ホテルを確か9時頃出発。
昨日、添乗員さんの情熱で仕留めた国立人類学博物館を目指します。
やっぱり、一歩間違うとイタリアだよなぁと。。。
入り口で、金属探知機をくぐったり、
荷物検査があるといわれる。
ま、検査は特になかった。
が
ツアーの中の一人が金属探知機で引っかかった。
犯人は
前の日にウォルマートで買ったパーカー。
そのパーカーには万引き防止のためのタグが付いたまま!!!!
これで良くお店を出られたねぇ
と聞けば
「出口でピーピー鳴っていたのだけど、誰も来なかった」
とのこと。
しかし、おかげで彼女はそのタグが付いた服を着なければならず
この状態で日本の同じシステムのお店に行ったら
警報が鳴って面倒なことになるのではないかと。
外すにも特別な道具で無いと、洋服が汚れちゃったりなんかするんでしょ?
面倒な買い物をしたものです^^;。
中に入って、最初に目に付くのはこの。。。噴水?じゃなくてシャワー。
マヤの人たちにとって聖なる木のセイバをモチーフにしたもの。
マヤの人たちにとって、水は命。
さて、展示物を見に行きます。
与えられた時間は2時間程度。
古代マヤの部分とスペイン人に征服された頃の2カ所を見ました。
解説はほとんど忘れてしまったのですが
(なんで、この写真を撮ったのか忘れているということ)
ここでもガイドの田中さんのおかげで大変面白く楽しんで展示物を見ることができました。
最後にまたいうと思いますが、メキシコツアーにいくなら
ガイドさん、田中さんがいいです。
ちょっと取っつきにくいですが、想いがある人です。
。。。ということで、展示物、見ていきます。
(フラッシュを使わなければ、写真取り放題です!)
この展示物だけでも10分くらいは話せる感じでした。
いろいろな内容が詰まっています。
現地の写真を利用して、ここにないものや
あった場所の説明などもしてくれます。
(田中さんはマヤの遺跡、あちこち行っているみたいです)
これにも深い意味が。。。。
こーゆー小物にはあまり説明をしませんでした。
これもマヤ文字がいくつかあって、それを読んだりしていました。
マヤの位の高い人たちは頭蓋骨が平たくなっているそうです。
子供の頃からつぶしていたのでしょうね。
館内に建物を再現したものがあります。
この建物については、柱が円柱であることから
雨を欲している地域のものだと話していました。
雨が十分にもたらされる地域の建物は角柱なのだそうです。
この小物は熱心に説明していました。
というのも、王様の飲用器なのですが
ここに「カカオ」という文字があるのです。
位の高い人たちはカカオを飲んでいたので
長寿だったといいます。60歳くらいまで生きていたようです。
(80歳まで生きた という記述があるのだそうですが、
マヤ人は常に20年先を思っていたことから、60歳だろうとの解説)
建物の外にもレプリカ。
とてもきれいでした。
これ、あんこさん、気持ち悪くて。。。。。
お墓の遺体の装飾らしいのですが
翡翠の怪しげな緑色が不気味で。。。。
チェチェンイツアで見たチャアアク、神様。
愛嬌たっぷり!
今回の旅行で知り合えて良かった
マヤの遺跡。
こんな装飾をされた大きな建物が沢山あるんですね。
あんこさんが見たのは、ほんの一部なんだなぁ。。。
チャックモール君です。
とぼけているような、でも、どこかさみしげな
なんともいえない像です。
お腹のお皿。
ここに心臓を置いて、捧げていたと。。。。
今、現在、生きている人の中で、その実際を見た人は誰もいないのですから。。。。
そして、その風習も、多分、もう、無いのかな。
この世から消えた!?
やっぱり金の装飾品、捧げ物は多いとの話。
古代マヤから、一転。スペイン人に侵略される頃の部分に来ました。
スペイン人は、マヤの文明を片っ端から壊していこうとしたそうですが
相手が頑丈な石達なので、途中で面倒くさくなり、全部壊さずに
一部を壊して、埋める
みたいなことをしていたらしいです。
なので、こうやって形が残っていると。
メキシコシティは昔湖だったという話。
この地域について、ある部族が下克上的にのし上がっちゃったという話を
田中さんが面白く話してくださいました。
いよいよ、マヤの暦。
田中さんの話によると、これだけじゃぁ暦にならないとのこと。
もうひと”車輪”必要なんだとか。
もう一つはスペイン人によって、破壊されちゃったのでしょうか。
この絵を見ながら、ガイドの田中さんが人類が滅亡する原因が書かれているといい
水害、干ばつ、なんとか。。。といって、最後「地震」だね。
と言っていたと記憶しています。
そして、地震だけはまだ起きていないことの一つで。。。。
だから、人類は地震で滅亡するのかねぇ
みたいなことをおっしゃっていたと思うのです。
この暦、あんこさん、気に入りました
博物館の中はこんな感じです。
ケツアルの羽でできた冠です。
かぶっているように見えるかな?
人類学博物館。面白いです。
ほかにマヤの各地にいる民族を紹介しているフロアがあり
そこも行ってみたいなぁと思いました。
マヤの遺跡に囲まれているとワクワクするので不思議です。
続いては、お昼ご飯でーす。