ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

2012 内藤貞夫展

2012-10-09 | Illustration
有楽町のあとは銀座の文藝春秋画廊で始まった内藤貞夫展に伺いました。

初日なので会場はワイルドライフアート協会の会員の方はじめ、多くの人で大盛況。
まずは師匠と従姉にご挨拶をしてから作品を見て回りました。
アラスカや北海道で撮影した題材を元にした、自然と動植物のリアルで優しい世界が広がります。



内藤氏のお気に入りのシベリアオオカミをテーマにした“蒼き伝説”



このヒグマも大作でした。
画像ではよく判りませんが、リアルな作風を特徴づける水面の表現にもご注目。



こちらは原画から起こされたヨーロッパで製作されたタイルプリントです。
どう言った手法かは判りませんが非常に美しくシャープな仕上がりです。
これは1枚が10数センチ四方。もっと大きな物も作れるそうです。

小作品も数多く展示され、バラエティーに富んだ展示内容でした。



夕方からはオープニングパーティーが開かれましたが、以前のエントリで書いた元自動車画家の
S氏を紹介していただき、色々とお話を聞かせていただきました。
現在はワイルドライフアート協会の会員で非常に緻密な鳥類や植物を描かれていますが
以前はクルマの構造画などを描かれていた、あのJAAAの重鎮のお一人でいらっしゃいます。
短い時間でしたが非常に有意義な時間を過ごせて嬉しい1日でした。

こちらも13日まで開催されていますので是非どうぞ!

帰りはミーヤンさんとAPPLE STOREの裏にある某店で1杯。
溶岩石焼き肉をたらふくいただき、大満足。
ミーヤン様どうもご馳走様でした。



2012自動車アート7人展

2012-10-09 | Illustration
快晴に恵まれたF1日本GPは22年ぶりの日本人3位という結果で
鈴鹿に集まった観客も大盛り上がりでまずは良かったですね。

思えば90年のあの日も真夏のような暑さで、S字の観客席からはいきなりのセナプロの
コースアウトも亜久里の表彰台も全然見えなかった…。
1コーナーに上がる砂埃だけはいまだにはっきり覚えていますが。

残り5戦がどんな戦いになるのか判りませんが、日本のスポンサーやメーカーが手を引いても
前年以上の観客が集まる鈴鹿はやはり特別ですね。

さて昨日は東京有楽町の交通会館1Fギャラリー、パールルームの
2012自動車アート7人展に伺ってきました。

会場に入ってすぐ、切り絵の稲垣さんの新作の段付きです。



下絵はあくまで下絵で、黒と色のバランスを常に意識して紙を切り抜くラインは
その時の気持ちの赴くままに常に変わりますとの事でした。



大内さんのFZRはすこし旧い作品だそうです。アクリルではなく不透明水彩による着色。
硬質でシャープな作風はアナログならではです。



このテリー佐原さんの新作は版画です。朴の木ではなく、あえてシナベニヤ材に掘った原版が
この柔らかい風合いに一役買っているとのことでした。



畔蒜さんのモデルはモデルカーズにも掲載された50’sストックカー。
CARSでおなじみハドソン・ホーネットとクライスラー300です。雰囲気抜群!
この時代のNASCARもいいですねえ。また作ろうかな。



青戸さんのコンセプトカーのスケッチ。
50’sと現代の融合したスタイルのロードスター。
現代版Dタイプとでも言えるんでしょうか。



岡本さんの作品です。かのブラバムホンダF2です!
デジタルではなく手描きというのが相変わらず凄い。時間を忘れて見入ってしまいました。



児玉さんの作品、アルファ6C!これ大好きです。
この色です、いいですねえ。
展覧会は13日土曜日までです。是非足を運んで見て下さい。

このあとはミーヤンさんと大混雑のAPPLE STOREで待ち合わせて、引き続き師匠の個展に
伺ってきました。(続く)