ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

タミヤ キングコブラ(De Tomaso P70) :5

2012-04-26 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
前回から1週間、クリア塗装と磨きが終了。

今回は初めてバルケッタさんのウレタンクリアを使用してみました。
今までずっとS社を使っていたのですが、キッチリ分量を量って吹いても半年くらいすると
必ず少しひけてきてしまって、その都度いろいろやってみたのですがどうもわからない。

使いやすく完全乾燥後も重ね吹きが出来るため、中研ぎが出来て重宝していたのですが
思いきってスイッチしてみました。

原液と硬化剤と希釈剤の混合比も今までと異なる為、勝手が違って上手く平滑面にならず
少々厚吹きの所が出来てしまいました。
取り説によると5日以内に研ぎ出さないと硬くなりすぎるとのこと。
2日置いていつものように研いでコンパウンドで仕上げましたが、それでも以前のものとくらべて
塗膜が早く硬化するのか細かい傷はなかなか消えませんでした。
しばらく使ってみないと判りませんがウレタンは難しいですね。



コクピットのほうはジャンクパーツをかき集めて小物をボチボチ製作。
シフトレバーのベースはエポパテ、ウォーターパイプはタミヤのソフトプラ棒で、キャブレターは
マクラーレンエルバのパーツを使用。
内側にバンクを付けて、真ん中はWAVEの1.0mmメッキパイプです。
ステアリングはおそらくユニオンのローラかMk4のものです。
資料を見ながらスイッチパネルも適当にでっち上げてみました。
連休にはもう少し進めたいところです。





Sound of Speed

2012-04-25 | Motorsport
先日に引き続きレーシング・フィルムを1本。

スカラブといえば50年代アメリカのレーシングスポーツの名車ですが
スポーツカーレースで成功したあとはF1にも参戦していました。
創設者でありドライバーの大富豪、23歳のランス・リヴェントロウが主演のショートフィルムが
モータースポーツ・レトロのサイトにアップされていますが、なかなか面白いですよ。

Short Film: Sound of Speed

監督は自らもレーサーでバーニー・エクレストンのチームからあのコンノートで
58年モナコGPにも出走したBruce Kessler。

60年のF1に参戦するためリバーサイドでテストするスカラブのフロントエンジン・フォーミュラ。
野太い自家製エンジンのエキゾーストを響かせて、まだ何もない時代の殺風景なリバーサイドを疾走します。
パート1と2に分かれていますが車載カメラ映像もある2はなかなか素晴らしいです。





結局スカラブF1はパワー不足と重量過多のハンデを負って、リヴェントロウの他に
リッチーギンザーらもドライブしたものの6戦出走しただけで撤退してしまいます。
スポーツカーにくらべてあまり知られていないスカラブF1。なかなか興味深いフィルムです。

さてダナヒューのイラストもボチボチ。
今日はCaldwell D7とM8Aを描いています。


Auntie Anne'(アンティ・アンズ)

2012-04-21 | Miscellaneous
恒例の(?)今日のおやつ~。
Auntie Anne'sのプレッツェル。

最近そこいらじゅうにプレッツェルのお店がオープンしていて
ブームなんでしょうか…。
以前のワッフル・ブームとおんなじですね。

近くの店舗はいつも若い人が行列作っていて買うのをためらっていたのですが
たまたま人がいなかったので5種類のプレッツェル全部パックのプレッツェル5つーのを購入。
大好きなキャラメルディップも付けました。
オリジナル、アーモンドクランチ、シナモンシュガー、セサミ、ちょっと意外なサワークリーム&オニオン。

他のお店は買ったことないので知らないのですが結構大きいんですね…これ。
直径16cmくらい。
これはソフトプレッツェルなのでお菓子というよりパンに近いのでスナックかな。
外はカリッと中はもっちりとした食感でなかなか美味しいです。2つ食べたらお腹いっぱい。
現在関東に9店舗だけですが、もしお近くに出来たら是非どうぞ…。

プレッツェル | 世界中で大人気のソフトプレッツェル Auntie Anne's(アンティ・アンズ)




40年前の…。

2012-04-20 | Illustration
たかととさんのブログにLPレコードのデジタル化の話が出ていて、オーディオインターフェースってのを使って
MacのGarageBandに取り込めるんだと初めて知りました。
昔のアーチストのアルバムがほとんどCD化されていて、当時発売されなかったレアものまで今は買えるのですが
それでも集めたアナログ音源を自分で編集してCDに焼けるのは便利です。

アナログ音源→デジタル化 - Dig it ちゃぶ台カーモデル製作記

その前にもうちょっと良いターンテーブルを買った方がいいなとあれこれ考えていて、ふと思い出して押し入れの奧から取り出したのがこれ。

学生時代の授業の課題で作ったレコードジャケットです。(物持ちが良いっすね)
40年も前の結構恥ずかしいものですが、捨てられずに取ってありました。袋に入れてあったのにシミが出来ています。
何も考えずにまんまレコードプレーヤーに仕立てただけで、案の定5段階評価のB…(表の右下に書いてあります)
タイトルもDoobieの“Listen to the music”って…もうチョイ考えんかい?!という感じやね、こりゃあかん。



エアブラシ(というか缶入りピースコン)を使い、インレタなどなかったので烏口で文字を書きました。
D2-140ってのはデザイン科の私の学生番号だったような。
当時持っていたマイクロならぬナイクロのプレーヤー。
一応2つ折りジャケットでカバーを開くとご覧のとおり。
裏側のインシュレーターも描きました。お値段2500円の上から訂正シールを貼って2300円(笑)
こうゆうつまらん所で遊ぶ自己満足な性格は今も変わりません…。
しかし当時もLPは結構高かったんですね。
Doobieも“ハンバーガーも悪くない”が加入する前のほうが好きだったな。やっぱDoobieイコールTom Johnston。







70年代前半どっぷりRockに浸かっていたので、当時のミュージシャンをテーマに
イラストやデザインの課題作品をいろいろ作っています。
LPのジャケットも優れたデザインのものが次々出た時代で、ヒプノシスの作品集などでも見られますが
今見ても非常に面白いものが沢山ありました。
でもってこのジャケットに合わせるにはこれしかない!!ということで
Climax Blues Bandの“FM/LIVE”です。



ど~~んとFMチューナーをリアルイラストで描いた見開きジャケット。
元はクライマックス“シカゴ”ブルースバンドという名前でした。
シカゴと言ってもアメリカンバンドじゃなくてイギリスのバンド。
あのChicagoが有名になり過ぎたので名前から外したとか、本当かどうか知りませんが。
ベースはシカゴブルースでもロックンロールブギーやプログレの要素も混じって
ブルースロックファンでなくても楽しめる一枚です。

※Niki Laudaの伝記映画“Rush”は撮影が進んでいるようですが、You tubeに
あの76年ニュルの事故の撮影シーンがアップされていますね。
左がラウダ役のDaniel Brühl(ダニエル・ブリュール)右がハント役Chris Hemsworth(クリス・ヘムズワース)。
どちらも渋すぎて私は知りませんでした…。
76年富士のシーンもありますが…どこで撮影したのかな。
さてどんな映画になるのか今から非常に楽しみです…。

Niki Lauda's crash rescue at Nürburgring, as recreated by 'Rush' - YouTube








タミヤ キングコブラ(De Tomaso P70) :4

2012-04-16 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
キングコブラは塗装とマーキングまで進みました。

ボディー色は結局メタリックブルーに決定。
いつも赤いクルマばかり作っているので、たまには変えないとね。
タミヤのボックスアートのイメージです。

クレオスのメタリックブルーをベースに吹き、色の素のシアンとマゼンタとクリアを適当に混ぜて
上から薄く5回ほど重ねてみました。
コブラのブルーより明るめでちょっとだけメタリックが入った感じです。



ナンバーサークルやストライプも考えましたが、プロトタイプのイメージにしたかったので
デトマゾのマークだけの控えめな仕様にしました。
いつものようにこの時だけG4を引っ張り出してOS9とイラレでデータを作り
アルプスプリンタで印刷。
昨日はお天気が良かったので、クリアを吹いてから貼り込みました。
サイドのマークはちょっと大きすぎたかな…、まあいいか。

リヤフェンダーモールとデトマゾの象形文字はフラッシュシルバーで印刷してみました。
モールには何か書いてあるんですが読めなかったので省略。
ホイールはゴールドはボディー色に似合わなかったのでシルバーのままでいくことに。
発表時の画像ではGoodyearのタイヤを履いているので、最後にタイヤロゴも貼ります。



リヤパネルはいくつかのタイプがあるみたいですが、ネームプレートを付けるので
マフラーはセンターではなく左右出しにしました。丸穴を開けておきます。
右下にGHIAのマークがありますがこれも良く判らなかったので象形文字でごまかしておきました。
またノーズのインテークとラジエーターはガバッと開いているのですが
ここも形状が不明で面倒なので適当な造形で済ませました。手抜きですがそれっぽく見えればOK…。
次はコクピットの造形に進みます。



ブラバムのほうはすっかり放置状態ですが、さて!MFH/ジョー・ホンダ氏の新しい本が出ますね。
67年モナコGPです。表紙はエイモン。
フェラーリの2人はハンサムでした。
ヒロの312のキットも出てますが、バンディーニとエイモンの予選と決勝と、ノーズの長さの異なる2つの仕様の
詳しい写真もありますね。
もちろんブラバムレプコやBRM、イーグル他、葉巻オヤジが泣いて喜ぶマシンが勢揃い。
製作の参考に買いましょう!




あやしい模型オフ:月島編

2012-04-13 | 模型いろいろ
昨日は夕方から東京の下町風情の残る街、月島にて久しぶりのオッサン模型オフでした。
メンバーは昨年の赤羽オフと同様、ミゾロギさん、ジャンニさん、クラッチョさん、たかととさん。

隣の勝鬨までは来たことあるんですが、月島は初めて。
月島といえばもんじゃ。
昭和30年代頃は下町庶民の食べ物で、子供たちにとっては駄菓子屋おやつの代表でしたね。
月島の街おこしの原動力となって、いまや多くのもんじゃ専門店がしのぎを削っています。
地元のクラッチョさんの案内で、まずはレバーフライの名店、55年の歴史のある“ひさごや阿部”へ。



薄切りの豚レバーをカラッとあげてタレを通した熱々にカラシを塗って、相生橋の袂で
リバーフロントの桜を眺めながらパクつきました。
レバーの癖は全くない懐かしい味です、美味し!

たくさんの高層マンションの足もとには、今だ昔ながらの風情が残り、旧い商店や民家が迷路のように残っています。
こういった風景もあと何年見られるんでしょうか。
月島もんじゃ街を散策して、予約したもんじゃのお店に向かいます。




落ち着いた個室でさっそく持参した模型をお披露目です。
鉄板の上に落とさないように気をつけねば(笑)

まずはミゾロギさんのアポロ模型のロータス47。
コグレの設計者がはじめたアポロ模型のこのキット、井関氏のボックスアートが素晴らしいセンス。
1台はディテールアップし、もう1台は素組みで麦球のライトを点灯させて走ります。





こちらはクラッチョさんのデイトナ。
エンジンルームのパイピングが見事、良い色です。



私は作りかけのキングコブラとBT42のエンジンしか持っていけなかったのですが
ミゾロギさんから譲っていただいたキットがこれ。
アポロ模型のギャランGTO-MR!

のちに日東に金型が移って発売された名キットです。
ルーフが真ん中から割れていますが裏張りすれば問題なし。
ボンネットにモーターを仕組み、ギヤ付きシャフトでリヤを駆動する実車同様の駆動方法。
とても見事なプロポーションです。当時このクルマ大好きだったのでこのキットを手に入れて大満足。
ちなみに○のロケットも空中分解するタダ同然の破格値でした、やったあ(笑)







さすがにもんじゃは美味しくて、たらふく飲み食いしおなか一杯になったところで
引き続き近くの居酒屋で第二弾。
そんなこんなで6時間しっかり楽しんできました。
皆様お世話になりました。次回も楽しみにしています。

お花見

2012-04-11 | Miscellaneous
昨日は暖かかったですねえ。

家の前のサクラも満開になって、例年のごとく写真を撮ったり散歩する人がたくさん。
昨年は地震の影響で花見どころではなかったので、今年はちょっと近くまでお花見に行ってきました。
一昨年ポピーを見に行った県内某市の農林公園。

はっきり言って穴場なので、お昼に着いたけれど7~8人しかいません。
あまりに人が少なくてちょっと拍子抜け(笑)
桜並木とポピー畑の周りに咲くサクラは9分咲といったところ。
桜の下でお弁当を広げて、のんびりくつろいできました。

うるさい、汚い、ホコリっぽいと3拍子揃った桜の名所は行きたくないので
このくらい静かなほうがありがたいですねえ。
日本人はいつからあんなにやかましい花見が好きになったんでしょう??
これも歳のせい??






プラギョーザ

2012-04-10 | 模型いろいろ
最近発売になったキットです…。

外はパリパリ、中はジューシー、プラギョーザです…。
食品サンプルじゃありません、1/1スケールで中身の餡と皮の5パーツ分割。
4個入りの組み立てキットです。

もちろん組み立てキットなので未着色です。
半透明パーツとありますが中の餡は完成したら見えなくなってしまいそう。
餡の表現は難しそうですね。
皮の焦げ目の塗装がキモになりますね。たしかにある意味上級者向け。
エアブラシだけではあの焦げ目は難しいような気がします。
かといってフライパンにのせたら溶けちゃいますしね…。

面相筆で描き込みますか…リアルイラストそのまんまなら得意ですよ(笑)
できたら羽根つきにしたいところだけどあの小麦粉の膜はどうやって再現すっぺ?

さて誰か作ってみませんか?






Gateaux de Voyage

2012-04-08 | Miscellaneous
ここんとこ模型ネタが無いので……久々に今日のおやつ~。
Gateaux de Voyage (ガトー・ド・ボワイヤージュ)のシブーストロール。

横浜馬車道に本店ががあるこのお店。
その名の通りフランスの焼き菓子の専門店で、スフレやマドレーヌなどお馴染みのお菓子の他に
このようなフローズンケーキも有名らしい。
これは宮廷菓子職人のシブーストはんの名前のついたロールケーキです。

バターソテーしたリンゴをプディングクリームと混ぜ、鮮やかな黄色いスポンジで巻いて
下にはパイ生地が敷いてあって絶妙な口ざわり。
上にかかっているキャラメリゼ(こがしたキャラメルね)のほろ苦さがまたよろし。

濃厚かつ非常に控えめで上品な甘さなのでなんぼでも食べられます。
そろそろサクラも満開、春らしいお菓子でした、ごちそうさま。


野生動物被害から考える環境破壊

2012-04-05 | Illustration
新しい本のご紹介です。
昨年秋に仕事で描かせていただいたイラストが本になって刊行されました。

こども向けの本の総合出版社、金の星社の新刊です。
タイトルは“野生動物被害から考える環境破壊 今、動物たちに何が起きているのか”

野生動物被害から考える環境破壊 今、動物たちに何が起きているのか - 金の星社

近年の環境破壊により野生動物と人間のあいだでトラブルや被害が激増して大きな問題になっています。
この本は小学校高学年以上~を対象としていますが、動物の生態から被害の実態、どうしてそうなったのか…
そして共存していくために出来ることは何かを子供は勿論、大人も見て楽しく学べる内容となっています。

図書館用のしっかりした製本の5冊セットです。
内容は…

人里に現れるクマ
植物を食べつくすシカ
畑をあらすイノシシやサル
生ゴミをあさるカラス
日本にすみつくアライグマ。

もちろん1冊でも書店で購入できますよ。

Amazon.co.jp: 野生動物被害から考える環境破壊: 本

身近でお馴染みの5種類の動物、鳥についてグラフィカルかつ情報量が豊富でわかりやすく解説されています。
私は各巻の見開きのパノラマと中面のカットなどを担当しました。
どんな感じか2~3紹介いたしますね。

クマ、カラス、そしてアライグマ。







それぞれの生き物の詳しい解説も見て判りやすい内容です。





地方のみならず都会でもカラスはもちろん、アライグマやサルが目撃されたり問題になっています。
少々お高いお値段ですが、図書館でもご覧になれますので、興味のある方は是非手にとって見て下さい。