は最初SONYのラジカセしか無かったけれど、それでも録音したカセットは後々まで大切に持っていました。

ラジオ離れが進んで、CDからネット配信&DL、クラウドサービスと音楽を聴く形態も
すっかり変わってしまった現在、この先どうなっていくんでしょう…。最近CDとか買っていますか?



でもってこれはそれから大分経って1978年に公開された映画“FM”のサントラLP盤です。
映画は全くヒットせず話題にもならなかったと記憶していますが、この今で言うところのコンピレーション・アルバムは
結構豪華な内容です。
Eagles、Doobie Bros、Linda Ronstadat、Boz、Queen、Foreigner、Boston…らのヒット曲が20曲。
なかでもこの映画のためにだけ書き下ろしたSteely Danのテーマ曲“FM”がいかにも彼ららしいナンバーで良いです!!

チョロQから全く違う話に行っちゃいましたが、そんなところで今日はおしまい。

BRABHAM BT42/44 スタジオ27 : 2

2012-02-19 | F1 Models
きょうは午後からチマチマとした作業をちょっとだけ進めました。

まずノーズの凹みの修正。
キットのノーズは凹みがちょっと深すぎる気がしたので、ポリパテで埋めます。
ペーパーがけが楽なようにシンナーを平筆に付けて表面をなめらかに均しておきましょう。

リヤサスまわりのサブフレームは結局タミヤのパーツを切断し、実車の画像を元に
ワークの0.3mmのメッキパイプを繋ぎました。
面倒なハンダ付けを極力避ける方向で、というか手抜きなだけですが…。
エンジンブロックのダンパーの付くピンも削り落として、下方向に付け直すために洋白線で仮止めしておきます。



ロワーアームはメタルパーツのアームだけ切断して、ここもメッキパイプで繋ぎ直し。
ドライブシャフトと一体になっているアップライトもタミヤのコピーです。
メタルパーツはモールドが甘々なのでここもタミヤを使います。加工も楽だしね。
ディスクブレーキは妙にキャリパーが大きいのですが、気にせず使います。
ちなみにこのキャリパー、すごい大ざっぱな造形でおまけにフロントと形も大きさも異なります。
キャリパーってだいたい前後同じですよねえ?これもどこからかの流用でしょうか?

でもってタミヤコピーのミッションケースに固定するにも足が無いし、キャリパーの出っ張りが当たってしまいます。
しょうがないのでタミヤのパーツのミッション側を薄くエッチングソーで切り取って瞬間で貼り付けました。
なんだかやたらに手がかかるキットです…(笑)



ダンパーも作り直すのでサカツウのフレキシブルワイヤーでコイルスプリングを作ります。
プラ棒に巻いてサフを吹いておきました。
ノーズも成型したけれど…実車画像を見るとちょっと形が違います。
上面上半分はもっとフラットにならないと…。
ここはもう一度作り直しです。

まる1日かけてたったこんだけしか進みませんでした。
先は長いな、こりゃ…。




自動車アート3人展&青戸 務氏トークショー

2012-02-18 | 模型いろいろ
今日は東京神楽坂の光鱗亭ギャラリーでの自動車アート3人展に行ってきました。
テリー佐原さんのイラスト、稲垣利治さんの切り絵、畔蒜幸雄さんのモデルカーの作品展です。
そして今日はスペシャルイベントとして夕方からデザイナー青戸 務さんの“丸い車の時代”をテーマに
トークショーがありました。

自動車ART 佐原輝夫X稲垣利治X畔蒜幸雄3人展 | 神楽坂 光鱗亭ギャラリー

現地でミゾロギさんと合流。
神楽坂の静かな住宅街にあるこのギャラリーは、太宰治や川端康成らの作家の初版本の装丁を手がけ
この地に住んでいた装丁画家、岡村夫二氏のアトリエをギャラリーとして再建したものです。
1Fのショップにはこの作家の手がけた貴重な初版本がずらっと並んでいて、実際に手にとって
見ることが出来るんです!これは面白かったですねえ。

そして2Fが落ち着いた木の空間のギャラリー、今回の会場です。



テリー佐原さんの新作の一部。ボニエに徹、M8A。
ペン画タッチにペインターで描いています。



テリーさんの好きなグレートドライバー達をテーマに。
レヴソンが良いですねえ!
モデラーズのシャパラル2Dの原画もありました!

光と影が織りなすシャープで繊細なコントラストが美しい稲垣さんの切り絵です。
視点の切り取り方が素晴らしい。



畔蒜さんの新作モデル、レベルの1/12のマスタング。
モデルカーズに掲載されていますが圧倒的な存在感。
美しいフィニッシュは溜息が出ますね。




夕方からの青戸さんのトークショーは会場に満員のお客さんが詰めかけました。
ミゾロギさんと最前列に陣取って、氏が以前行かれたミレミリア、パリとリヨンのレトロモビル
リナ・モンレリーのイベントなどの映像を見ながら、あれやこれやの楽しいお話を90分にわたって
聞かせていただきました。イベントのDVDも嬉しいお土産です。



貴重で見たこともないクルマもいくつかあり、海外のこういったイベントの奥深さを改めて実感。
トークショーのあとは大内さんやジャンニさんはじめ色々な方々としばし談笑。
“違いのわかる”由良さんもいらっしゃっていて、短い時間でしたがとても楽しい企画展でした。
展示会は26日までです、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

しかし天気はよかったけれど寒かったなあ、今日も…。

BRABHAM BT42/44 スタジオ27 : 1

2012-02-14 | F1 Models
週末に意気込んで着手したブラバムBT42/44。
タミヤの44Bは売ってしまったので、組み説のコピーや42の資料を手元に始めたものの……。

このキットは44Bなどとパーツを一部共有しているため、よーく見てみるとあちこち??なところばかりです。
デカール替えのバリエーション展開ではないものの、足回りなど作りかえないといけないところが沢山あります。
一番問題のフロントサスペンションですが、アッパーアームなど一応アウトボードのパーツが入っているんですが…タイロッドと一体です。
ロワアームは44のまま…、おいおい(笑)



いくら見えにくい場所とはいえ上下のAアームの作りが違うなんて、こりゃ無いですね…。
リヤサスが付くサブフレームも無骨で全く違う形。おそらく別のキットからの流用なのでしょうか?
42どころか44、44Bとも異なる形です。
インダクションボックスが被さるとはいえ、パーツ流用するにしてもちょっとねえ。
ヒロあたりと比べちゃいけないんでしょうがちょっと参ったな、という感じです。



とりあえずタミヤのタイレルP34をドナーにして、使える部分は流用することにします。
エンジンブロックはシャープさに欠けるのでタミヤから。
キットのコピーなのでしょうか、全く同じ大きさです。
サスペンションアームは全部金属で置き換えるしかないので(あ~、ハンダ付けが面倒!)切り離してしまいます。

44Bのダンパーが付くモノコックの穴も塞ぎます。
切り離したAアームの根元はヤスリとリューターで形を整え、モノコックに半分埋まる形で接着しました。



なんかタミヤの1/12を改造した方が全然楽だったような気がしますね…。
テナリブかSRCの1/43を思い出してしまいました。(笑)
ブーたれても仕方ないのでボチボチ進めていきますが…いきなり他のキットに浮気してしまいそうな気が。

ガチャプラモ:2 世界の戦闘機 完成

2012-02-11 | Toys
昨日の続きです。
あっというまに出来上がり。

ちっこいものなので色も細部もメチャクチャ適当です。雰囲気だけでご勘弁。
それっぽく見えるかな~。

コルセアとヘルキャット



スピットファイアとメッサーシュミット



B17はこんな感じ。




ガチャプラモ:2 世界の戦闘機

2012-02-09 | Toys
番外編です。
以前ご紹介したガチャプラモ。

ガチャプラモ - ひろポンの“わたしにも作れますぅ”

戦車は以前完成させたので次ぎ、世界の戦闘機を突然思い立って作ってみます。
老眼には厳しすぎるこの模型。
実際のところ販売機から“ガチャ、ポン”と取り出して中を見ても、こんなもの作る人は
そうそういなかったのではないかと思いますが(笑)まあどんなものか完成させてみないと判りませんからね。
ネットで調べてみると結構エアブラシなんぞで塗装して、戦車などは溶けやすいキャタピラを
別物に置き換えてきちんと完成させてくださっているコアなマニアまでいて頭が下がります。<m(__)m>



どんなもんかご存じ無い方のために一応中身をご紹介。
デカールもクリアパーツも入っています。
この世界の戦闘機はヘルキャット、コルセア、スピットファイヤ-、メッサーシュミット、B17の5種。
完成するとだいたい3cmくらい。
一応1/300スケールです。
機体左右、主翼、水平尾翼、プロペラ、主脚、尾輪、キャノピー、だいたいそんなところでしょうか。
ただしB17はデカイので機体が前後に分かれていて、箱も分厚い。
ひとつ組み立てるのに10分もあればOK。



チョイチョイと作ってサフを吹いてみました。
B17の堂々たる姿をご覧下さい!これはもうガチャのおまけではなくちゃんとしたプラモです(笑)
う~ん、素晴らしい??











1/24 CHAPARRAL 2D : le Mans 66

2012-02-06 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
モデラーズのシャパラル2D。
サクサク(というほどでもないか…)と完成。簡単に画像だけアップです。

とりたてて手を入れているわけでも無し、多くの方が作っているので製作記はスル~します。
大抵の方はニュルブルク仕様で作っていらっしゃるので、今回はルマン仕様にしました。
ノーズのライト部を開口し裏からパテ埋めして成型し、WAVEのライトを適当に削って接着しています。
ライトカバーは塩ビだと硬すぎるのでイラスト原稿の保護に使っているアセテートフィルムを
折って使いました。
GPクリアと水性パワーボンドで接着していますが薄くてシャープに仕上がりました。
モデラーズのエッチングファスナーとワイパーを使用しています。
タイヤのリボンはいつものようにプラ板を丸く切り出したガイドに烏口コンパスでエナメルの金を引いています。
タイヤデカルを貼ったあとリキテックスのウルトラマットメディウムを軽く塗ってツヤを消しています。
リヤスポイラーの固定ワッシャーを付け忘れたので、あとでデカールでも貼っておきましょう。
ヘッドライトカバーの白い保護テープは省略しました。

こんなところでお手軽に組み立ててカッコイイ仕上がり。
モデラーズのこのキットはやっぱり名作ですね。
以上おそまつ…。















※アルベルト・コンタドールの2010ツール期間中に発覚したドーピング疑惑に結果が出ました…。
2年間の資格停止処分、2010ツールと昨年のジロの総合優勝タイトル剥奪という結果に!!
なんてこった…(T_T)(T_T)(T_T)
こんな結果でタイトルが転がり込んでもアンディーもスカルポーニも嬉しくなかろうに…。はあ~~…(×_×)


1/20 BRABHAM BT42/44

2012-02-01 | F1 Models
シャパラル2Dはもうすぐ完成です。
でもって次は何にしようかな…と考えた結果これに決定~。



スタジオ27のブラバムBT42/44、74年カナダGP#50。
Team Canadaから地元ドライバー、エピー・ウィーツェス(Eppie Wietzes) がドライブしたマシンです。
ずっと以前から作りたかったこのマシン、ネットで見つけた海外のモデラーのなかなか素晴らしいタミヤ改造作品がこちら。

Startseite index

この方、ポリトイやイソ・マルボロなんてF1も1/12で作っています、マニアですね。
これと同様にタミヤの1/12でいく予定でしたが改造するのが面倒なので、ブラジルのACE Modelの
1/20キットを探していたけれど、これはもう全然手に入りそうもないので半ば諦めていました。
1年ほど前にもこれについてちょっと書きましたが、タミヤの1/12は結局売ってしまいました…。
※たかとと様、タミヤはもう作らないと思います、すいません(笑)

BT44/42とあるのは基本は前年のBT42で、外観を44にモディファイしてあるから。
見た目はほとんど同じですが、フロントのサスがBT44はセミインボードのダンパー&プルロッドなのに対して
旧いBT42のまま、アウトボードでダンパーユニットが露出しています。
サスペンションアームも形が異なりマットブラックではなくクロームメッキなので見分けがつきます。

ブラバムチームは最初は2台がBT44で、改良した44/42はスペアカーとして使用されましたが
その後はプライベーターに与えられてレラ・ロンバルディーやカルロス・パーチェなど数人が走らせました。
日立、アライドポリマーなどレースごとに色々なカラーがありますが全部同じマシンです。

ウィーツェスは予選最後尾からスタートして33ラップでリタイヤ。
これ1戦だけの仕様でほとんど記録にも残らないマシンですが、カラーリングは実にカッコイイ。
ウィーツェスはヘルメットのデザインもマシンに合わせています。
マルティニもいいけれど、やはりゴードンマレーのデザインがいいから模型映えしますね。

スタジオ27のキットはサスペンションパーツ以外はほとんどBT44と同じようです。
問題のフロントサスですがモノコック上部に開いているダンパーのマウントを削って
穴埋めをしないといけません。
あとはホワイトメタル一体成型のダンパーの自作も…。
カラーリングの赤い部分はきれいなデカールが入っているので、ヘタな塗り分けなどせず
このまま使用するつもりです。





BRMに行く前に手慣らし?のつもりでボチボチ作ってみます。

関連しますがBT44で検索していて海外の素晴らしいモデラーのサイトを発見!
すでにご存じかもしれませんが…1/12で日本人と違った視点からの作り込みは
非常に参考になります。
マトラMS10も素晴らしい。タイヤの真ん中削ってレイン仕様にするなんて始めて見ました。
ここまでやるかという感じで強烈です。

MRO F1 Engineering

オマケ:スーパーのチョコ売り場で見つけました。
ミーヤンさんのブログにもあったチョコトミカです。
インプレッサとかプリウスとかありますがこれはZ。
一口で口に入りますが…食べるべきかしばらく飾っておくべきか…?