映画を観に向かった先は
”東京ミッドタウン日比谷”。
観たかった映画とは
”プーと大人になった僕”。
また昔話だけど
勤めていた事務所の語学研修で
イギリスのStratford-upon-Avon に滞在していたとき
週末の休みにプーの発祥の地 だったかなぁ
一人で電車乗り継いで、B&Bに泊って
今思えば、よくやったなって感じ。
なぜか、そのとき、プーがとっても好きだった。
で、最近、この映画のCMを観て
「あ、観たいな。」
と直感的に思っちゃっていました。
ま、週末は会津に行っちゃうし
観るときはDVDが出てからTSUTAYAかな
と思っていたんだよね。
が、なんと、こんな風に時間ができた。
しかも水曜日、レディスデー☆
夕方仕事帰りの時刻になるととても混むと思うのですが
それよりちょっと早い時間なので
空いてる
ゆっくり、観させていただきました。
(しっかし、あの本編が始まるまでのCM?長すぎないかい?
30分位あったよ)
観た感想?
ふふふ
Disneyだね。全く。
現実にプーとその仲間が存在しちゃう。
イーヨーとか、ティガーとか・・・
抱えるようなぬいぐるみが欲しくなった
Do nothing,good thing is coming!
かな。英語聞き取れてないけど
何にもしないでいると、いいことがむこうからやってくる♪
ってね。
実際は、一生懸命なんだけどね
メッチャクチャ、気持ちが癒やされて
いい気分~
そして、夕飯のお時間です。
母とどこかで食べて帰りましょう。。。と言うことになりまして
ミッドタウンの中をウロウロ。
が
母はあんこさんのように飲む人じゃないし
ワインのみながらつまみを頼んで~
みたいなお店だと、逆に面倒だったりする。
う~ん・・・・と
行ってみたいなぁと思っていたフレンチ。
いつもの通り満席何だろうなぁと思ったら
「今でしたら、2名様1組、ご案内できます」
と手書きで書かれた紙が
「満席」の立て札の上に貼られてる。
じーっとその立て札の前で固まるあんこさん。
何度か別の場所と往復して
やっぱりここにしましょう。
お店の扉を開ける。
「今なら、2名大丈夫だと、書いてあるのですが
大丈夫ですか?」
と聞けば
「もちろんです!」
と、扉を内側にばばばばーーーーんと開ける。
(なんか、扉の幅がお店の壁の大きさに対して
大きすぎる感じでした・・・そんなに思いっきり開けなくても
入店できるよぉ)
お店はコの字型のスペースとなっていて
思ったよりも奥に席がありました。
(後で調べたら席は40あるみたい)
入り口の正面、奥に案内される。
隣は3名様の用意がしてあるけど、まだ来てなかった。
母はいつもの通りジンジャーエール。
あんこさんは泡(シャンパン)
お店の名前は
”morscau(モルソー)"。
なんでも目黒で10年間営業していたみたいですね。
ミッドタウン日比谷ができるに当たって、移転してきたらしい。
夜のメニューは3コース。
一番高いコースは目黒時代からのもの。
あとの二つは日比谷に来るに当たって作られたもののようでした。
母があまり食べられない。。。と言っていたので
一番皿数の少ないコースかなと思いきや
メニューを見ていた母が
「あ、帆立がある!これがいいかな」
と、真ん中のコースになりました。
暗いので、写真も暗くてスミマセン。。。
アミューズは、
マスカルポーネクリーム、イチジクをガレット生地でマスク。
アクセントにクルミ。
手で軽く摘まんで一口!
ちょっと残念なのは、イチジクの甘みが足りないところ。
マスカルポーネ、美味しいね☆
パンがサーブされました。
お店の名前入りパンです。
ふんわりとした柔らかくて甘みのあるパン。
トウモロコシのムース。ウニ添え。
最近、トウモロコシ流行なのかしら?
(日本橋でもトウモロコシの何かが出てた)
なんて考えてたけど、
とっても美味しいです。
トウモロコシの甘さとムースなんだけど
脂っこくなくて、爽やかで。
ウニ臭さ、全く感じない。
ウニとトウモロコシの一体感。
凄いね。
母が大絶賛。サービスのお姉さんにニコニコしながら
「美味しいですぅ」
お姉さんも嬉しそうです。
秋刀魚のテリーヌ。コンソメゼリーで固めています。
白いものは。。。ジャガイモ(なんと、素朴な!)
縮緬キャベツで周りを覆っております。
茶色いのは秋刀魚のワタを使ったソース。
白いものはスモークした秋刀魚を。。。と言っていたが
サービスのお兄ちゃん、自信がなさげでした。
ピンクペッパー、いいアクセントです。
素朴なジャガイモでほっとする!?
白ワイン!(本日はグラス攻撃です)
グラスワインは赤、白それぞれ3種あるのですが
シャブリ、
(どこか場所を言っていたかもしれませんが)ソービニョンブラン、
ブルゴーニュの白
と言われ。。。。
ブルゴーニュの白
にしました
(たしか、シャブリもブルゴーニュだけど・・・
なんとなく、こちらの方が濃そうだったので)
想定通り重い白
・・・・テリーヌの後
一斉にサービスが止った。。。。
厨房から料理が出てこなくなっちゃった感じ?
サービスの方々がどう動いていいか分からない感じで
たむろしていました。
(そこでくっちゃべっていないところが素晴らしいね!
お客さんの”あれ~?次のお料理わぁ???”という視線を
浴びまくって、どうしようって感じでした)
どれくらいだったのかな、そんなには長くないと思うけど・・・
ようやく厨房からカウンターにお皿が並びはじめました。
で、届いたのがこれ。
母のメニュー選択の決め手となった帆立の冷製パスタ。
ソースは、ムール貝の出汁とナス。
紫蘇の実が散らしてあります。
帆立。。。さっと炙ってありました。ちょっと温かかった。
いやぁ!これまた、美味しい!
帆立ももちろんなんだけど
何がって
紫蘇の実をこんなに意識したこと無かったなぁ。
紫蘇の実が全体をまとめ上げてくれてます。
ソースもしっかりパンで食べちゃいました。
オムレツです。
トリュフです。
チーズ、、ペコリーノとチェダー???、ちょっと忘れた。
何より、トリュフに驚いた。
(よく見たらメニューに書いてあったみたい)
しかも、とぉーってもいい香り。
たまに、シコシコ歯ごたえだけ、みたいなときもあるので
期待しなかった分?
兎に角いい香りぃぃぃぃ
きっといいトリュフに違いない。
そして。。。ふわふわのオムレツの中に
食感と味のアクセントにパンチェッタが
ちらっと入っています。
この組み合わせ・・・何だ?
「カルボナーラ!」
あんこさんが作るカルボナーラが浮かんじゃったんだな。
思わず、サービスのお姉さんに言っちゃいました。
「中に、パンチェッタですか?」
「はい」
「カルボナーラみたいですね!」
「あ、そういわれたのは、初めてです。。。
いいですね。今度使わせていただきます」
え、あ、褒められた?!おねーさん、上手だ
でも、ともかく、美味しかった。
いよいよメイン。
これは、母。短角牛のステーキです。
あんこさん、松坂ポークと熟成牛のハンバーグとフォアグラのソテー
添えてあるのは、ジャガイモグラタン。
フォアグラ、美味しい!
(この時すでにワインは赤です。
ピノノワール、グルナッシュ・シラー、ギリシア?産のカベルネソービニオン
と言われたので、グルナッシュ・シラーにしました)
ハンバーグもふんわり肉汁たっぷり。
美味しい☆
デザート
ピンぼけです。単純にバニラでは無かったと。。。
右には、巨峰、洋なし、柿、栗 ラズベリーソースと。。。
です。
柿は今シーズンお初です
コーヒーをいただいて・・・
だーーーい満足。
一度入ってみたかったお店。
とても、楽しかったです。
全体的に味のバランスがいい!
ひょっとしたら味が薄いっていう人がいるかも
(あんこさん、薄味党なので)
サービスのおねーさんのさり気ない気遣いもいいし。
よく見ると器が西洋じゃないね。
和っぽい。
聞けば鈴なんとかっていう業者さんに頼んでオリジナルで作ってもらっているとか。
最後、お店を出るときには
ほぼシェフをはじめ、ほぼ全員のみなさまに見送られました
(って、お店を出るためにその前を通るからなんだけど(^^;))
「飛び込みで来たのに、入れてよかったです。ありがとうございました」
と言ったところ
「こちらこそ、助かりました」
と。。。。
(・・・・結局、隣の席、3人来る予定だったのに、来なかった?
お店も大変です)
お店を出ても、あんこさんと母の姿が見えなくなるまで
お見送りしてくれていました。
ありがとうございます。
こんな風に美味しくて、幸せな気持ちになれましたが
帰宅すれば、現実が。。。。
あんこさんの病気?について、先生とお話ししなくては。。。
と言うことで、三連休の初日の土曜日、いつもの病院へ行きました。
そんなこんなで、会津まつり・・・行きたかったけど。
いいお天気で、盛り上がったんだろうなぁ。。。。