ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

TAMIYA LOTUS49T : 7

2010-11-30 |  Lotus 49 Tasman 1/12 : tamiya
コンプレッサーを修理に出さないといけないので、しばらくブラシ塗装が出来ません。
ロータスもちょっと休止です。

前回の大間違いを直すため、パテ埋めしたあとペーパーをかけマスクして再塗装。
上の画像の矢印部分が穴の跡ですが、まあなんとかリカバーなりました。
ゴールドのストライプの色が微妙に違っていますが、ウレタンクリアを部分吹きして
再度磨いたら、良く見ないと判らないくらいになりました。
精密屋のウレタンは乾燥後に再塗装出来るのでありがたいです。
周りも磨いているうちリベットの一部の頭が出てきてしまいました。
最後にタッチアップしないと…。



続いてラジエーターですが、デビュー時だけあった上部の凹みをプラ板で埋めます。
ウォーターパイプと上のホースはアルミに置き換えるので、ゴムパイプ接続部のピンを
切り落とします。
エポパテでラジエーターと一体に成型してシルバーに塗装。
上部のゴールドはクレオスのメタルカラーを吹いて綿棒で磨きました。



ディスクブレーキは67年の中盤戦からベンチレーテッドではなく、1枚ソリッドに変わったので
キットの内側のディスクパーツをまず裏返しに接着。
フィンの部分を全部カッターで切り取り、ひっくり返して“おゆまる”を押しつけて
持ち手を作り、ペーパーで平らに均しました。
シルバーを吹いてホイールに取り付けます。
ディスクの厚みが薄くなったので、やや浅めに接着。ホイールリムとツライチから
ちょっと出る程度で固定しました。
本当はディスクローターだけでなく片面しか無いキャリパーを、ちゃんとディスクを
挟むように作りたいところですが、きりがないので今回はパス。
そんなところで今回はここまで。









“オモチャで飲み会”2010 秋

2010-11-28 | Toys
今日は毎年恒例の“オモチャで飲み会”がイラストの師匠宅で開かれました。

従兄弟らいつものメンバーで、おでんを囲みながらワイワイ、ガヤガヤと
この半年間に集めたコレクションのお披露目&ワンダーランド出品品のセレクトです。
仕事になんとか一区切りつけて駆けつけましたが、今回は過去最多の品物が集まって
どれもオモチャコレクターが目の色を変える品ばかり。

このうち来月19日の横浜ワンダーランドにも沢山出品の予定です。
ちょっとだけ紹介しますね。

まず昨年のこの飲み会の記事にも書いた、トライアングの大きなヴァンウォールF1。
あれ以来、“欲しい欲しい!”を連発していたら、今回また新たに入手してくださり
1つを譲っていただきました!!
ドライバーの頭が欠けていますがこれは自作でどうにもなるし、なかなか出てこない
ミニカーなのでとっても嬉しい!!!!
ひとあし早いクリスマスプレゼントです。師匠に感謝!!



こちらも同じトライアングの30cmもある大きなタンク。
ガッチリした作りでデッカイゼンマイで走ります。



今回の目玉のひとつ、巨大なブリキのインディーカー。なんと日本製です。
エンジンを光らせながら走りますが、ほとんどミントに近いコンディション。
オッフェンハウザーのロードスターなので、おそらく60年代初めの頃のものと
思いますが、アメリカ向けのトイらしく素晴らしい存在感です、驚きました。



そしてこっちも同じくらい大きなレースカーです。同じくエンジンが光って走ります。
ウインドがありませんが簡単に自作出来そうです。
ドライバーの人形も良い感じですね。



オーロラ製の旧いインディアナポリスレーサーのプラモデル。
マセラティーとミラースペシャル。どちらも非常に有名なマシンです。
中身は一部組み立て済みですが、レアアイテムでしょう。



香港製のプラスチック製レースカー。
GT40は1/16、マーク4は1/24くらいです。
香港製のプラスチックトイは今後次第にレアになっていくでしょう。
今はお買い得かも知れません。
非常にマニアックなものも多く、GT40はエンジン、ライトをオレンジ色に
光らせて走ります。
マーク4も前後カウル開閉式、カッコイイ。
香港製トーイなかなか凄いですね。



同じく香港製のヴァンウォールとMG1100。
MGは実にいい感じで右のマルーンと白の2トーンは特に美しい。
大きさは32くらい。



最後は全長4cmにも満たない小さなプラのミニカー。
旧いディズニーキャラが乗っているアストン、マセラティー、フェラーリなど
珍しいものです。
DタイプやロータスF1、カニンガムもいいでしょう?



12月19日ワンダーランドマーケット、大さん橋向かいの産貿ホールです。
お時間のあるかたは是非いらっしゃってください。

ワンダーランドマーケット ポスター






ガッカリ&ビックリ

2010-11-27 | Motorsport
コンプレッサーが壊れました!(涙)

去年の6月に買い換えたウェーブ517。
スイッチを入れるとちょっとだけ圧が上がるのですが
それ以上は上がっていきません。
おいおいおい、もうトラブルですか??(怒)
前のJUN-AIR517は15年ノートラブルだったのになあ。

しょーがないのでウェーブさんに送って直してもらうしかない。
んな訳で模型作りがまた進まなくなります…。

気落ちしているところに以前、アバルト美術館でもお会いして
CG誌の超絶!フォードP68&69の記事でもお馴染みの名古屋の
スーパーモデラー、水野さんからメールが。

海外のサイトに私のP68のイラストが出ていますとのこと。
早速見てみると、Tipo33の制作資料に見ていたAUTO DIVAのサイトでした。
P68のところは見たこと無かったのですが、初めて見る画像も結構あって
とても充実しています。
しっかり6ページ目にどなたかが紹介してくれています。
ありがたや(笑)
他にもあのフォードのG7AやR381のGr.6も出ていますね。

Autodiva - Afficher le sujet - Les FORD P68 et P69

P68は最近ミニチャンプスから68ニュルブルクリンク仕様が出て
引き続き69年のウイングつきももうすぐ発売。
また1/32のNSRのスロットもグリーンの仕様やスパ1000km仕様など
発売され、ここにきてにわかに充実してきたのはファンとして嬉しい限りです。
どれも結構良い値段なのでなかなか買えませんが…。

で、今日は昔のボケボケ画像ですが、先日出てきたアルバムにあった
40年前の日模1/20の完成画像、そして以前発売されたコンビニのフォードミニカーの
改造ものです。
パテで作ったドライバーも乗っていますが…わかりませんね(笑)




ビックリ&ガッカリ

2010-11-21 | 模型いろいろ
今日は横浜大桟橋でホビーフォーラムです。
悲しいことに今年は行けません、ああ…。

ホビーフォーラム2010

そして静岡では毎年恒例のタミヤフェアが昨日からツインメッセで
開かれています。
ミゾロギさんが知らせてくれたのですが、会場限定の特別販売で
なんと!ナント!何と!!あのスロットカーのキングコブラとロータス40
フェラーリP2の3種のボディーが販売されていると?!!!!!!!!



本当にビックリしましたね、これ。
タミヤのHPにも出ていました。
過去ファンからは何度も再販の希望が聞かれていたこの商品。
ボディーパーツだけとはいえ、まさか本当にこれが再生産されて売られるとは
思ってもいませんでした。
今のタミヤからすると、この頃の商品はまず出させないだろうと言われていただけに
本当に嬉しいニュースです。

オークションでもジャンクでも1~2万、未組み立てキットは数万~から。
カレラ6やプリンスR380など、中には20万なんてプレミアがついたのもありました。
ボディーだけでも結構良い値段で出ていました。
まあ大方のお客さんにとってはレクサスLFAのほうが目玉なんでしょうが
お近くのスロット&60’sファンは是非かけつけてください。
もしこれが評判よければいずれカレラ6やジャガーDも出るかも????しれません。
とりあえず手持ちのお宝キットは作らずに済みそうです。

とはいえどこにも出て行けない私は、相変わらずセコセコとPCに向かっているのですが
ちょっと手を休めて模型を弄っていて、昨日大きな間違いに気がつきテンションダウン!




ロータス49のフロントのブレーキコード、取り付け位置を勘違いしてました(涙)
前回の画像と今回の画像でお判りのように、ボディー側の穴の位置をオオボケかまし。
右側サイドのウォーターパイプの取り付け穴をブレーキコードの穴と勘違い、反対側にも
ピンバイスで穴を開けていました。

コードを差す小さい穴を下地段階で埋めていたのをすっかり忘れ
パイプ穴と同じ反対側の位置に穴開けしてしまった。
再度開け直して付け替えたはいいけど、ウレタンクリア吹いて仕上げているので
ポッカリ空いた1.5mmの元穴をいまさらどう埋めたらエエのン??
とりあえずパテで埋めて、ここをきれいにタッチアップせねば…。

Tipo33も先日エッチングパーツを曲げてボディーにフィッティングさせてみました。
きれいに収まるんですが、微妙なカーブを馴染ませるのが結構難しい。
塩ビときれいに接着するのがキモになりそうです。

さて、両イベントに行かれた皆さんはお宝を沢山Getできたかな?



ブームは去ったけれど…60’s

2010-11-17 | Miscellaneous
今月は模型製作もままならないので、今日はレトロ話で埋めておきます。すいません。

以前にも書いているのですが、私が模型趣味を続けてこられた
きっかけになったのは、中学時代を過ごした京都、宇治の模型店でした。

先日偶然こんな本を見つけてしまいました。
「宇治の今昔」という本でモノクロが主ですが、昭和30~40年代を中心に
当時の街並みと現在の同じ場所を並べて紹介している写真集です。
(郷土出版社刊)
この出版社からは、全国47都道府県の郷土の歴史を紹介する本が
沢山出ていますので、見てみたいかたは探してみてください。

オンライン書店ビーケーワン:宇治の今昔 保存版 宇治市全域

郷土写真集・戦前写真集|地域をみつめる 郷土出版社



中学の3年間だけ住んだのですが、今思うとその何倍もの時間と同じくらい
中身の濃い日々だったように思います。
勿論それは模型を作ったり遊びまくった記憶があまりに多い為ですが
何度も通った映画館やオモチャ屋のある市場の写真を見つけて
思わずアア!と声を出して、しばし想い出にひたってしまいました。

友達とイーストウッドよりリー・バン・クリーフのほうがカッコええで!とか
言いながら、マカロニ・ウエスタンを片っ端から見まくった映画館は
今はスーパーになっていました。

お袋が担任にこぼしたおかげで職員室に呼ばれ、“あんた映画ばかり見ていんと
勉強しーやー!”と担任のオカバヤシのオバンが、踏まれたあんパンみたいな
顔して言うので、“センセ、勉強はしたいんですが悪友のナガミ君とホンダ君が
しつこく見にいこうヤ、と誘うもので…”とか言って結局全然勉強しなかったな。
2人とも私よりはるかに勉強が出来たのがなお悲しい…。

100番街という名前の市場の中にあるオモチャ屋さんでは、イマイのロープウェイや
サンダーボーイ、怪獣プラモを、色々買いました。
そこは今もそのままスーパーになって残っています。

観光地として街の変化が大きい京都ですが、それでも今も何十年変わらない景色が
市内のみならずあちこちに残っています。
観光客のほとんど行かない街の普通のなんでもない通りなどに、時間の止まった空間を
よく見つけたりします。
昔チャリで走り回ったところに、そのままの風景が残っているのを見つけるのは
嬉しい発見です。
そんな所でオモチャ屋さんを見つけると、ついドキドキしてしまいます。
京都は本当に時間がゆっくり流れている、そんな感じがしますね。



画像は何のオマケだったか忘れましたが、ベタベタ貼ってあったお菓子の
オマケのワッペン。結構懐かしいものです。

さて、寒くなってきたので南禅寺のおいしい湯豆腐でも食べにいきたい…ですねえ。

TAMIYA LOTUS49T : 6

2010-11-14 |  Lotus 49 Tasman 1/12 : tamiya
知らぬ間に1週間も空いてしまいました。
こなせる倍以上も仕事を詰め込んで、自分の首を絞めている毎日です。
おかげで全然モデリングは進んでいませんが、とりあえず出来ているところまで
ざっとご紹介です。

アルファTipo33は塩ビのウインドなどを切り出しましたが、エッチングやボディーとの
フィッティングは慎重にしないと失敗するので、ついつい後回し。
こちらはまた後日…。

ロータス49をちょっとづつでも進めようと、ここまできました。



ホイールなどメッキはハイターで剥がして、サフ~ブラック~スパッツの順に吹き付け。
途中気がつかなかったけれど、良く見るとホイールのリムの縁がつぶつぶに。
メッキパーツはメッキの下にアンダーコートが吹いてあります。
メッキを剥がしただけではこれは残っているのですが、どうもこいつが膨れてくるみたい。
薄い茶色のアンダーコートを爪で擦るとポロポロとれてきます。
手を抜かないでちゃんとやらねばやらねば、と全部シンナーで落として
また最初からやり直し。
4本スポークをマットブラックで吹いて、センターロック部をクロームで吹きました。
実車のホイールリムはメッキみたいにキラキラではないので、やや鈍いトーンで。



エンジンはエキゾストをマットホワイトで塗って接着。
インストで集合部はホワイトの塗装指示がありますが、ここはクロームが正解です。
エンジンブロックの4つの穴に上手くはまらないので、削って調整しています。
記憶にないけれど、昔もこんなに手がかかったのかな…。
旧いキットなのでパーツが変形したのかも?

完成したエンジンをモノコックにエポキシでガッチリ接着します。
見えませんが、完成後はいつもの通りベース台にネジで固定するため
モノコックに穴を開けて内側にナットをエポパテで固定しています。

フロントサスはアッパーアームとアップライトを時計ネジで固定。
アップライト側はねじ穴を空けるため、プラリペアを盛って、形状を
S字に直しています。
オイルタンクを止めるバンドを適当なワイヤーで作って、バルクヘッドに
金属パイプを埋めて、ここに差して固定しました。

とまあ今回はこんなところです。



※2010ワールドチャンピオンはセバスチャン・ヴェッテル!
思ったより早くタイトルを手にいれて、これからは彼の時代到来か。
とても才能あるドライバーなので、セナみたいに成長していくといいねえ…。



ガラクタですが

2010-11-06 | 模型いろいろ
こんなジャンクのオモチャを入手しました。
1/12くらいのインディーカーのオモチャです。
さんざん遊び倒して、ささくれやキズだらけの痛々しい姿ですが
これ65年のロータス38か何かみたいですね。

ボディーもタイヤもABSみたいな軟質プラです。
きれいに磨いてタイヤも裏側空っぽなので、何かラジコンパーツあたりから流用し
フィギュアなどをちゃんと塗れば良い感じになりそうと、つい手を出してしまいました。
まあただみたいな激安だったんで…。
裏側を見るとAURORA .ILLとモールドがあるのですが、これプラモメーカーの
オーロラと関係あるんでしょうか?
模型のオーロラってイリノイじゃなくてニューヨーク州ブルックリンって聞いた覚えが…?
詳しい方がいらっしゃったら是非教えてください。




でもってこちら、製作意欲をそそるCAN-AMマクラーレンを2台。
遅ればせながら再販のマクラーレンM8Aは昔のキットと違い、タイヤは中空ではなく
硬いゴムタイヤが付いています。
以前再販された381やローラなどのビニールっぽい中空タイヤは、全く使えなかったので
これは歓迎できますね。
ただウインドもかなり薄いブルーになっていて、昔のイメージで作ろうと思っていたので
ちょっと残念。

バンダイのM6Bは時々オクにも出ているので、とりたてて稀少なものでもありませんが
朽ち果てる前にきれいに作るつもりです。
大昔作って走らせて、ブロック壁に激突させたキットですが、これも当時としては
かなり頑張った内容で、今や激レアのトヨタ7とともに想い出の製品です。
ただフロントカウルの形状が非常に厳しい。
カリカリに改造するようなキットではないので、そこそこの修正で仕上げます。



さっき届いたのがホンダF1のドライバーフィギュア。
もちろんロータス49Tのクラークにするつもりでアフターサービスに注文したものです。
ロータス以降のフィギュアはゴーグルが埋まっていますが、このサーティーズ?らしき
フィギュアはちゃんと目も彫刻されているので、改造するにはもってこい。
どんな雰囲気に仕上げましょうか…。


TAMIYA Williams FW14B

2010-11-02 | F1 Models
昨年暮れに1枚だけ画像アップした1992年のタミヤ1/12ウィリアムズFW14Bです。
前年から始まったウィリアムズの快進撃、この年パトレーゼとマンセルが毎戦
1~2フィニッシュで締めくくり、ウィリアムズ退屈症候群とまで言われた傑作車。

発売当時にオートモデリング誌の記事を見て作り込んだキットです。
レッド5、マンちゃんのファンだったので根性入れてバッチリ完成。
勿論ファンクラブにも入りましたよ(笑)
でも舘内氏みたいに必勝祈願で鈴鹿まで歩く根性はなかったので
オートスポーツ観戦ツアーです。
そのせいかどうか判りませんが、レースは見ている目の前で
“カチカチ山の狸”になってリタイヤ。

それはともかく、キットはフロントサスのアクチュエーター回りのカウル形状から
フロントウイング、ポンツーンなどを修正。
カーボン部はすべてデカール仕上げ。
オーバーながらピンを埋めたり塩ビでウインドを絞ったり。
エンジン回りも排気センサーやら補器やら色々作り込んで、4ヶ月ほどで完成しました。




我ながら過去最高?の出来でしたが、ケースに入れて長年飾っているうち気が変わり
旧い完成品は皆処分して、デカイF1も葉巻型だけでいいや、とディスプレイケースを
バンダイのマトラに譲り、先日売ってしまいました。
思ったより安くてちょっとガッカリしましたが、落札者がとても喜んでくれたので
良かったかな。
(これ商品画像そのまんま、手抜きですいません…。)
エンジンが見えるF1のほうがやっぱり好みだな。
模型やミニカーにも賞味期限があるし、よほど気に入ったもの以外は
すこしづつ入れ替えていくのも良しとしています。